日東駒専の序列はどう変わった?1985年から2026年までの偏差値と大学ランキングの歴史
「日東駒専」と聞いて、皆さんはどの大学が最も難しいと思いますか?
日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学。
首都圏の有名私立大学4校をまとめた「日東駒専」という呼び名は、昭和から令和まで長く使われてきました。
しかし、実はこの4大学の入試難易度は、昔から同じだったわけではありません。
1985年の経済学部経済学科の偏差値を調べると、最も高かったのは専修大学でした。ところが、わずか6年後の1991年には駒澤大学がトップになっています。
さらに近年では、東洋大学の一部学部・入試方式で高い偏差値が見られるなど、4大学の難易度には新たな特徴が表れています。
果たして、昔の日東駒専と現在の日東駒専では、どれほど違いがあるのでしょうか?
今回は、1980年代から2026年までの偏差値資料をもとに、昭和・平成・令和の大学序列の変化を振り返ります。
※本記事でいう「序列」は、主に一般選抜における入試難易度の比較です。大学の教育・研究水準、就職実績、社会的評価などを含めた総合順位ではありません。また、異なる予備校や時代の偏差値をそのまま比較することはできないため、資料ごとの条件を明記しています。
- 1. 日東駒専とは?50年以上使われてきた大学群
- 2. 1985年の日東駒専の序列|昭和は専修大学がトップだった?
- 3. 1991年の日東駒専|私大バブルで駒澤大学が逆転!
- 4. 1985〜1991年の7年間を比較|実は何度も順位が入れ替わっていた
- 5. 2000年代の日東駒専|私大バブルが終わり難易度はどうなった?
- 6. 2002〜2021年の日東駒専|最も偏差値が上がったのはどこ?
- 7. 2026年現在の日東駒専の序列は?最新の入試難易度を比較
- 8. 昭和・平成・令和で日東駒専の勢力図はどう変わった?
- 9. なぜ日東駒専の序列は変わるのか?
- 10. 日東駒専の序列は文系と理系で違う?
- 11. 日東駒専の序列に関するよくある質問
- 12. まとめ|日東駒専の序列は50年間固定されていなかった
- 参考文献・出典
1. 日東駒専とは?50年以上使われてきた大学群
日東駒専とは、次の4大学をまとめた通称です。
| 略称 | 大学名 | 創立・起源 |
|---|---|---|
| 日 | 日本大学 | 1889年、日本法律学校 |
| 東 | 東洋大学 | 1887年、私立哲学館 |
| 駒 | 駒澤大学 | 禅宗の学問所にルーツを持つ |
| 専 | 専修大学 | 1880年、専修学校 |
いずれも長い歴史を持つ私立大学ですが、教育分野や学部構成、キャンパスの立地などには違いがあります。
「日東駒専」という名称は、1970年代に旺文社の受験情報誌『螢雪時代』の編集長を務めた代田恭之氏が考案したとされています。
当時の受験生に大学を覚えやすく紹介するための呼び名であり、4大学に公式な順位を付けるために作られたものではありません。
実際、大学群の名称は長く使われていても、各大学の入試難易度は時代によって変化しています。
関連記事:大学群の名称はいつ生まれたのか?
「早慶上智」「MARCH」「日東駒専」などの名称の誕生や変遷については、次の記事で詳しく紹介しています。
大学群の変遷50年史!早慶上智から早慶上理、MARCHからGMARCHへ
本記事では名称の歴史ではなく、4大学の入試難易度がどう変化したかに注目します。
2. 1985年の日東駒専の序列|昭和は専修大学がトップだった?

まずは、昭和60年にあたる1985年の偏差値を見てみましょう。
比較するのは4大学に共通する「経済学部経済学科」です。
当時の代々木ゼミナールの偏差値を転載した資料によると、1985年の順位は次のとおりでした。
1985年・日東駒専 経済学部経済学科の偏差値ランキング
| 順位 | 大学名 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 1位 | 専修大学 | 54.9 |
| 2位 | 日本大学 | 53.8 |
| 3位 | 駒澤大学 | 52.5 |
| 4位 | 東洋大学 | 52.4 |
出典:はる坊の雑記「1985年度~1991年度入試で私大の偏差値はここまで上昇した!」(代々木ゼミナールの過去データを転載。原資料との直接照合は未実施)
1985年の経済学科では、専修大学が最も高い偏差値を記録していました。
現在の受験生にとっては、少し意外な結果かもしれません。
一方、日本大学が2位、駒澤大学が3位、東洋大学が4位という結果でした。
ただし、4大学の偏差値差は最大でも2.5ポイントです。極端な難易度差があったわけではありません。
また、これは経済学科の比較であり、文学部や法学部などを含めた大学全体の序列ではありません。
それでも、1985年の経済学科では専修大学がトップだったという事実は、当時の受験事情を振り返るうえで興味深いデータといえるでしょう。
3. 1991年の日東駒専|私大バブルで駒澤大学が逆転!
1980年代後半から1990年代初頭にかけて、日本の大学受験は大きな転換期を迎えました。
18歳人口が多かったことに加え、大学進学への関心が高まり、私立大学の一般入試では激しい競争が繰り広げられました。
この時期は「私大バブル」と呼ばれることもあります。
それでは、1985年から6年後の1991年に、日東駒専の偏差値はどう変わったのでしょうか?
1991年・日東駒専 経済学部経済学科の偏差値ランキング
| 順位 | 大学名 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 1位 | 駒澤大学 | 62.0 |
| 2位 | 日本大学 | 61.5 |
| 3位 | 専修大学 | 60.9 |
| 4位 | 東洋大学 | 60.0 |
出典:前掲の1985〜1991年偏差値資料
驚くことに、1985年に3位だった駒澤大学が、1991年にはトップになっています。
一方、1985年に首位だった専修大学は3位となりました。
しかも、4大学すべてが偏差値60を超えています。
ここで重要なのは、単なる順位の入れ替わりではありません。
1985年から1991年のわずか6年間で、4大学とも偏差値が大幅に上昇しているのです。
1985年と1991年を比較!最も偏差値が上がった大学は?
| 大学名 | 1985年 | 1991年 | 上昇幅 |
|---|---|---|---|
| 駒澤大学 | 52.5 | 62.0 | +9.5 |
| 日本大学 | 53.8 | 61.5 | +7.7 |
| 東洋大学 | 52.4 | 60.0 | +7.6 |
| 専修大学 | 54.9 | 60.9 | +6.0 |
※経済学部経済学科の偏差値。1985年と1991年の掲載値から算出。
最も偏差値の上昇幅が大きかったのは駒澤大学で、9.5ポイントも上昇していました。
東洋大学も7.6ポイント上昇し、1985年と比較して大きく難化しています。
1991年に4大学の偏差値が60を超えたことからも、当時の私立大学入試の競争の激しさがうかがえます。
ただし、この偏差値60を現在の偏差値60と同じ難易度として扱うことはできません。模試の受験者層、試験科目、入試制度などが異なるためです。
4. 1985〜1991年の7年間を比較|実は何度も順位が入れ替わっていた
1985年と1991年だけでは、途中の変化が見えません。
そこで、7年間の偏差値をすべて並べてみましょう。
日東駒専・経済学部経済学科の偏差値推移
| 年度 | 日本大学 | 東洋大学 | 駒澤大学 | 専修大学 |
|---|---|---|---|---|
| 1985 | 53.8 | 52.4 | 52.5 | 54.9 |
| 1986 | 55.4 | 51.5 | 53.5 | 54.7 |
| 1987 | 53.7 | 51.9 | 52.5 | 53.9 |
| 1988 | 55.6 | 53.0 | 52.5 | 54.6 |
| 1989 | 61.0 | 57.1 | 58.8 | 59.2 |
| 1990 | 61.8 | 57.8 | 60.8 | 60.2 |
| 1991 | 61.5 | 60.0 | 62.0 | 60.9 |
出典:前掲の過去偏差値資料。太字は各年度の4大学中最高値。
この表を見ると、興味深い事実が分かります。
1985年は専修大学、1986年は日本大学、1987年は再び専修大学、1988〜1990年は日本大学、1991年は駒澤大学がトップでした。
つまり、日東駒専の経済学科には、少なくともこの7年間にわたって固定された順位が存在していたわけではありません。
1988年から1989年に起きた急上昇
特に注目したいのが1988年から1989年の変化です。
- 日本大学:55.6 → 61.0
- 東洋大学:53.0 → 57.1
- 駒澤大学:52.5 → 58.8
- 専修大学:54.6 → 59.2
4大学とも、わずか1年で大きく偏差値を上げています。
この時期の急激な難化は、いわゆる私大バブル期の特徴を考えるうえで重要です。
ただし、偏差値の上昇を受験人口の増加だけで説明することはできません。模試の母集団や入試方式の変化なども影響するため、複数の要因を考える必要があります。
5. 2000年代の日東駒専|私大バブルが終わり難易度はどうなった?
1990年代初頭に高い偏差値を記録した日東駒専ですが、その状態がそのまま続いたわけではありません。
1990年代後半から2000年代にかけて、日本の大学入試を取り巻く環境は変わっていきました。
少子化によって18歳人口が減少する一方、大学進学率は上昇しました。
大学数や学部・学科の設置状況も変化し、受験生の選択肢は広がっていきます。
こうした環境変化のなかで、日東駒専の入試難易度にも変化が表れました。
ダイヤモンド・オンラインが2021年11月に公開した記事によると、ベネッセコーポレーションのデータで長期的な偏差値の推移を調べた結果、日東駒専は2000年代に偏差値が5ポイント程度低下し、その後再び上昇に転じたとされています。
これは1990年代初頭の私大バブル期とは異なる動きです。
つまり、日東駒専の難易度は右肩上がりを続けてきたわけではなく、時代によって上昇と下降を経験していたのです。
参考:ダイヤモンド・オンライン「MARCHと日東駒専『全学部の全偏差値』過去29年の推移を分析!」
6. 2002〜2021年の日東駒専|最も偏差値が上がったのはどこ?
次は、平成から令和にかけての変化を見てみましょう。
ダイヤモンド・オンラインでは、ベネッセコーポレーションの偏差値をもとに、2002年度と2021年度の比較可能な学部の平均偏差値を比較しています。
その結果がこちらです。
2002〜2021年度・偏差値上昇幅ランキング
| 順位 | 大学名 | 上昇幅 |
|---|---|---|
| 1位 | 駒澤大学 | +10.8 |
| 2位 | 東洋大学 | +8.9 |
| 3位 | 専修大学 | +8.2 |
| 4位 | 日本大学 | +6.2 |
出典:ダイヤモンド・オンライン(2021年11月3日)。比較可能な学部の偏差値の単純平均を比較した数値。
この約20年間で最も上昇幅が大きかったのは、駒澤大学でした。
続いて東洋大学、専修大学、日本大学という順番です。
ここで面白いのは、1985〜1991年の経済学科でも、2002〜2021年の学部平均でも、駒澤大学の上昇幅が大きかったことです。
ただし、両者は異なる予備校のデータであり、対象も特定学科と複数学部の平均という違いがあります。単一の連続した偏差値推移として扱うことはできません。
また、上昇幅が最も大きかった大学が、2021年時点で最も難しい大学だったという意味でもありません。
偏差値の変化を理解するには、「どの大学が高いか」と「どの大学が大きく上昇したか」を分けて考える必要があります。
7. 2026年現在の日東駒専の序列は?最新の入試難易度を比較
それでは、現在の日東駒専はどうなっているのでしょうか?
ここでは、2026年10月時点で河合塾Kei-Netに公開されている2027年度入試向けのボーダー偏差値を確認します。
ボーダー偏差値とは、一般に合格可能性が50%となる目安の数値です。
これは翌年度入試の予測値であり、2027年度の入試結果が確定したことを示すものではありません。
最新の日東駒専・経済学部の偏差値
| 大学名 | 経済学部の偏差値帯 |
|---|---|
| 日本大学 | 47.5〜52.5 |
| 東洋大学 | 47.5〜57.5 |
| 駒澤大学 | 47.5〜52.5 |
| 専修大学 | 45.0〜50.0 |
※河合塾Kei-Net、2027年度入試向け一般選抜ボーダーライン。学科・入試方式を含む範囲であり、同一方式だけの比較ではありません。
この比較では、東洋大学の偏差値上限が57.5となっており、4大学の中で最も高くなっています。
ただし、下限まで含めた難易度が東洋大学だけ突出しているわけではありません。
日本大学と駒澤大学の経済学部は、どちらも47.5〜52.5という範囲です。
専修大学は45.0〜50.0となっていますが、同大学の経済学部には複数の学科があり、入試方式によって難易度が異なります。
東洋大学の経済学科に注目
東洋大学の経済学部経済学科では、2027年度入試向けの一般選抜ボーダー偏差値に次のような違いがあります。
| 入試方式 | 偏差値 |
|---|---|
| 前期3教科(英・国・数) | 55.0 |
| 前期3教科(英・国・地公) | 57.5 |
| 前期3教科最高 | 57.5 |
| 前期4教科 | 52.5 |
同じ大学、同じ経済学科であっても、入試方式によって5.0ポイントの差があることが分かります。
したがって、「東洋大学が日東駒専のトップ」と大学全体について断言することは適切ではありません。
しかし、現在の経済学部の一部入試方式では、東洋大学が4大学中で最も高い偏差値を示していることは確かです。
これは1985年の経済学科で東洋大学が4校中4位だったことと比較すると、非常に興味深い変化です。
参考:河合塾Kei-Net
日本大学 / 東洋大学 / 駒澤大学 / 専修大学
8. 昭和・平成・令和で日東駒専の勢力図はどう変わった?

ここまでのデータを整理すると、日東駒専の難易度は時代によって異なる動きを見せていたことが分かります。
日東駒専の序列・難易度の変遷まとめ
| 時期 | 主な特徴 |
|---|---|
| 1985年 | 経済学科では専修大学がトップ |
| 1988〜1990年 | 経済学科では日本大学がトップ |
| 1991年 | 経済学科では駒澤大学がトップ |
| 2000年代 | 日東駒専全体に偏差値低下の時期 |
| 2002〜2021年 | 比較可能な学部の平均偏差値上昇幅は駒澤大学が最大 |
| 2026年時点 | 翌年度入試予測では東洋大学の経済学部の偏差値上限が高い |
※時期ごとに出典、偏差値の算出方法、比較対象が異なります。大学全体の順位表ではありません。
特に印象的なのは、1985年と1991年の順位変化です。
わずか6年間でも、経済学科のトップは専修大学から駒澤大学に入れ替わっていました。
また、2026年時点の入試難易度を見ると、東洋大学の一部の経済学部入試方式が高い偏差値を示しています。
つまり、「日東駒専」という呼び名が同じであっても、4大学の入試難易度の位置関係は決して固定されていないということです。
9. なぜ日東駒専の序列は変わるのか?
大学の入試難易度は、大学の歴史や知名度だけで決まるものではありません。
主に次のような要因が関係しています。
① 受験人口と大学進学率の変化
1980年代後半から1990年代初頭には、多くの受験生が私立大学の限られた定員を目指して競争していました。
その後は18歳人口が減少する一方で、大学進学率が上昇しました。
こうした変化は大学入試の競争状況に影響します。
② 学部・学科の新設や改編
大学によって、時代に合わせて学部や学科の構成が変わります。
例えば、専修大学の経済学部は現在、現代経済学科・生活環境経済学科・国際経済学科などを設置しています。
1985年の「経済学科」と現在の複数の経済系学科は、完全に同じ比較対象ではありません。
③ 入試方式の多様化
一般選抜だけでも、全学部統一方式、学部個別方式、共通テスト利用方式など、さまざまな入試が行われています。
科目数や配点、試験方式によって偏差値も異なります。
そのため、大学全体の偏差値上限だけを比較して序列を決めることには注意が必要です。
④ キャンパスの立地や大学の特色
志望校選びでは、学びたい分野、通学のしやすさ、キャンパス環境、就職支援なども重視されます。
大学ごとの魅力や受験生の志望動向が変われば、入試競争の状況も変化する可能性があります。
ただし、特定大学の偏差値が上昇した原因を、一つの要因だけで説明することはできません。
10. 日東駒専の序列は文系と理系で違う?
ここで、もう一つ考えておきたいことがあります。
それは「日東駒専」という分類が、すべての学部に同じように当てはまるわけではないという点です。
日本大学には理工学部や生産工学部などがあり、東洋大学にも理工学部などがあります。
一方、駒澤大学と専修大学は文系を中心とした学部構成です。駒澤大学には医療健康科学部、専修大学にはネットワーク情報学部もありますが、4大学が同じ理工系の学問分野をそろえているわけではありません。
そのため、理系の進学先を比較するときには、日東駒専という大学群の名称よりも、学科の専門分野や研究設備、大学院への進学状況などを比較したほうが実態をつかみやすい場合があります。
また、経済学部では専修大学が高かった1985年でも、ほかの学部では別の順位だった可能性があります。
日東駒専の序列を考える際には、大学全体のイメージだけでなく、志望する学部や学科に注目することが大切です。
11. 日東駒専の序列に関するよくある質問
Q1. 昔の日東駒専で最も偏差値が高かったのはどこ?
1985年の代々木ゼミナールの偏差値を転載した資料では、経済学部経済学科は専修大学が54.9で4大学中トップでした。
ただし、これは特定学科の順位であり、大学全体の順位ではありません。
Q2. 1990年代の日東駒専は今より難しかった?
1991年の経済学科では、4大学すべてが偏差値60以上を記録した資料があります。
当時の私立大学入試が難化していたことを示すデータの一つですが、模試の母集団などが違うため、現在より必ず難しかったと数値だけで断定することはできません。
Q3. 日東駒専で偏差値が最も伸びた大学は?
2002〜2021年度の比較可能な学部の平均偏差値の上昇幅では、駒澤大学が10.8ポイントで最大でした。
続いて東洋大学が8.9ポイント、専修大学が8.2ポイント、日本大学が6.2ポイントでした。
Q4. 現在の日東駒専は東洋大学がトップ?
2026年10月時点で公開されている2027年度入試向け河合塾データでは、経済学部の偏差値上限は東洋大学が4大学中で最も高くなっています。
しかし、ほかの学部や入試方式まで含めた総合順位を意味するわけではありません。
Q5. 日東駒専という呼び名は今後変わる?
今後の名称の変化は予測できません。
大学群は受験情報を分かりやすく伝えるための通称であり、大学が公式な序列を決めたものではありません。
名称が長く使われ続けても、大学の特色や学部ごとの難易度は変わる可能性があります。
12. まとめ|日東駒専の序列は50年間固定されていなかった
今回は、日東駒専の偏差値と入試難易度の変化を1980年代から振り返りました。
1985年の経済学科では専修大学がトップでしたが、1991年には駒澤大学が逆転しています。
また、2002〜2021年度の比較可能な学部の平均偏差値上昇幅では、駒澤大学が最大でした。
そして現在は、東洋大学の経済学部に、4大学の中でも高い偏差値を示す入試方式が存在します。
ただし、これらの数値は時代や学部、使用した予備校のデータが異なるため、一本の総合ランキングとしてつなげることはできません。
今回の資料から分かるのは、日東駒専という4大学の名称が定着していても、その入試難易度は一定ではなかったという事実です。
大学群は志望校を考えるうえで便利な分類です。しかし、それだけで大学の価値や学びの内容が決まるものではありません。
昭和の受験生が抱いていた大学のイメージと、令和の受験生が見る大学の難易度は、必ずしも一致しないのです。
皆さんが大学受験を経験した頃、日東駒専ではどの大学が難しいという印象がありましたか?
当時の受験事情や大学のイメージも、ぜひ振り返ってみてください。
あわせて読みたい|大学群の歴史
日東駒専だけでなく、早慶上智・MARCH・関関同立などの大学群がいつ誕生し、どのように変わってきたのかについては、次の記事で詳しく解説しています。
大学群の変遷50年史!早慶上智から早慶上理、MARCHからGMARCHへ

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参考文献・出典
- はる坊の雑記|1985年度~1991年度入試で私大の偏差値はここまで上昇した!
1985〜1991年の代々木ゼミナール偏差値を転載した二次資料。 - ダイヤモンド・オンライン|MARCHと日東駒専「全学部の全偏差値」過去29年の推移を分析!
2021年11月3日公開。ベネッセコーポレーションのデータによる長期比較。 - 河合塾Kei-Net|日本大学 入試難易度
- 河合塾Kei-Net|東洋大学 入試難易度
- 河合塾Kei-Net|駒澤大学 入試難易度
- 河合塾Kei-Net|専修大学 入試難易度
※最新の入試難易度は2026年10月時点の公開情報を参照しています。数値は更新される場合があります。受験校を選ぶ際には、各大学の公式入試情報や最新の募集要項も確認してください。


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