東京工芸大学は「消える」?「Fラン」と言われる理由と実態を解説

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大学あれこれ

東京工芸大学は「消える」?「Fラン」と言われる理由と実態を解説

大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。

「東京工芸大学 消える」「東京工芸大学 Fラン」といった検索キーワードを見て、不安に思う受験生や保護者もいるかもしれません。

しかし、インターネット上の噂は必ずしも大学の実態を正確に反映しているとは限りません。

大学の評価を考える際には、偏差値だけでなく、教育内容や就職実績、口コミなどを総合的に見ることが重要です。

本記事では、東京工芸大学が「消える」「Fラン」と言われる理由を分析しながら、偏差値や就職実績、大学の特徴などをもとに実態を解説します。

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東京工芸大学は消えると言われる理由

インターネット上では「東京工芸大学は消えるのではないか」という噂が見られることがあります。

しかし、結論から言えば大学が消滅する予定はありません

このような噂が広がった背景には、いくつかの要因があります。

芸術学部のキャンパス移転

最も大きな理由は、2019年に行われたキャンパス再編です。

それまで芸術学部は厚木キャンパスにも拠点がありましたが、2019年4月に中野キャンパスへ集約されました。

この移転によって「キャンパスがなくなった」という情報が広まり、「大学が縮小しているのではないか」という誤解につながったと考えられます。

しかし実際には、芸術学部は中野キャンパスで教育活動を継続しており、大学が消滅する事実はありません。

学科再編による誤解

工学部では2023年に学科再編が行われ、従来の複数学科から工学科1学科体制へと変更されました。

この改革は教育内容の柔軟化を目的としたものですが、ネット上では「学科が減った=大学が衰退している」という誤解も見られました。

東京工芸大学はFランなのか

東京工芸大学が「Fラン」と言われる理由の一つに、偏差値のイメージがあります。

パスナビによると、東京工芸大学の偏差値は次の通りです。

東京工芸大学の偏差値

学部共通テスト得点率偏差値
工学部37%~42%BF~37.5
芸術学部51%~74%35.0~50.0

工学部は偏差値が低めのため、ネット上では「Fランではないか」と言われることがあります。

一方で、芸術学部は専攻によって難易度に差があり、映像・デザイン系の人気分野では偏差値50前後になる場合もあります。

また芸術系大学では、作品制作や実技など専門分野の能力が重視されることも多く、偏差値だけで大学の実力を判断することは難しい面もあります。

東京工芸大学とは

東京工芸大学は、1923年(大正12年)に創立された歴史ある大学です。

前身は日本初の写真専門教育機関である「小西写真専門学校」で、写真技術の発展を担う人材育成を目的として設立されました。

その後、名称変更や学部の拡充を経て、1977年に現在の「東京工芸大学」となりました。

1994年には芸術学部が開設され、アニメーションやマンガ、ゲームなどメディア芸術分野の教育にも力を入れています。

2023年には創立100周年を迎え、現在も教育・研究活動が続けられています。

東京工芸大学のキャンパス

東京工芸大学には、主に芸術学部が学ぶ「中野キャンパス」と、工学部が学ぶ「厚木キャンパス」の2つのキャンパスがあります。

中野キャンパス

東京都中野区にあるキャンパスで、芸術学部の学生が通学しています。

2019年に芸術学部がこのキャンパスへ集約され、映画・アニメ・デザインなどメディア芸術分野の教育拠点となっています。

厚木キャンパス

神奈川県厚木市にあるキャンパスで、工学部の学生が学んでいます。

広大な敷地に研究施設や図書館、スポーツ施設などが整備されており、工学教育の拠点となっています。

東京工芸大学の就職実績

大学の評価を考える上で重要なのが就職実績です。

パスナビによると、2024年4月~2025年3月卒業生の進路は次の通りです。

学部卒業者就職希望者就職者進学者
工学部38033333132
芸術学部55640437327

※工学部の人数は2023年度実績

工学部では就職希望者333人のうち331人が就職しており、就職率は約99%と非常に高い水準となっています。


主な就職先

工学部

  • 総合車両製作所
  • 日本貨物鉄道(JR貨物)
  • 日立Astemo
  • 大崎電気工業
  • メイコー
  • アルファシステムズ
  • コクヨ
  • 住友電装
  • 中日本高速道路
  • 積水ハウス

メーカーやインフラ企業など、技術系企業への就職実績があります。

芸術学部

  • キヤノン
  • 博報堂プロダクツ
  • アドブレーン
  • サンエックス
  • テレビ朝日クリエイト
  • A-1 Pictures
  • Cygames Pictures

広告・映像・アニメ制作など、クリエイティブ分野への就職が見られます。

東京工芸大学の口コミ・評判

大学情報サイト「みんなの大学情報」によると、東京工芸大学の総合評価は3.68(口コミ207件)となっています。

主な口コミをまとめると次の通りです。

講義・教員

現場で活躍するプロの講師が多く、専門的で実践的な授業を受けられる点が評価されています。一方で、教授によって授業の質に差があるという意見も見られます。

施設・設備

芸術学部では撮影スタジオやPCルームなど制作設備が充実している点が高く評価されています。個人では購入できない高価な機材を利用できる点もメリットです。

立地

中野キャンパスは新宿にも近く便利な立地です。一方で厚木キャンパスは本厚木駅からバス利用となるため、アクセス面ではやや不便という声もあります。

学生生活

個性的な学生が多く、自由な雰囲気の大学という口コミが多く見られます。同じ趣味を持つ仲間と出会いやすい環境と言えるでしょう。

東京工芸大学は【恥ずかしい】のか?ネット上で「恥ずかしい」と言われている理由を考察

まとめ:東京工芸大学は「消える」?「Fラン」と言われる理由と実態を解説

東京工芸大学が「消える」と言われる理由には

  • 芸術学部のキャンパス移転
  • 学科再編
  • 偏差値のイメージ

などが挙げられます。

しかし実際には、

  • 1923年創立の歴史ある大学
  • 2023年に創立100周年
  • 高い就職率

など、安定した教育機関として活動を続けています。

大学選びではネットの噂だけで判断するのではなく、学びたい分野や将来の進路を踏まえて判断することが重要です。

東京工芸大学も、工学や映像・デザインなどの分野に興味がある人にとっては、十分に魅力のある大学と言えるでしょう。

この記事を書いた人

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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