明治大学VS中央大学、行くならどっち?偏差値・就職・ダブル合格・法学部を比較

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大学あれこれ

明治大学VS中央大学、行くならどっち?偏差値・就職・ダブル合格・法学部を比較

明治大学と中央大学は、どちらもMARCHを代表する人気私立大学です。

受験生の間では、

「明治大学の方が上なの?」
「中央大学は法学部なら明治より強い?」
「両方受かったらどちらに進学する人が多い?」

といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、大学全体の入試難易度や受験人気、民間企業への就職では明治大学がやや優勢です。

一方で、中央大学には「法科の中央」と呼ばれる法学部があり、司法試験や公務員試験では明治大学を大きく上回る実績があります。

つまり、

大学全体で選ぶなら明治大学が優勢。
しかし、法曹・公務員を目指すなら中央大学が非常に強い。

というのが、この2大学を比較するうえで大きなポイントです。

今回は、偏差値、ダブル合格、就職、資格、キャンパス、学費などから、明治大学と中央大学を詳しく比較します。

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明治大学と中央大学の偏差値・入試難易度を比較

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まずは入試難易度です。

河合塾などのデータを見ると、明治大学の偏差値帯はおおむね57.5~67.5、中央大学は52.5~62.5となっています。

大学全体の偏差値帯を見ると、明治大学の方が高めです。

共通テスト利用入試のボーダー得点率についても、明治大学はおおむね75~86%、中央大学は75~82%程度となっています。

ただし中央大学法学部では共通テスト得点率がさらに高くなる方式もあり、学部によって状況は大きく異なります。

全体の難易度は明治大学が優勢

法学部を除けば、商・経済・経営系や理系でも明治大学の方が高い偏差値となるケースが多く、大学全体の入試難易度では明治大学が一歩リードしていると考えてよいでしょう。

一方で、中央大学には明治大学と同等、あるいはそれ以上の評価を受ける学部があります。

それが法学部です。

法学部なら中央大学が強い

明治大学と中央大学を比較するうえで、避けて通れないのが中央大学法学部です。

中央大学は昔から「法科の中央」と呼ばれ、法曹界に多数の卒業生を送り出してきました。

2023年には法学部が八王子市の多摩キャンパスから、東京都文京区の茗荷谷キャンパスへ移転。

都心回帰によって人気も上昇し、入試難易度も再び上昇しています。

現在では中央大学法学部法律学科の偏差値は62.5程度となる方式があり、明治大学法学部の60.0~62.5とほぼ同等です。

司法試験では中央大学が圧倒

2025年司法試験では、中央大学法科大学院から77人が合格。

一方、明治大学法科大学院は21人でした。

合格率でも中央大学が明治大学を大きく上回っています。

司法試験予備試験でも、中央大学は非常に多くの受験生・合格者を出しており、法曹を目指す学生の層の厚さが分かります。

弁護士、裁判官、検察官などの法曹を目指すなら、中央大学法学部はMARCHの中でも別格の存在と言ってよいでしょう。

ダブル合格では明治大学が優勢。ただし法学部は逆転

では、明治大学と中央大学の両方に合格した受験生は、実際にどちらを選んでいるのでしょうか。

ダブル合格時の進学先を見ると、大学全体では明治大学を選ぶ受験生が多い傾向があります。

比較データによって多少数字は異なりますが、両大学に合格した場合、7~8割程度が明治大学を選択するケースもあります。

しかし、ここでも法学部は例外です。

明治法VS中央法は中央が優勢

法学部同士のダブル合格では、中央大学法学部を選ぶ割合が明治大学法学部を上回ります。

データによっては中央大学法学部を選ぶ割合が56%程度、さらに茗荷谷移転後には8割を超えるケースも確認されています。

つまり、

大学全体なら明治大学。
法学部なら中央大学。

という受験生の選択傾向がかなりはっきり表れています。

商・経済・経営系なら明治大学が優勢

ビジネス系の学部では、明治大学がかなり強いです。

明治大学には、

・商学部
・政治経済学部
・経営学部

という人気学部があります。

一方、中央大学には経済学部、商学部、国際経営学部などがあります。

偏差値を見ると、明治大学の商・政治経済・経営系はおおむね60.0~62.5以上の水準となり、中央大学の経済・商系より高めです。

ダブル合格でもその差が表れています。

明治商と中央商では、明治商を選ぶ割合が73.0%

明治経営と中央国際経営では、明治経営が68.0%となっています。

民間企業への就職やビジネス系の学びを重視する場合は、明治大学が有力な選択肢となります。

有名企業への就職では明治大学がリード

大手民間企業への就職を見ると、明治大学が優勢です。

有名企業400社実就職率では、2025年のデータで、

明治大学:32.0%
中央大学:26.4%

となっています。

明治大学はMARCHの中でも大手民間企業への就職力が非常に高い大学です。

駿河台や和泉、中野といった都心キャンパスへのアクセスの良さに加え、大学のキャリア支援や卒業生ネットワークも就職活動で強みとなっています。

ただし、中央大学は公務員や司法試験などを目指す学生が多いため、大手民間企業への実就職率だけで大学全体の進路実績を評価することはできません。

公務員を目指すなら中央大学が強い

公務員試験では中央大学が非常に強い実績を持っています。

国家公務員総合職試験では、中央大学から多数の合格者を輩出。

国家一般職や地方上級公務員でも毎年多くの学生が合格しています。

明治大学にも「行政研究所」があり、公務員試験では私立大学上位の実績があります。

それでも、

公務員=中央大学

という伝統的な強さは現在も健在です。

官公庁や地方自治体への就職を強く希望している人にとって、中央大学は魅力的な選択肢です。

公認会計士なら明治大学が強い

一方、公認会計士試験では明治大学が非常に強い実績を残しています。

近年、明治大学は公認会計士試験で年間81人前後の合格者を輩出し、全国でもトップクラス。

中央大学も63~64人程度と非常に高い実績ですが、直近では明治大学が上回っています。

その背景にあるのが、明治大学の経理研究所です。

経理研究所では、公認会計士を目指す学生向けの講座を大学内で受講できる体制が整えられています。

一般的に資格予備校に通えば高額な費用が必要になりますが、明治大学では学内で低コストに対策しやすい環境があります。

会計士を目指す学生にとって、大きなメリットと言えるでしょう。

資格サポートは「会計の明治」「法律の中央」

資格対策の仕組みそのものにも、両大学の個性が表れています。

明治大学には、公認会計士対策を支える経理研究所があります。

一方、中央大学にはかつて多摩キャンパスに難関資格を目指す学生が集まる「炎の塔」がありました。

現在、中央大学法学部が移転した茗荷谷キャンパスには、その機能を引き継いだ学生研究フロアが設けられています。

法職研究室や自習環境が用意され、司法試験や公務員試験を目指す学生を支援しています。

非常に分かりやすく言えば、

公認会計士なら明治大学
司法試験・公務員なら中央大学

という違いがあります。

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理系は明治がやや優勢だが中央も注目

理系については、入試難易度では明治大学がやや優勢です。

明治大学には理工学部、農学部、総合数理学部があります。

理工学部では建築、機械、電気電子など伝統的な工学分野が充実。

総合数理学部ではAI、データサイエンス、プログラミング、メディアサイエンスなどを学べます。

一方、中央大学は2026年4月に従来の理工学部を再編。

基幹理工学部
社会理工学部
先進理工学部

の3学部体制となりました。

特に魅力なのがキャンパスです。

中央大学の理工系3学部はすべて東京都文京区の後楽園キャンパスで4年間学びます。

明治大学理工学部は神奈川県川崎市の生田キャンパスなので、都心アクセスでは中央大学に大きな魅力があります。

したがって理系は、

入試難易度・ブランドでは明治やや優勢。
都心キャンパスや新しい学部構成では中央も魅力的。

という評価が妥当でしょう。

キャンパスはどちらが便利?

キャンパス環境は、学部によってかなり違います。

明治大学

法・商・政治経済・経営・文・情報コミュニケーションなどの主要文系学部は、

1・2年次:和泉キャンパス
3・4年次:駿河台キャンパス

で学びます。

和泉キャンパスは明大前駅、駿河台キャンパスは御茶ノ水・神保町エリアにあり、都心へのアクセスは良好です。

国際日本学部と総合数理学部は中野キャンパス、理工・農学部は生田キャンパスです。

中央大学

中央大学は学部によってキャンパスが大きく異なります。

法学部は茗荷谷キャンパス。

経済、商、文、総合政策、国際経営などは多摩キャンパス。

理工系は後楽園キャンパス。

国際情報学部は市ヶ谷田町キャンパスです。

特に法学部は茗荷谷駅から徒歩圏という非常に便利な立地になりました。

一方、多摩キャンパスは広大で自然豊かな環境ですが、都心から通う場合はアクセス面で不利になります。

学費は中央大学が安い傾向

文系学部の4年間学費を見ると、中央大学の方が安い傾向があります。

目安として、

中央大学文系:約436万~456万円
明治大学文系:約472万~532万円

程度となります。

法学部同士では、

中央大学法学部:約455万円
明治大学法学部:約473万円

となり、中央大学の方が約18万円安くなります。

一方、理系は両大学とも650万~670万円程度となり、大きな差はありません。

学費を重視するなら、特に文系では中央大学にメリットがあります。

一人暮らしなら中央・多摩は生活費を抑えやすい

大学進学では、学費だけでなく家賃や生活費も重要です。

明治大学の駿河台・和泉・中野、中央大学の茗荷谷・後楽園はいずれも東京23区内またはアクセスの良いエリアにあり、周辺の家賃は高めです。

一方、中央大学多摩キャンパス周辺の八王子・多摩エリアは、都心よりも家賃を抑えやすい傾向があります。

4年間一人暮らしをする場合、家賃の差だけでもかなり大きな金額になる可能性があります。

そのため、

大学生活全体の費用を抑えたい人には、中央大学多摩キャンパスという選択肢も魅力的

です。

ブランド・知名度では明治大学が優勢か

大学全体の受験人気やダブル合格時の選択を見ると、明治大学が優勢です。

明治大学はMARCHの中でも特に志願者が多く、全国的な知名度も高い大学です。

スポーツや芸能、メディアなどで卒業生を見る機会も多く、受験生以外にも大学名が知られています。

一方、中央大学にも「法科の中央」という非常に強いブランドがあります。

つまり、

大学全体のブランドなら明治大学。
法律分野のブランドなら中央大学。

と考えると分かりやすいでしょう。

MARCHの序列は昔から同じだったわけではありません。

2000年頃は中央大学法学部がMARCHでも別格の存在で、現在とは大学間の位置関係が異なっていました。
昔のMARCH序列は今と違う?2000年と現在の偏差値を比較した意外な結果

校風にも違いがある

校風については個人差があるため、一概には言えません。

ただし、一般的な大学イメージとしては違いがあります。

明治大学は都心型大学として、サークル、留学、インターン、就職活動など、幅広い活動に積極的な学生が多いイメージがあります。

中央大学は資格、公務員、専門分野の勉強などに真面目に取り組む実学志向のイメージが強い大学です。

ただし現在は中央大学も法学部や理工系が都心にあり、昔の「中央大学=多摩キャンパス」というイメージだけでは語れなくなっています。

同窓会ネットワークは両大学とも強い

明治大学には駿台会、中央大学には白門会という卒業生ネットワークがあります。

どちらも長い歴史を持つ大規模大学であり、多くの卒業生が企業、官公庁、法曹界などで活躍しています。

明治大学は民間企業を中心に幅広い業界で卒業生の存在感があります。

中央大学は特に法曹、官公庁、公務員、資格系の世界で強固なネットワークを持っています。

就職活動のOB・OG訪問だけでなく、卒業後の人脈という面でも、両大学とも大きなメリットがあります。

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明治大学と中央大学、結局どちらを選ぶ?

ここまでの比較をまとめると、次のようになります。

比較項目優勢
大学全体の入試難易度明治大学
ダブル合格明治大学
法学部中央大学
商・経済・経営明治大学
民間大手企業への就職明治大学
司法試験中央大学
公務員中央大学
公認会計士明治大学
理系明治やや優勢・中央も魅力
キャンパス学部による
学費中央大学
大学全体のブランド明治大学
法学ブランド中央大学

大学全体で見ると、明治大学がやや優勢です。

入試難易度、ダブル合格、大手民間企業への就職、商・経済・経営系などでは明治大学が強い結果となっています。

しかし、中央大学法学部は別格です。

法曹や公務員を目指すなら、明治大学より中央大学を選ぶ理由は十分にあります。

また、2023年の法学部都心移転や2026年の理工系再編によって、中央大学は以前よりも都心型大学としての性格を強めています。

したがって、

民間企業への就職や大学全体の人気を重視するなら明治大学。
司法試験・公務員・法学を重視するなら中央大学。

というのが、最も分かりやすい結論でしょう。

「明治と中央、どちらが上か」だけで考えるのではなく、自分が何を学び、卒業後に何を目指すのかで選ぶことが重要です。

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10年後のMARCHで最も躍進する大学はどこか。明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学について、理工系・AI・データサイエンス教育、学部再編、キャンパス立地、就職力、女子の理系進学などから2036年の姿を予測します。法学部の都心移転と理工系3学部への再編を進める中央大学を筆頭に、環境学部を設置した立教大学、情報・理系に強い法政大学など、各校の将来性と課題を詳しく解説します。

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この記事を書いた人

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

出典・参考資料

※偏差値・共通テスト得点率は、年度・学部・学科・入試方式によって異なります。また、ダブル合格時の進学率は大学公式データではなく、予備校等による調査結果をもとにしています。掲載数値は各調査時点のデータです。

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