SMART大学群とは?序列・偏差値・就職力を上智・明治・青学・立教・東京理科で比較
大学受験では「早慶」「MARCH」「日東駒専」など、難易度や地域の近い大学をまとめた「大学群」がよく使われます。
そのなかで、近年注目されているのが「SMART(スマート)」です。
SMARTを構成するのは、
- S:上智大学(Sophia University)
- M:明治大学(Meiji University)
- A:青山学院大学(Aoyama Gakuin University)
- R:立教大学(Rikkyo University)
- T:東京理科大学(Tokyo University of Science)
の5大学です。
従来の大学群でいえば、「早慶上理」の上智大学・東京理科大学と、「GMARCH」の明治大学・青山学院大学・立教大学を組み合わせた形になっています。
では、なぜ中央大学や法政大学ではなく、この5校なのでしょうか。
また、
SMARTの序列は、上智>東京理科>明治>青学>立教なのでしょうか。
結論からいえば、SMARTは単純に1位から5位まで並べられる大学群ではありません。
文系では上智大学、理系では東京理科大学が非常に強く、総合力では明治大学、ブランドや国際系では青山学院大学、特定の看板学部では立教大学が強さを見せます。
この記事では、偏差値だけではなく、ダブル合格時の進学先、有名企業への就職実績、大学ごとの得意分野まで比較し、SMARTの実態を考えていきます。
- SMART大学群とは?
- なぜSMARTという大学群が生まれたのか?
- SMARTの偏差値を比較
- 共通テスト得点率も高い
- SMARTの序列を考えるなら「W合格」が重要
- 理系では東京理科大学が非常に強い
- 明治・青学・立教の序列は?
- 立教経営は明治・青学を逆転する
- 青学も国際系では明治を逆転
- 青学と立教ならどちらが上?
- SMARTの就職力を比較
- 就職なら東京理科大学が圧倒的?
- 【S】上智大学の強み
- 【M】明治大学の強み
- 【A】青山学院大学の強み
- 【R】立教大学の強み
- 【T】東京理科大学の強み
- 結局SMARTの序列は?
- 文系のSMART序列
- 理系のSMART序列
- 就職力で見るSMART
- ブランドで見るSMART
- SMARTはMARCHに代わる大学群なのか?
- SMARTは早慶に届かなかった人の大学群?
- SMARTのおすすめ大学は目的によって違う
- SMART大学群の序列まとめ
- SMARTに関するよくある質問
- 出典・参考資料
SMART大学群とは?
SMARTとは、次の5大学の頭文字を組み合わせた大学群です。
| 頭文字 | 大学 |
|---|---|
| S | 上智大学 |
| M | 明治大学 |
| A | 青山学院大学 |
| R | 立教大学 |
| T | 東京理科大学 |
「SMART」という英単語自体に「賢い」「洗練された」という意味があるため、覚えやすい大学群でもあります。
この呼称は2019年前後から受験情報の世界で取り上げられるようになり、その後、雑誌や受験情報サイトなどを通じて知られるようになりました。
ただし、早慶やMARCHと同様、大学や文部科学省が公式に認定している区分ではありません。
あくまで、入試難易度や受験生の志望動向などを説明するために使われる大学群の呼称と考えるのが適切でしょう。
なぜSMARTという大学群が生まれたのか?

SMARTが注目される理由の一つが、従来の「早慶上理」と「GMARCH」では説明しにくくなった大学間の位置関係です。
従来は、
早稲田・慶應・上智・東京理科=早慶上理
その下に、
学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政=GMARCH
という括りが一般的でした。
ところが実際の入試では、同じ大学群の中でも学部によって難易度にかなり差があります。
また、MARCHの中でも明治・青学・立教の人気が高く、「MAR」と呼ばれることがあります。
一方、早稲田・慶應と上智・東京理科についても、すべてを完全に同じ難易度帯と考えるのは難しいケースがあります。
そこで、
上智・東京理科+明治・青学・立教
という、難関私立大学の新しい括りとしてSMARTが登場したわけです。
SMARTの偏差値を比較
SMARTの難易度は学部による差がかなり大きいため、「大学偏差値○○」だけで比較するのは適切ではありません。
河合塾系のボーダー偏差値を見ると、概ね次のような特徴があります。
| 大学 | 主な偏差値帯のイメージ | 難関学部の例 |
|---|---|---|
| 上智大学 | 57.5~70.0前後 | 経済・外国語・法など |
| 明治大学 | 57.5~67.5前後 | 政治経済・商・経営など |
| 青山学院大学 | 52.5~65.0前後 | 国際政治経済・文など |
| 立教大学 | 55.0~65.0前後 | 異文化コミュニケーション・経営など |
| 東京理科大学 | 57.5~62.5前後が中心 | 理・工・薬など |
※入試方式・学科によって数値は大きく異なります。東京理科大学理学部第二部などは別の難易度帯となるため、単純平均には注意が必要です。
偏差値だけを見ると、文系では上智大学が一歩リードするケースが多くなります。
ただし、明治大学政治経済学部、立教大学異文化コミュニケーション学部・経営学部、青山学院大学国際政治経済学部など、各大学に突出した難関学部があります。
そのため、
「上智だからすべての学部で明治・青学・立教より難しい」
とまでは言えません。
共通テスト得点率も高い
SMART各大学では、共通テスト利用・併用方式で80%台の得点率が必要になるケースが珍しくありません。
難関学部・方式では85~90%前後に達するケースもあります。
特に、
- 上智大学
- 明治大学
- 立教大学
- 東京理科大学
の人気学部では、高い共通テスト得点率が求められます。
つまりSMARTは、MARCHの一部を再編した単なる「ブランド大学群」というより、入試難易度そのものが高い大学が集まったグループと見ることができます。
SMARTの序列を考えるなら「W合格」が重要
偏差値だけでは大学の序列を完全には判断できません。
そこで参考になるのがダブル合格(W合格)時の進学先です。
例えばA大学とB大学の両方に合格した受験生100人のうち90人がA大学へ進学したのであれば、「実際の受験生からはA大学の方が選ばれている」と判断する材料になります。
もちろん学部・年度・地域によって結果は変わりますが、偏差値とは違った「受験生の本音」が表れるデータです。
上智大学 vs 明治大学
W合格では、上智大学を選ぶ受験生が90%以上となる組み合わせが確認されています。
特に同系統の文系学部で比較した場合、上智大学のブランド力は非常に強力です。
これは現在でも、
早慶上智
という従来からのブランドイメージが受験生の間に根強いことを示しています。
したがって文系を中心に見れば、
上智 > 明治
と考えるのが自然でしょう。
上智大学 vs 立教大学
上智大学と立教大学のW合格でも、上智大学を選択する割合が95%以上となるケースがあります。
両大学とも、
- キリスト教系
- 国際性が高い
- 語学教育に強い
- 都心キャンパス
という共通点があります。
それでも進学選択では上智大学が非常に強い。
SMART内において、少なくとも文系の上位に上智大学が位置する根拠の一つといえます。
理系では東京理科大学が非常に強い
文系の上智に対して、理系で存在感を発揮するのが東京理科大学です。
例えば、
東京理科大学工学部 vs 明治大学理工学部
では、W合格者の約88%が東京理科大学を選択したというデータがあります。
東京理科大学は理工系教育・研究に特化してきた歴史があり、
- メーカー
- IT
- インフラ
- 研究開発
- 技術職
などへの就職でも強さを持っています。
したがって理系では、
東京理科 > 明治理工・青学理工など
という選択が起こりやすいと考えられます。
明治・青学・立教の序列は?
SMARTの中でも特に難しいのが、
明治・青学・立教
の3大学です。
大学全体で見ると明治大学がやや優勢ですが、学部によっては青学・立教が逆転します。
明治大学は伝統学部で強い
W合格データでは、例えば、
- 明治法 vs 青学法 → 明治約72%
- 明治経営 vs 青学経営 → 明治約61%
- 明治文 vs 青学文 → 明治約55%
など、明治大学が優位となる組み合わせがあります。
明治大学は、
- 法
- 政治経済
- 商
- 経営
- 文
といった伝統的な学部で強いのが特徴です。
大学規模も大きく、資格、公務員、大企業就職など進路の幅も広いため、
「どの分野でも大きく外しにくい総合力」
が明治大学最大の強みといえるでしょう。
立教経営は明治・青学を逆転する
一方、大学全体の序列をそのまま学部に当てはめると判断を誤ります。
代表的なのが立教大学経営学部です。
W合格では、
- 立教経営 vs 明治経営 → 立教約58%
- 立教経営 vs 青学経営 → 立教約67%
というデータもあります。
立教大学経営学部は、BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)など独自教育への評価が高く、MARCHの経営系学部の中でも非常に人気があります。
つまり、
「明治>立教」だから明治経営を選ぶ
とは限らないのです。
青学も国際系では明治を逆転
青山学院大学も同じです。
例えば、
青山学院大学国際政治経済学部 vs 明治大学政治経済学部
では、青学を選ぶ割合が約52%となるケースがあります。
ほぼ互角ですが、国際系・語学系になると青山学院大学のブランドが強くなります。
青学には、
- 国際政治経済
- 英米文学
- 総合文化政策
など、大学のイメージと非常に相性のいい学部があります。
したがって、
法律・商・経済など=明治
国際・語学・文化系=青学
という選び方も十分合理的です。
青学と立教ならどちらが上?
青学と立教は、長年かなり近い難易度とされてきました。
近年のW合格では青山学院大学を選択する受験生が増加しているというデータもあり、大学全体の人気では青学がやや優勢になっていると見ることもできます。
背景には、
- 渋谷・表参道という立地
- 国際性
- ブランドイメージ
- 青山キャンパスへの学部集約
などが考えられます。
しかし、立教大学には、
- 経営学部
- 異文化コミュニケーション学部
という非常に強い看板学部があります。
そのため、
青学 > 立教
と一律に判断するより、
大学全体では青学がやや優勢、学部によって立教が逆転
と考える方が実態に近いでしょう。
SMARTの就職力を比較
大学選びでは入試難易度と同じくらい重要なのが就職です。
大学通信が2026年7月に公表した「有名企業400社実就職率」では、東京理科大学45.6%、上智大学35.3%、明治大学32.6%となっています。東京理科大学は全国6位、卒業生1,000人以上の私立大学では慶應義塾大学に次ぐ2位です。
SMARTの主要校を並べると、概ね次のようになります。
| 大学 | 有名企業400社実就職率 |
|---|---|
| 東京理科大学 | 45.6% |
| 上智大学 | 35.3% |
| 明治大学 | 32.6% |
| 立教大学 | 30%前後 |
| 青山学院大学 | 27%前後 |
※大学通信の「実就職率」は、400社への就職者数を「卒業生・修了者数-大学院進学者数」で割って算出しています。大学によって大学院修了者を含むかなど集計条件が異なる場合があるため、数字だけで大学全体の就職力を決めるものではありません。
就職なら東京理科大学が圧倒的?

数字だけならSMARTで最も高いのが東京理科大学です。
45.6%という数字は早稲田大学の41.0%も上回ります。
ただし、ここは注意が必要です。
東京理科大学は理工系学生の割合が非常に高く、
- 大手メーカー
- IT企業
- インフラ
- 技術職
- 研究開発職
など、大企業への就職と相性がいい大学です。
そのため、
「理科大45.6% > 早稲田41.0%だから理科大の方が就職力が上」
と単純に結論づけることはできません。
それでも、大手企業から東京理科大学の理工系人材に対する評価が非常に高いことを示す重要なデータではあります。
【S】上智大学の強み
上智大学最大の特徴は国際性です。
四谷キャンパスに多くの学部が集まり、外国人学生や海外経験を持つ学生・教員との距離が近い環境があります。
特に、
外国語学部
は上智を象徴する学部です。
さらに国際教養学部など、英語を軸とした教育にも強みがあります。
就職でも、
- 外資系企業
- コンサルティング
- 金融
- 航空
- グローバルメーカー
などとの相性が良い大学です。
上智は英語外部試験を活用できる
上智大学の一般選抜には「TEAPスコア利用方式」があり、事前に取得したTEAP・TEAP CBTのスコアを英語得点として利用し、大学独自の英語試験を受けない方式があります。
さらに2028年度入試からは、英検準1級・1級を受検して得たCSEスコアも利用可能になることが発表されています。
英語が得意な受験生には大きな武器になるでしょう。
【M】明治大学の強み
明治大学最大の強みは総合力です。
特定分野だけではなく、
- 法
- 政治経済
- 商
- 経営
- 文
- 理工
- 農
- 情報系
まで幅広い分野に強みがあります。
中でも、
商学部
政治経済学部
は明治を代表する学部でしょう。
資格、公務員、民間企業など卒業後の進路も幅広く、
「まだ将来の業界を完全に決めていない受験生」
にとっても選択肢を確保しやすい大学です。
SMART内で「総合大学として最もバランスがいい」のは明治大学と考えることもできます。
【A】青山学院大学の強み
青山学院大学といえば、やはり青山キャンパスの立地とブランドが大きな強みです。
渋谷・表参道という立地は、
- 広告
- メディア
- IT
- ファッション
- エンターテインメント
- ベンチャー
などとの接点を作りやすい環境でもあります。
看板としては、
国際政治経済学部
が代表的です。
文学部英米文学科なども伝統があります。
就職では航空、IT、金融、広告・メディア関連など幅広い企業へ卒業生を送り出しています。
【R】立教大学の強み
立教大学で注目したいのが、
経営学部
と
異文化コミュニケーション学部
です。
大学全体の偏差値だけを見ると上智・明治などに譲るケースがありますが、この2学部はSMART内でも高い入試難易度と人気を持っています。
さらに立教大学では2026年4月に環境学部が開設されました。池袋キャンパスでは18年ぶりの新学部で、理工系と人文社会科学系を横断する文理融合型教育を特徴としています。
立教大学は、
大学全体の規模を追うよりも、特色の強い学部を育てるタイプ
と見ると理解しやすいでしょう。
【T】東京理科大学の強み
東京理科大学最大の強みは、いうまでもなく理工系教育と研究力です。
大学の理念として「実力主義」を掲げ、学生をしっかり学ばせる大学として知られています。
特に、
- 理学
- 工学
- 薬学
- 情報
- 理工系研究
を志望する学生には有力な選択肢となります。
2026年4月には創域情報学部も開設されました。
同学部では情報科学技術を専門とする人材だけでなく、情報技術と他分野を組み合わせて新しい価値を生み出す人材の育成を目指しています。
AI・データサイエンス需要の高まりを考えると、東京理科大学の存在感は今後さらに高まる可能性があります。
結局SMARTの序列は?
ここまでの偏差値、W合格、就職実績を総合すると、SMARTをあえて大きく3ゾーンに分けるなら、
上智・東京理科
↓
明治・青山学院
↓
立教
という見方は一定の根拠があります。
つまり、
上智 ≒ 東京理科 > 明治 ≒ 青学 > 立教
です。
ただし、これは非常に粗い「大学全体」の見方です。
筆者としては、この序列だけを見て進学先を決めることはおすすめしません。
文系のSMART序列
文系に限定すると、東京理科大学は比較対象からほぼ外れます。
そのため、
上智 > 明治 ≒ 青学 ≒ 立教
くらいで見るのが妥当でしょう。
さらに細かく分けると、
法・商・経済など
上智・明治が強い
国際・外国語
上智・青学・立教が強い
経営
立教・明治・青学が競合
という構造になります。
つまり文系では「大学名」以上に何を学びたいかが重要です。
理系のSMART序列
理系では状況が一変します。
東京理科 > 明治理工 > 上智理工・青学理工
など、学科によってさまざまな比較が考えられますが、理工系全体の教育・研究環境と企業評価を考えると、東京理科大学の存在感は大きいでしょう。
特に研究職・技術職・大学院進学を視野に入れるなら、東京理科大学はSMART内でも非常に有力です。
就職力で見るSMART
有名企業400社実就職率を中心に見ると、
東京理科
↓
上智
↓
明治・立教
↓
青学
という並びになります。
ただし、これはあくまで「指定された400社への就職率」です。
例えば、
- 外資・国際系なら上智
- メーカー・技術職なら東京理科
- 公務員・資格・幅広い民間企業なら明治
- 金融・IT・コンサルなどなら立教
- 航空・メディア・ITなどなら青学
と、得意分野が異なります。
就職率の1~2%差だけで大学を判断するのはおすすめできません。
ブランドで見るSMART

ブランドイメージも面白いところです。
大まかにいえば、
上智
「国際・少人数・語学」
明治
「実学・総合力・就職」
青学
「都会・国際・洗練」
立教
「伝統・国際・リベラルアーツ」
東京理科
「実力・理系・研究」
です。
同じSMARTでも、大学のキャラクターはかなり違います。
だからこそSMARTを「同じレベルの大学」とだけ理解すると、本質を見失います。
SMARTはMARCHに代わる大学群なのか?
では、今後SMARTがMARCHに取って代わるのでしょうか。
現時点では、そこまで断定するのは早いでしょう。
MARCHは長年使われてきたため、一般社会での知名度は非常に高い大学群です。
一方、SMARTは、
「現在の難易度や受験生の選好をより細かく説明するための新しい括り」
という意味合いが強いと考えられます。
またSMARTには中央大学と法政大学が入りません。
しかし中央大学法学部などは依然として非常に高い評価を持っており、「SMARTではない=SMARTより下」と考えるのも適切ではありません。
大学群はあくまで、複雑な大学の特徴を分かりやすく説明するための道具にすぎないのです。
なお、首都圏にはSMARTやMARCH以外にも、学習院大学・成蹊大学・成城大学・武蔵大学からなる「東京四大学」という大学群があります。
東京四大学はSMARTとは大学の規模や校風が異なり、少人数教育や伝統、落ち着いたキャンパス環境を重視する大学が中心です。
「SMARTやMARCHだけでなく、首都圏の私立大学群をもう少し広く比較したい」という方は、以下の記事も参考にしてください。
▶ 東京四大学の序列・ランキングは?学習院・成蹊・成城・武蔵を偏差値・就職・人気で比較
SMARTは早慶に届かなかった人の大学群?
これも少し違います。
確かに早稲田・慶應を第一志望とし、
- 上智
- 明治
- 東京理科
- 青学
- 立教
を併願する受験生は多くいます。
しかし、例えば、
- 外国語なら上智
- 理工系なら東京理科
- 商・政経なら明治
- 国際系なら青学
- 経営なら立教
を第一志望とする受験生も当然存在します。
「早慶に届かなかった人が行く大学」と一括りにするのは、各大学の特色を無視した見方といえるでしょう。
SMARTのおすすめ大学は目的によって違う
最後に、志望分野別に整理してみましょう。
| 重視するポイント | 注目したい大学 |
|---|---|
| 文系の総合難易度 | 上智 |
| 国際・外国語 | 上智・青学・立教 |
| 法・商・政治経済 | 明治・上智 |
| 経営 | 立教・明治・青学 |
| 理工系 | 東京理科 |
| メーカー・技術職 | 東京理科 |
| 外資・グローバル企業 | 上智 |
| 資格・公務員 | 明治 |
| ブランド・キャンパス立地 | 青学・上智・立教 |
| 幅広い進路 | 明治 |
こうして見ると、
「SMARTで一番上の大学はどこ?」
という問い自体が、少し乱暴であることが分かります。
SMART大学群の序列まとめ
SMARTは、
上智大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・東京理科大学
の5校から構成される、近年注目されている難関私立大学群です。
偏差値、W合格、就職実績を大学全体で大まかに捉えるなら、
上智・東京理科 > 明治・青学 > 立教
という構造は一つの目安になります。
しかし、実際には、
文系なら上智
理系なら東京理科
総合力なら明治
国際・ブランドなら青学
経営・異文化など特定分野なら立教
と、それぞれに明確な強みがあります。
さらにW合格を見ると、明治が青学・立教より強い組み合わせがある一方、立教経営や青学国際政治経済などでは逆転も起こっています。
つまりSMARTとは、「完全に同格の5大学」というよりも、
得意分野は異なるものの、現在の首都圏私大受験で強い存在感を持つ5大学をまとめた大学群
と理解するのが適切でしょう。
受験生にとって重要なのは「SMARTで何位か」ではありません。
自分が学びたい分野では、どの大学・学部が一番強いのか。
そこまで見て進学先を選ぶことが、後悔しない大学選びにつながります。
SMARTに関するよくある質問
SMARTとは何の略ですか?
上智大学(Sophia)、明治大学(Meiji)、青山学院大学(Aoyama)、立教大学(Rikkyo)、東京理科大学(Tokyo University of Science)の頭文字です。
SMARTで一番難しい大学はどこですか?
文系では上智大学が最上位になるケースが多く、理系では東京理科大学が非常に強いです。一つの大学を単純に「1位」と決めるのは難しいでしょう。
SMARTの序列は?
大学全体を大まかに見る場合、「上智・東京理科>明治・青学>立教」という見方があります。ただし学部によって逆転します。
SMARTとMARCHはどちらが上ですか?
SMARTにはMARCHの明治・青学・立教が含まれます。そこに上智・東京理科を加えた括りなので、単純にSMARTとMARCHを上下比較することはできません。
なぜ中央大学はSMARTに入らないのですか?
SMARTという大学群を作る際に明治・青学・立教が選ばれたためです。ただし、中央大学には法学部をはじめ高い評価を受ける学部があり、「SMARTに入っていない=SMART全校より下」という意味ではありません。
なぜ法政大学はSMARTに入らないのですか?
SMARTはMARCHそのものを言い換えた大学群ではなく、上智・東京理科とMARCHの一部を組み合わせた比較的新しい括りだからです。
SMARTと早慶ではどちらが上ですか?
一般的な入試難易度やW合格時の進学選択では早稲田・慶應が優勢となるケースが多いでしょう。ただし学部や専攻によって単純比較できない場合があります。
就職に強いSMARTの大学は?
有名企業400社実就職率では東京理科大学が非常に高い数字を記録しています。外資・国際系では上智、幅広い業界や公務員では明治など、得意な就職分野は大学によって異なります。
理系ならSMARTのどこがおすすめですか?
理工系教育・研究やメーカー・技術職を重視する場合、東京理科大学が有力です。明治理工、上智理工、青学理工なども学科によって特色があります。
SMARTは今後定着する大学群ですか?
MARCHほど一般社会に定着している呼称ではありませんが、上智・東京理科とMARCH上位校をまとめて比較できるため、受験市場では今後も使われる可能性があります。ただし大学間の難易度は変化するため、大学群だけでなく最新の学部別データを見ることが重要です。

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出典・参考資料
本記事は、各大学公式サイト、大学入試情報、大学通信、進学情報媒体などの公開情報をもとに作成しています。偏差値・入試方式・就職実績等は年度や入試方式によって変動するため、最新情報は各大学・各機関の公式情報をご確認ください。
SMART大学群の定義・由来
- ABEMA TIMES「私大グループに新たな呼び名、『MARCH』ではない『SMART』とは?」(2019年1月7日)
- J-WAVE NEWS「大学のランク『MARCH』から『SMART』に変化した背景とは?」(2019年1月28日)
- 『進学レーダー』および同誌編集長への取材記事
- 『週刊朝日』2019大学入試「“早慶”“MARCH”はもう古い? 私大の新序列」関連記事
偏差値・共通テスト得点率・入試難易度
- 河合塾 Kei-Net「上智大学 入試難易予想ランキング表」
- 河合塾 Kei-Net「明治大学 入試難易予想ランキング表」
- 河合塾 Kei-Net「青山学院大学 入試難易予想ランキング表」
- 河合塾 Kei-Net「立教大学 入試難易予想ランキング表」
- 河合塾 Kei-Net「東京理科大学 入試難易予想ランキング表」
- 各大学公式「一般選抜・入試情報」
ダブル合格・W合格時の進学先
- ナガセ/東進ハイスクール「W合格者進学先データ」
- リセマム「【2025年最新版】明治・青学・立教・法政・中央『ダブル合格者』はどちらを選んだのか?」(2025年9月29日)
- 『週刊ダイヤモンド』大学・W合格関連特集
- 河合塾 合格者進学先関連データ
- AERAdot./ダイヤモンド・オンライン「私大序列で明治が『下剋上』、上智・立教・青学・理科大と逆転も」
※W合格データは年度、学部・学科、入試方式、サンプル数によって結果が変動します。本記事では大学全体の絶対的な上下関係ではなく、受験生の進学選択を知るための参考指標として使用しています。
有名企業400社実就職率・就職実績
- 大学通信オンライン「2026年有名企業400社実就職率ランキング」(2026年7月27日)
- 大学通信オンライン「2025年 著名400社 実就職率ランキング(私立大学)」
- 各大学公式「就職・進路実績」
- 上智大学「卒業後の進路・就職状況」
- 明治大学「就職キャリア支援・就職実績」
- 青山学院大学「進路・就職データ」
- 立教大学「キャリア・就職実績」
- 東京理科大学「進路・就職データ」
※2026年の有名企業400社実就職率では、東京理科大学45.6%、上智大学35.3%、明治大学32.6%。立教大学30.0%、青山学院大学26.8%については2025年の大学通信データを参照しています。
上智大学
- 上智大学公式サイト「TEAPスコア利用方式(全学統一日程入試)」
- 上智大学「2028年度一般選抜入試よりTEAPスコア利用方式で英検CSEスコアの提出が可能になります」(2026年5月11日)
- 上智大学公式サイト「学部・学科/外国語学部/国際教養学部」
- 上智大学公式サイト「進路・就職実績」
明治大学
- 明治大学公式サイト「学部・大学院」
- 明治大学「商学部」
- 明治大学「政治経済学部」
- 明治大学「就職キャリア支援」
- 明治大学公式「入試総合サイト」
青山学院大学
- 青山学院大学公式サイト「文学部」
- 青山学院大学「国際政治経済学部」
- 青山学院大学「青山スタンダード」
- 青山学院大学「進路・就職」
- 青山学院大学公式「入学者選抜情報」
立教大学
- 立教大学公式サイト「経営学部」
- 立教大学「異文化コミュニケーション学部」
- 立教大学「2026年4月 環境学部開設 環境学部の挑戦とリベラルアーツの深化」(2026年7月16日)
- 立教大学公式「入試情報」
- 立教大学公式「キャリア・就職」
東京理科大学
- 東京理科大学公式サイト「学部・大学院」
- 東京理科大学公式サイト「創域情報学部」
- 東京理科大学「2026年4月、新学部・新学科開設」
- 東京理科大学公式「進路・就職」
- 東京理科大学公式「教育・研究/理学部第一部・工学部・薬学部」
その他参考資料
- 文部科学省「大学・大学院に関する情報」
- 各大学「大学案内・募集要項・入試結果」
- 大学入試センター「大学入学共通テスト」
- 大学通信「大学ランキング・就職ランキング」
※掲載している偏差値は主に河合塾のボーダーラインを参考にしています。偏差値は大学そのものの価値や教育力を示すものではなく、各入試方式における合格可能性の目安です。また、大学群「SMART」は大学や文部科学省による公式分類ではありません。

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