テンプル大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「テンプル大学 やばい」
インターネット上を見ていると、時折このような声を目にします。
「やばい」という言葉には、ネガティブな意味もあれば、ポジティブな意味もあります。
たとえば「就職率がやばい=すごく高い」「学費がやばい=すごく高額」といった具合です。
本記事では、テンプル大学ジャパンキャンパスがネット上で「やばい」と言われる理由について考察していきます。
実はテンプル大学、ちょっと調べてみると“ポジティブな意味でやばい”ポイントが盛りだくさん。
アメリカの大学でありながら日本にいながら通える、そんなユニークな立ち位置も魅力のひとつです。
テンプル大学のメリットがやばい
まず驚くべきは、TUJが「外国大学の日本校」として文部科学省から初めて正式に認可された大学であるという点です。
TUJは、アメリカ・ペンシルベニア州に本校を構えるテンプル大学の日本校で、1982年に東京で開校しました。
アメリカ本校と同等の授業内容・単位・学位が提供されており、日本にいながらアメリカの準学士号、学士号、修士号、博士号を取得できる唯一の場所です。
ダブルメリットの仕組み
特筆すべきは、TUJで学ぶことにより、アメリカの大学としてのメリットと日本の大学としてのメリットを両方得られる点です。
文部科学省の指定を受けたことで、日本の大学院進学や編入などの制度も利用可能になり、日本国内での進路の選択肢も広がります。
グローバルな環境
さらに、TUJのキャンパスは非常に国際色豊かで、世界中から学生が集まっています。
授業はすべて英語で行われ、使用教材もアメリカ本校と同じもの。まさに「日本にいながらアメリカにいるような大学生活」が送れる環境です。
このように、日本の枠にとらわれない学びを提供していることから、「やばい=すごい」と評されるのも納得です。
テンプル大学の就職率がやばい

「海外の大学に通うと、日本での就活が大変そう…」
そんな不安を抱く人も少なくないかもしれませんが、TUJに限ってはそれは当てはまりません。
というのも、TUJの就職率は96.6%(2024年8月現在)という高さを誇ります。
就活支援体制も充実
日本で学ぶことで、企業の採用スケジュールや日本独特の就活文化に合わせた就職支援を受けることができます。
TUJのキャリアセンターでは、個別カウンセリングはもちろん、業界研究・職種分析・面接対策・履歴書添削など、実践的なサポートを行っています。
さらに、グローバル志向の企業からは「英語力が高く、異文化対応力もある人材」として高い評価を受けており、就職先も多岐にわたっています。
テンプル大学とは

TUJは、1982年に日本で初めて設立された海外大学のキャンパスです。
開学以来、アメリカの大学教育をそのまま日本に持ち込み、「世界を身近に感じる教育」を展開してきました。
長い歴史と大規模なキャンパス
TUJは、在日外国大学の中で最も長い歴史を持ち、最大規模の学生数とプログラム数を誇っています。
とりわけ近年では、外国籍の学生が増加傾向にあり、より国際的で多様性のある環境となっています。
柔軟なカリキュラム
アメリカの大学制度に基づくカリキュラムもTUJの大きな特徴です。
必修科目以外の選択肢が多く、学期ごとに履修内容を柔軟に調整可能。自分の興味関心や将来の進路に合わせて、学びをカスタマイズできるのは、日本の大学にはない魅力です。
テンプル大学の偏差値は

テンプル大学はアメリカ式の大学制度を採用しているため、偏差値という概念はありません。
また、日本の大学入試のような一発勝負の筆記試験も存在せず、入学審査は書類選考が中心となっています。
作文、推薦状、成績証明書、英語力(TOEFLやIELTSなど)が主な評価材料です。
このように、偏差値や試験結果だけではなく、学生一人ひとりのポテンシャルや思考力を重視する姿勢も、「アメリカの大学らしい」と言えるでしょう。
卒業生の就職先は

TUJの卒業生たちは、実に幅広い業界で活躍しています。以下はその一例です。
運輸・観光・航空
- 商船三井
- 日本航空
- ダイムラー・トラック・アジア
- エイチ・アイ・エス
など
メディア・広告・エンタメ
- TBSテレビ
- 日本テレビ
- 電通デジタル
- 日経新聞
- AOI Pro.
など
金融・保険・コンサル
- 野村證券
- SMBC日興証券
- デロイトトーマツコンサルティング
- EYアドバイザリー
- KPMG
など
IT・通信・グローバル企業
- アマゾンジャパン
- IBM
- HPジャパン
- 日本オラクル
- 日本マイクロソフト
- ソフトバンク
- 楽天
など
その他大手企業
- キャノン
- 三菱電機
- サントリーホールディングス
- キリン
- 森永製菓
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
など
英語力と多様な価値観を身につけた人材として、グローバル企業を中心に高く評価されていることがわかります。
まとめ:テンプル大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
テンプル大学ジャパンキャンパスは、「やばい=悪い」というより、むしろ「やばい=すごすぎる」大学だと言えるでしょう。
- 日本にいながらアメリカの学位を取得可能
- 就職率96.6%という圧倒的な実績
- 国際色豊かな環境
- 自由度の高いカリキュラム
- ネームバリューある企業への就職先多数
もちろん、授業がすべて英語で行われるため「英語力が求められる」「自律性が必要」などのハードルはありますが、それを乗り越えた先には、大きなチャンスが待っています。
もしあなたが「日本にいながら世界を相手にしたい」「グローバルに活躍したい」という想いを持っているのなら、TUJはまさにその第一歩を踏み出すのにふさわしい場所です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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