松本歯科大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「松本歯科大学 やばい」という検索キーワードがサジェストに出てくると、不安に思う受験生や保護者もいるでしょう。
しかし、「やばい」という言葉には、ネガティブな意味だけでなく、ポジティブな驚きを表すこともあります。
本記事では、松本歯科大学について、なぜ「やばい」と言われているのかを冷静に分析し、ネットの噂の真偽や実態を考察していきます。
入学を検討している方や、将来の進路に悩んでいる方にとって、判断材料の一つになれば幸いです。
松本歯科大学はFランと言われてやばい
ネット上で松本歯科大学に対してよく見られる声の一つが、「Fランなのでは?」という意見です。
その理由として挙げられるのが、偏差値や入試倍率の低さです。
松本歯科大学の偏差値・共通テスト得点率
パスナビによると、松本歯科大学歯学部の2026年度入試難易度は以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 偏差値 | 35.0 |
| 共通テスト得点率 | 41% |
一般的な私立大学と比較しても高い偏差値とは言えず、「入りやすい大学」というイメージを持たれやすい状況があります。
入試倍率も低めで推移している
実際、近年の入試倍率は以下のようになっています。
全選抜合計の推移
| 年度 | 志願者数 | 倍率 |
|---|---|---|
| 2023年度 | 159人 | 1.1倍 |
| 2024年度 | 192人 | 1.1倍 |
| 2025年度 | 182人 | 1.1倍 |
一般選抜合計
| 年度 | 志願者数 | 倍率 |
|---|---|---|
| 2023年度 | 143人 | 1.2倍 |
| 2024年度 | 172人 | 1.1倍 |
| 2025年度 | 163人 | 1.2倍 |
倍率だけを見ると、「ほぼ全入に近い」と感じる人がいるのも無理はありません。
松本歯科大学は定員割れしている?

さらに、一部の入試区分では定員割れも発生しています。
2023年度の定員割れ入試
| 入試区分 | 募集人員 | 志願者数 |
|---|---|---|
| 学校推薦型選抜合計 | 8人 | 2人 |
| 共通テスト利用Ⅱ期 | 10人 | 9人 |
| 総合型選抜Ⅱ期 | 3人 | 2人 |
2024年度の定員割れ入試
| 入試区分 | 募集人員 | 志願者数 |
|---|---|---|
| 総合型選抜合計 | 13人 | 6人 |
| 総合型選抜Ⅰ期 | 10人 | 5人 |
| 総合型選抜Ⅱ期 | 3人 | 1人 |
2025年度の定員割れ入試
| 入試区分 | 募集人員 | 志願者数 |
|---|---|---|
| 学校推薦型選抜合計 | 8人 | 7人 |
| 総合型選抜合計 | 13人 | 12人 |
こうした状況から、「入りやすい大学」という印象を持たれやすく、「やばい」と言われる要因になっていると考えられます。
ただし、これは松本歯科大学だけの問題ではありません。
近年は歯学部全体で志願者数が減少傾向にあり、
- 少子化
- 歯科医師過剰論
- 高額な学費
- 国家試験の難化
などを背景に、私立歯学部で定員割れが起きるケースが増えています。
そのため、「定員割れ=教育レベルが低い」と単純には言い切れません。
松本歯科大学の歯科医師国家試験合格率がやばい
一方で、松本歯科大学は歯科医師国家試験の新卒合格率が非常に高い大学として知られています。
歯科医師国家試験合格率(新卒)
| 回次 | 新卒合格率 | 総数合格率 |
|---|---|---|
| 第116回(2023年) | 93.2% | 70.8% |
| 第115回(2022年) | 90.4% | 72.5% |
| 第114回(2021年) | 95.4% | 71.7% |
全国平均(新卒77〜80%前後)と比較してもかなり高い水準であり、国家試験対策の手厚さがうかがえます。
なぜ国家試験合格率が高いのか
松本歯科大学では、独自の学習支援体制が整えられています。
- 毎週実施されるウィークリーテスト
- 定期的な小テスト
- CBT対策
- Eラーニング
- 個別指導
- 卒業試験対策
など、「勉強せざるを得ない環境」が構築されています。
口コミでも、
- 「先生が丁寧に教えてくれる」
- 「国家試験対策がかなり手厚い」
- 「自然と勉強習慣がつく」
という声が多く見られます。
しかし“入学者全体”で見るとかなり厳しい
ただし、ここで注意したいのが「誰が国家試験を受けているのか」という点です。
松本歯科大学では、進級試験や卒業試験が非常に厳しいことで知られています。
実際、入学者全体のうち、
- 6年間で卒業
- そのまま国家試験に現役合格
できた割合を見ると、かなり厳しい数字になります。
ストレート国家試験合格率
| 対象 | 合格率 |
|---|---|
| 令和元年度入学者 | 25% |
| 平成29年度入学者 | 37.5% |
つまり、入学者全体で見ると、6年間ストレートで歯科医師になれる学生は約4分の1〜3分の1程度という計算になります。
松本歯科大学の留年率がやばい
松本歯科大学が「やばい」と言われる最大の理由は、留年率の高さかもしれません。
各学年の留年・休学者割合(2023年)
| 学年 | 割合 |
|---|---|
| 1年次 | 16.0% |
| 2年次 | 44.9% |
| 3年次 | 43.1% |
| 4年次 | 51.7% |
| 5年次 | 33.3% |
| 6年次 | 55.9% |
特に4〜6年次では半数近くが留年・休学を経験している計算となっており、卒業までの厳しさがうかがえます。
口コミでも、
- 「同級生の半分くらいが留年する」
- 「少し気を抜くと留年する」
- 「6年生に上がっても卒業試験が厳しい」
という声が見られます。
つまり、松本歯科大学は、
「入学は比較的しやすいが、卒業までが非常に厳しい大学」
という特徴を持っているのです。
松本歯科大学の学費は高い?

私立歯学部である以上、学費の高さも無視できません。
初年度納入金(2026年度)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 50万円 |
| 授業料 | 250万円 |
| 諸会費 | 38万円 |
| 合計 | 338万円 |
※施設費・実習費は0円
一般的な文系学部と比較すると非常に高額であり、6年間では総額2,000万円を超えるケースもあります。
さらに、留年した場合は学費負担が増えるため、
- 「留年するとかなり厳しい」
- 「国立歯学部とはお金が全然違う」
という口コミも見られます。
特待生制度は充実している
一方で、松本歯科大学は特待生制度が充実している大学でもあります。
主な特待制度
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 1種特待生 | 最大年間350万円減免 |
| 2種特待生 | 最大年間250万円減免 |
| 入学時特待生 | 初年度298万円減免 |
| 学業特待生 | 各学年5名に350万円減免 |
口コミでも、
- 「特待生で入学した」
- 「学費負担をかなり抑えられた」
という声が見られます。
松本歯科大学の口コミ・評判
良い口コミ
松本歯科大学では、
- 国家試験対策が手厚い
- 教員との距離が近い
- 少人数教育
- 新しい寮や病院が綺麗
- アットホームな雰囲気
などが高く評価されています。
教員1人あたり学生数は約3.02人と少なく、かなり密度の高い教育環境となっています。
悪い口コミ
一方で、
- 進級試験が厳しい
- 留年が多い
- 立地が不便
- 娯楽が少ない
- 人間関係が狭い
といった声もあります。
特に塩尻市という立地から、
- 「車がほぼ必須」
- 「都会的な大学生活は期待しにくい」
という意見も見られます。
松本歯科大学とは
松本歯科大学は、長野県塩尻市に本部を置く私立の歯科大学です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設立 | 1972年 |
| 学部 | 歯学部 |
| 学生収容定員 | 600人 |
| 学生現員数 | 438人 |
| 専任教員数 | 145人 |
| 非常勤教員数 | 169人 |
単科大学ならではの少人数教育を強みとしており、附属病院を活用した臨床教育にも力を入れています。
まとめ:松本歯科大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
結論として、松本歯科大学は確かに、
- 偏差値が低い
- 倍率が低い
- 一部で定員割れがある
といった理由から、「Fラン」「やばい」と言われることがあります。
しかし、その一方で、
- 国家試験合格率は高水準
- 教員数が多い
- 学習サポートが手厚い
- 少人数教育
など、教育面では強みも多い大学です。
ただし、
- 留年率の高さ
- ストレート卒業率の低さ
- 学費負担
などを見ると、「簡単に歯科医師になれる大学」では決してありません。
むしろ、
「本気で歯科医師を目指す人には厳しいが力がつく環境」
と言えるでしょう。
ネット上の「やばい」という言葉だけに流されるのではなく、自分に合った環境かどうかを冷静に見極めることが大切です。
松本歯科大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
出典一覧

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。


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