東北工業大学は【Fラン?】落ちた人が出る理由と就職実績を徹底解説
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「東北工業大学 Fラン」「東北工業大学 落ちた」といった検索ワードを見ると、不安を感じる受験生も多いでしょう。
たしかに、東北工業大学は偏差値だけを見ると高いとは言えず、一部では「Fラン」と言われることがあります。
しかし、実際には建築・電気・情報通信といった実学分野に強く、地元インフラ企業や建設業界への就職実績も安定しています。
本記事では、東北工業大学がなぜ「Fラン」と言われるのかを分析しつつ、「落ちた」という検索が出る理由や、実際の倍率・就職実績・口コミなどをもとに大学の実態を解説していきます。
東北工業大学が「Fラン」と言われる理由
偏差値が35前後と低めだから
東北工業大学の偏差値は、学部によって以下のようになっています。
| 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 工学部 | 35.0〜37.5 | 46〜57% |
| 建築学部 | 37.5 | 59% |
| ライフデザイン学部 | 35.0〜37.5 | 52〜54% |
全国的な大学偏差値ランキングで見ると、難関大学とは言いにくいため、「Fラン」と検索されやすい要因になっています。
ただし、偏差値が低いことと「就職できない大学」であることは別問題です。
志願者数が減少傾向にあるから
工学部では近年、志願者数が減少しています。
| 年度 | 志願者数 | 倍率 |
|---|---|---|
| 2023年度 | 1,853人 | 1.5倍 |
| 2024年度 | 1,697人 | 1.3倍 |
| 2025年度 | 1,495人 | 1.2倍 |
この数字だけを見ると、「入りやすい大学」という印象を持つ人もいるでしょう。
また、2025年度から学科を「課程制」へ再編したことや、一部学科の募集停止もあり、「人気が落ちているのでは?」と感じる人もいます。
しかし、実際には学部・入試方式によっては倍率が高く、「誰でも受かる大学」とは言えません。
東北工業大学は本当に誰でも受かる?「落ちた」が検索される理由

建築学部は普通に倍率が高い
特に建築学部は、東北工業大学の中でも人気があります。
学部全体の倍率推移を見ると、2025年度は倍率が上昇しています。
| 年度 | 志願者数 | 倍率 |
|---|---|---|
| 2023年度 | 469人 | 1.5倍 |
| 2024年度 | 445人 | 1.3倍 |
| 2025年度 | 458人 | 1.6倍 |
さらに、入試方式によってはかなり競争率が高くなっています。
B日程では4倍超えも
建築学科B日程の倍率は以下の通りです。
| 年度 | 志願者数 | 倍率 |
|---|---|---|
| 2023年度 | 42人 | 2.5倍 |
| 2024年度 | 19人 | 2.4倍 |
| 2025年度 | 27人 | 4.5倍 |
「Fランだから余裕」と考えて対策不足のまま受験すると、普通に不合格になる可能性があります。
経営デザイン学科では8倍超の年も
ライフデザイン学部の経営デザイン学科では、2025年度に倍率が急上昇しています。
| 入試方式 | 2025年度倍率 |
|---|---|
| A日程併願型 | 8.2倍 |
| B日程 | 13.0倍 |
志願者数自体は大きく増えていないにもかかわらず倍率が上昇しているため、「簡単に受かる大学」というイメージだけで受験すると危険です。
東北工業大学の強みは「就職の強さ」
東北工業大学は、実学系大学らしく就職に強い特徴があります。
2024年度卒業生の進路状況
| 学部 | 卒業者 | 就職者 | 進学者 |
|---|---|---|---|
| 工学部 | 338 | 296 | 32 |
| 建築学部 | 142 | 119 | 20 |
| ライフデザイン学部 | 241 | 216 | 5 |
特に工学部・建築学部は、専門分野を活かした就職が目立ちます。
主な就職先
工学部では、以下のようなインフラ・通信系企業への就職実績があります。
- 東日本旅客鉄道
- ユアテック
- きんでん
- ミライト・ワン
建築学部では、
- 一条工務店
- 大和ハウス工業
- 戸田建設
- 鹿島建設
などへの就職実績があります。
偏差値だけを見ると「Fラン」と言われることもありますが、地元インフラ・建設業界との結びつきは強い大学と言えるでしょう。
東北工業大学の口コミ

良い口コミ
東北工業大学では、以下のような点が高く評価されています。
就職サポートが手厚い
キャリアサポート課による支援が充実しており、企業とのつながりも強いことから、就職率の高さに満足している学生が多く見られます。
CADやAdobe環境が充実
建築・デザイン系では、CADやAdobeソフトを無料で使える環境が整っている点が高評価です。
実務的な授業が多い
実際の設計士や専門職の外部講師による授業があり、「実践的なスキルが身につく」という声もあります。
悪い口コミ
一方で、以下のような不満も見られます。
キャンパスアクセスが不便
八木山キャンパスは山の上にあり、通学が大変という声があります。特に冬場の雪や坂道を負担に感じる学生もいます。
学生のモチベーション差がある
「とりあえず大卒資格を取りたい」という学生も一定数いるため、本気で学びたい学生との温度差を感じるという口コミがあります。
男女比に偏りがある
工業大学らしく男子学生が多く、学科によっては男女比がかなり偏っています。
東北工業大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
東北工業大学に向いている人
東北工業大学は、以下のような人に向いています。
- 電気・通信・建築などの専門職を目指したい人
- 地元就職を重視している人
- 資格や技術を身につけたい人
- 実践的な学びをしたい人
- CADや設計、IT分野に興味がある人
逆に、
- 学歴ブランドを重視する人
- 大企業総合職を目指したい人
- キラキラした大学生活を重視する人
には、やや合わない可能性があります。
まとめ|東北工業大学は【Fラン?】落ちた人が出る理由と就職実績を徹底解説
東北工業大学は、偏差値だけを見ると「Fラン」と言われることがあります。
しかし実際には、
- 建築学部などは倍率が高い
- 入試方式によっては4〜13倍になる
- 就職率が高い
- インフラ・建設系に強い
- 実務教育が充実している
といった特徴があります。
特に、電気・通信・建築といった“手に職”系の分野に興味がある人にとっては、十分に魅力のある大学です。
「偏差値だけ」で判断するのではなく、自分の進路や将来の働き方に合っているかを重視して大学選びをすることが大切でしょう。
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私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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