医療創生大学はやばい?Fランと言われる理由や偏差値・国家試験・就職実績を解説

スポンサーリンク
スポンサーリンク
大学あれこれ

医療創生大学はやばい?Fランと言われる理由や偏差値・国家試験・就職実績を解説

医療創生大学について検索すると、「医療創生大学 やばい」「医療創生大学 Fラン」といった少し気になるキーワードを目にすることがあります。

これから受験を考えている人や保護者にとっては、

「偏差値が低い大学なの?」
「薬剤師国家試験の合格率は大丈夫?」
「卒業して就職できる?」
「大学自体がなくなる心配はない?」

と不安になるかもしれません。

結論からいうと、医療創生大学は偏差値だけを見ると入学難易度が低い学科が多く、2026年度には薬学部の入学者が0人になるなど、気になるデータが存在するのは事実です。

一方で、2026年4月には総合医療学部を新設し、看護・理学療法・作業療法・心理を一つの学部に統合する大規模な教育改革を実施しています。また、2025年3月卒業生では就職希望者281人全員が就職し、就職決定率100%を記録しています。

つまり、「やばい」というネット上のイメージだけで判断するのではなく、偏差値、入学者数、国家試験、就職実績を分けて見る必要があります。

本記事では、2026年時点の最新データをもとに、医療創生大学が「やばい」と言われる理由を詳しく検証します。

スポンサーリンク

医療創生大学が「やばい」と言われる理由

スポンサーリンク

医療創生大学について「やばい」と検索される背景には、大きく分けると次のような理由があります。

  • 偏差値がBF~35.0と低いため
  • 2026年度の薬学部入学者が0人だったため
  • 薬剤師国家試験の合格率が全国平均を下回っているため
  • 大規模な学部再編が行われたため
  • 一方で医療系資格や就職には一定の実績があるため

「偏差値が低い=大学としてやばい」と単純化するのは適切ではありません。

一つずつ実際の数字を確認していきましょう。

医療創生大学の偏差値がやばい?BFの学科もある

まず、「医療創生大学はFランなのか」と検索される大きな理由が偏差値です。

旺文社パスナビに掲載されている河合塾提供の2027年度入試ボーダーラインでは、医療創生大学の偏差値はBF~35.0となっています。

総合医療学部では次のようになっています。

学部・学科偏差値共通テスト得点率
総合医療学部 理学療法学科35.044%
総合医療学部 看護学科BF38%
総合医療学部 心理学科35.036%
総合医療学部 作業療法学科BF42%
国際看護学部 看護学科35.042%

※偏差値・共通テスト得点率はパスナビ掲載値をもとにしています。

確かに、一般的な大学受験の偏差値ランキングだけで見ると、入学難易度は高くありません。

特に「BF」という表示があることで、「Fラン大学なのでは?」という印象を持つ人もいるでしょう。

BF=誰でも合格するという意味ではない

ただし、BFは「ボーダーフリー」の略で、河合塾が合否可能性50%となる偏差値帯を設定できない場合に表示されるものです。

そのため、

「BF=受験すれば必ず合格」
「BF=授業のレベルが低い」
「BF=就職できない」

という意味ではありません。

医療創生大学の場合、看護師、理学療法士、作業療法士など国家資格につながる学科が中心です。

大学入試時点の偏差値と、卒業時の国家資格取得能力や就職力は分けて考えた方がよいでしょう。

医療創生大学の薬学部はやばい?2026年度の入学者が0人

現在の医療創生大学を考えるうえで、偏差値以上に気になるのが薬学部の学生募集状況です。

大学が公表している2026年5月1日時点のデータでは、薬学部薬学科の入学定員は40人ですが、2026年度の入学者数は0人、入学定員充足率は0%となっています。

これはかなり目を引く数字です。

なお、薬学部の入学定員は、

  • 2021年度まで:90人
  • 2022年度:60人へ減員
  • 2025年度:40人へ減員

と段階的に縮小されています。

さらに、大学が公開している2027年度のいわきキャンパス一般入試では、募集対象として掲載されているのは総合医療学部の理学療法・看護・心理・作業療法の4学科で、薬学科は掲載されていません。

したがって、薬学部については今後の募集方針を受験前に大学公式サイトで確認しておく必要があります。

2025年度入試では倍率1.0倍だった

2025年度入試を見ると、薬学部の全選抜合計は、

  • 募集人員:40人
  • 志願者:64人
  • 受験者:58人
  • 合格者:57人
  • 実質倍率:1.0倍

でした。

数字だけを見ると、かなり入りやすい入試だったことがわかります。

薬学部は6年間通う必要があり、私立大学では学費負担も大きくなるため、全国的にも学生確保が難しくなっている大学があります。

なお、薬学部には6年制と4年制があり、卒業後に目指せる進路や資格が大きく異なります。薬学部選びで後悔しないためにも、違いを事前に理解しておくことが重要です。

薬学部4年制は「やめとけ」と言われる理由とは?6年制との違いや就職先を解説

医療創生大学について「やばい」と検索される理由としては、この薬学部をめぐる学生募集の状況は無視できないポイントでしょう。

薬剤師国家試験の合格率がやばい?

旧記事では、医療創生大学薬学部について「薬剤師国家試験の合格率98.5%」という非常に高い数字を紹介していました。

しかし、受験生が現在の実力を見るのであれば、累計値だけでなく、直近の新卒合格率を見ることが重要です。

2026年3月に発表された第111回薬剤師国家試験では、医療創生大学薬学科の新卒者は、

  • 受験者:34人
  • 合格者:26人
  • 新卒合格率:76.5%
  • 全国平均:86.3%

という結果でした。

全国平均より約10ポイント低い結果です。

そのため、現在の記事で「薬剤師国家試験の合格率が圧倒的に高い」と紹介するのは適切ではありません。

一方で、76.5%という数字だけを見て「薬学教育が成立していない」と判断するのも早計です。

年度によって国家試験の難易度や受験者構成は変わります。

薬学部を志望する場合は、単年度だけでなく、

  • 新卒合格率
  • 6年間での卒業率
  • ストレート合格率
  • 留年率
  • 学費
  • 国家試験対策

まで確認して大学を選ぶことをおすすめします。

看護師国家試験は全国平均を上回っている

医療創生大学の国家試験実績は、すべてが悪いわけではありません。

2026年の看護師国家試験では、

  • 受験者:46人
  • 合格者:44人
  • 新卒合格率:95.7%
  • 全国平均:94.1%

となり、全国平均を上回りました。

理学療法士・作業療法士についても、

国家試験合格者/受験者新卒合格率全国平均
理学療法士55/58人94.8%94.9%
作業療法士25/26人96.2%96.6%
看護師44/46人95.7%94.1%
保健師9/13人69.2%89.9%
薬剤師26/34人76.5%86.3%

理学療法士と作業療法士は全国平均とほぼ同水準、看護師は全国平均を上回っています。

この点を見ると、「偏差値が低いから国家試験にも弱い」と一括りにはできません。

むしろ医療創生大学を評価する場合は、志望する資格ごとに国家試験実績を見る必要があります。

医療創生大学の学部改編がやばい|2026年に総合医療学部を新設

医療創生大学では2026年4月、大きな学部再編が行われました。

従来の、

  • 看護学部
  • 健康医療科学部
  • 心理学部

を統合し、新たに総合医療学部を開設しています。

総合医療学部は、

  • 理学療法学科
  • 看護学科
  • 心理学科
  • 作業療法学科

の4学科で構成されています。

旧記事では「総合医療学部(仮称・設置構想中)」としていましたが、現在はすでに正式に開設されています。

なぜ3学部を1学部に統合したのか

医療現場では、一つの職種だけで患者を支えるのではなく、

医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、心理職などが協力する「チーム医療」が重要になっています。

医療創生大学も、異なる専門分野を学ぶ学生同士が交流し、幅広い視野とチームで働く力を身につけることを新学部開設の目的として掲げています。

単純な縮小と見ることもできますが、複数の医療系学科を一つの学部にまとめることで、医療職同士の連携を教育段階から学ばせる狙いもあります。

この点は「やばい=危ない」というより、大学が少子化や医療環境の変化に合わせて大きく方向転換していると見る方が適切でしょう。

スポンサーリンク

ただし定員充足率には学科差がある

2026年度に開設された総合医療学部の入学者数を見ると、学科によって差があります。

学科入学定員入学者定員充足率
理学療法学科55人50人90.9%
看護学科55人53人96.4%
心理学科40人36人90.0%
作業療法学科20人13人65.0%
国際看護学部80人83人103.8%
薬学部40人0人0%

大学全体の2026年度入学定員290人に対して入学者は235人で、充足率は81.0%でした。

国際看護学部は定員を上回っており、総合医療学部の看護・理学療法・心理も9割前後を確保しています。

一方、作業療法学科や薬学部については学生確保に課題が見えます。

したがって、

「医療創生大学全体が定員割れしていて危険」

というより、

「学科によって学生募集の状況にかなり差がある」

と見る方が正確でしょう。

医療創生大学とは

医療創生大学は福島県いわき市に本部を置く私立大学です。

現在は福島県いわき市の「いわきキャンパス」に加え、千葉県柏市に「柏キャンパス」を設置しています。

大学の前身は「いわき明星大学」で、2019年4月に「医療創生大学」へ名称変更しました。

現在は医療系分野を中心とした大学へ大きく転換しており、2026年度時点では、

いわきキャンパス

  • 総合医療学部
    • 理学療法学科
    • 看護学科
    • 心理学科
    • 作業療法学科
  • 薬学部(在学生あり)

柏キャンパス

  • 国際看護学部 看護学科

という構成になっています。

なお、旧看護学部・健康医療科学部・心理学部は2026年4月から学生募集を停止しており、在学生が卒業するまでは学部自体は存続します。

国際看護学部は千葉県柏市にある

意外と知られていませんが、医療創生大学の国際看護学部は福島県ではなく、千葉県柏市にあります。

国際看護学部では、多文化共生社会で看護を提供できる人材育成を目的として、英語による看護ケアや異文化理解、コミュニケーション、情報処理などを学びます。

2026年度の入学者は定員80人に対して83人で、定員充足率103.8%でした。

偏差値だけを見ると35.0ですが、学生募集という観点では医療創生大学の中でも比較的安定している学部といえます。

医療創生大学の就職率はやばい?就職決定率100%

入学難易度とは対照的に、医療創生大学の就職実績は比較的良好です。

大学公式サイトによると、2025年3月卒業生は、

  • 就職希望者:281人
  • 就職者:281人
  • 就職決定率:100%
  • 実就職率:88.6%

となっています。

「就職決定率」は就職希望者に対して何人就職できたかを表す数字なので、進学者などを含めた卒業生全体に対する比率とは異なります。

それでも、就職希望者が全員就職している点は評価できます。

医療創生大学の主な就職先

医療創生大学は医療系大学であるため、一般企業への就職だけでなく、病院・薬局・医療法人への就職が多いのが特徴です。

薬学部

過去3年間の主な就職先には、

  • いわき市医療センター
  • 東北大学病院
  • 国立がん研究センター東病院
  • アインファーマシーズ
  • ウエルシア薬局
  • カワチ薬品
  • クスリのアオキ
  • サンドラッグ
  • スギ薬局
  • ツルハ
  • 日本調剤

などがあります。

看護学部

看護系では、

  • いわき市医療センター
  • 福島県立医科大学附属病院
  • 福島赤十字病院
  • 仙台医療センター
  • 筑波大学附属病院
  • 自治医科大学附属病院
  • 杏林大学医学部付属病院
  • 順天堂大学医学部附属順天堂医院
  • がん研究会有明病院

などへの就職実績があります。

地方の私立大学というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、福島県内だけでなく首都圏の大規模病院・大学病院への就職実績も確認できます。

理学療法・作業療法系

理学療法・作業療法系では、

  • いわき市医療センター
  • 福島県立医科大学附属病院
  • 亀田総合病院
  • 虎の門病院
  • AOI国際病院
  • 筑波記念病院
  • 柏たなか病院

などへの就職実績があります。

医療専門職を目指す大学だけに、資格を取得できれば病院・医療法人への就職ルートは比較的明確です。

医療創生大学は恥ずかしい大学なのか

偏差値がBF~35.0であることから、

「医療創生大学に進学するのは恥ずかしいのでは?」

と気にする人もいるかもしれません。

しかし、医療系大学を偏差値だけで評価するのはあまり意味がありません。

看護師や理学療法士、作業療法士などを目指す場合、大学名そのものより、

  • 国家試験に合格できるか
  • 必要な実習環境があるか
  • 4年間学び続けられるか
  • 希望する病院へ就職できるか
  • 学費を含めた費用対効果

の方が重要です。

医療創生大学は難関大学ではありません。

一方で、2026年の看護師国家試験は新卒合格率95.7%、理学療法士94.8%、作業療法士96.2%という実績があり、就職希望者の就職決定率も100%です。

偏差値だけを理由に「恥ずかしい大学」と決めつけるのは適切ではないでしょう。

医療創生大学に向いている人

医療創生大学は、次のような人には検討する価値があります。

医療系の職業を明確に目指している人

看護師、理学療法士、作業療法士など、将来の職業がある程度決まっている人との相性は良いでしょう。

一般的な総合大学とは異なり、卒業後の進路をイメージしやすい大学です。

福島県や東北地方で医療職として働きたい人

福島県内の病院への就職実績が非常に多く、地域医療との結びつきがあります。

地元で医療職を目指す人にとっては選択肢になり得ます。

偏差値より資格取得・就職を重視する人

大学ブランドや学歴よりも、

「看護師になりたい」
「理学療法士になりたい」

など、資格取得を目的として大学を選ぶ人には検討しやすいでしょう。

医療創生大学を受験する前に注意したいこと

一方で、受験前には確認しておきたい点もあります。

特に薬学部については、2026年度の入学者が0人となっており、2027年度いわきキャンパス入試の募集学科にも薬学科が掲載されていません。

薬剤師国家試験の2026年新卒合格率も76.5%で全国平均86.3%を下回りました。

薬剤師を目指して医療創生大学を検討している場合は、

  • 今後の学生募集
  • 在学生への教育体制
  • 進級・卒業状況
  • 国家試験合格率
  • 6年間の学費
  • 奨学金制度

について、必ず最新の大学公式情報を確認した方がよいでしょう。

総合医療学部については2026年4月に開設されたばかりなので、新学部として今後どの程度の国家試験・就職実績を残していくかも注目ポイントです。

スポンサーリンク

まとめ:医療創生大学はやばい?Fランと言われる理由や偏差値・国家試験・就職実績を解説

医療創生大学が「やばい」と検索される背景を最新データから調べると、ポジティブな面とネガティブな面の両方があることがわかります。

偏差値はBF~35.0であり、難関大学とはいえません。

また、2026年度には薬学部の入学者が0人となり、2026年の薬剤師国家試験新卒合格率も76.5%と全国平均を下回っています。

これらは、特に薬学部を検討している受験生なら確認しておきたいポイントです。

一方で、2026年には総合医療学部を新設し、看護・理学療法・作業療法・心理を横断した新しい教育体制へ移行しています。

国家試験についても、2026年の看護師新卒合格率は95.7%、理学療法士94.8%、作業療法士96.2%。2025年3月卒業生の就職希望者281人は全員就職しており、就職決定率100%でした。

そのため、

「偏差値が低いからやばい大学」

と結論づけるのは正確ではありません。

より実態に近い評価をするなら、

「入学難易度は低いものの、医療専門職への就職ルートを持つ大学。ただし薬学部の学生募集や国家試験実績については今後の動向を確認する必要がある」

という評価になるでしょう。

医療創生大学への進学を考えている人は、ネット上の「やばい」「Fラン」といった言葉だけではなく、志望学科の国家試験合格率、就職実績、学費、学生募集状況まで比較して判断することをおすすめします。

奥羽大学は【やばい】のか?歯学部・薬学部が「やばい」と言われる理由を考察
奥羽大学は「やばい」と言われていますが、本当にそうなのでしょうか。本記事では、歯学部・薬学部の偏差値、定員割れ、倍率、留年率、国家試験合格率、口コミ、就職先などをもとに実態を徹底検証します。GReeeeNの出身大学として知られる一方で、国家試験の厳しさや進級の難しさも話題となる奥羽大学について、客観的なデータを交えて詳しく解説します。

subblog.netの記事をGoogle検索で見つけやすくする

大学選び・偏差値・就職情報などを今後もチェックしたい方は、subblog.netをGoogleの「優先ソース」に追加できます。

Googleの優先ソースに追加
この記事を書いた人

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

出典・参考資料

本記事は、以下の公式サイト・公開資料をもとに作成しています。

※偏差値、入試倍率、国家試験合格率、入学者数、就職実績などは更新される可能性があります。受験を検討する際は、医療創生大学公式サイトおよび最新の募集要項もあわせてご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました