大阪大谷大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

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大阪大谷大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

大学を選ぶ際、ネット上で「○○大学 やばい」というワードを目にした経験はありませんか?
実は、「大阪大谷大学 やばい」というワードを目にする人は少なくありません。

ネット上には、「Fランなのでは?」「定員割れ?」「就職は大丈夫?」といった声が散見されます。

この記事では、大阪大谷大学が「やばい」と言われている理由を偏差値や倍率、就職実績などのデータに基づいて冷静に分析します。

「やばい」と言われているからといって、一概に悪い大学だと判断するのは早計です。
実際には、学びの環境やサポート体制、就職先において評価すべき点も多く存在しています。

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大阪大谷大学はFランと言われてやばい

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まず、多くの大学評価で使われる「偏差値」について見てみましょう。

大阪大谷大学の学部別偏差値は以下の通りです。

  • 文学部:40.0
  • 教育学部:40.0
  • 人間社会学部:37.5〜40.0
  • 薬学部:37.5

偏差値だけを見ると、全国的に見て高いとは言えません。そのため、一部ネットユーザーからは「Fラン」と揶揄されてしまうことがあります。

特に私立大学で偏差値が40前後の大学は、どうしても「やばい」「入りやすいだけ」といったネガティブな印象を持たれやすい傾向があります。

しかし、偏差値が低い=学びの質が悪い、というわけではありません。

むしろ、入学後の学びのサポートや、指導の手厚さでカバーしている大学も多く存在します。

大阪大谷大学もその一つです。

大阪大谷大学は定員割れと言われてやばい

次に「定員割れ」が懸念されているかどうかを見てみましょう。

2024年度 一般選抜合計の倍率は以下の通りです。

  • 文学部:3.4倍
  • 教育学部:2.0倍
  • 人間社会学部:2.7倍
  • 薬学部:1.3倍

これを見る限り、明らかに「定員割れ」と呼べる状況ではありません。

特に文学部や人間社会学部は、むしろ人気が高いことがわかります。

薬学部に関しては倍率が低く、「定員ギリギリでは?」と誤解されやすい部分ですが、それでも2023年には1.2倍と安定しています。

薬学部は6年制で学費が高く、他学部に比べて志願者が限定される傾向があるため、倍率が低いからといって「やばい」と断定するのは適切ではありません。

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大阪大谷大学とは

大阪大谷大学は、大阪府富田林市にキャンパスを構える私立大学で、1966年に創立されました。

真宗大谷派(東本願寺)の大阪難波別院(南御堂)を母体とし、宗教的な背景を持つ大学としても知られています。

運営は学校法人大谷学園。

京都にある大谷大学とは別法人ですが、同じ宗派に属する系列校という関係にあります。

キャンパス内には、総合グラウンド、音楽館、博物館、図書館、ウエルネスセンターなどが整備されており、学業だけでなく心身の健康を支える設備も充実しています。

また、夏期・春期の海外研修や大学祭など、学外活動も盛んです。

学部構成と特徴

大阪大谷大学には以下の学部があります。

  • 文学部:日本語・日本文学や歴史文化を学び、教員や博物館職員などを目指す人に人気。
  • 教育学部:幼児・学校教育・特別支援と幅広い専攻を設置し、公立教員採用試験にも多数合格実績あり。
  • 人間社会学部:人間社会、スポーツ健康、心理・福祉など、多彩な学びを提供。
  • 薬学部:6年制の薬学科を設置し、薬剤師国家試験へのサポート体制も整っている。
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就職実績は

「やばい」と言われる理由の一つに「就職できないのでは?」という不安があります。

そこで、大阪大谷大学の主な就職先を見てみましょう。

文学部・教育学部の就職先例:
大阪府内・市内・堺市内の公立中学校や小学校、和歌山県内の公立学校など教育系に強みがあります。

人間社会学部の就職先例:
タカラ通商、トヨタL&F近畿、福祉系法人、コンピュータ関連企業など多様な進路があります。

薬学部の就職先例:
スギ薬局、マツモトキヨシ、ウェルシア薬局、和泉市立総合医療センターなど、医療・調剤分野で安定した実績があります。

就職状況について

就職率の公表はありませんが、各学部ごとに明確な進路指導体制が整っており、特に教職志望や薬剤師志望の学生に対しては強力な支援がある点は見逃せません。

まとめ:大阪大谷大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

偏差値だけを見て「大阪大谷大学はやばい」と決めつけるのは非常にもったいない話です。

  • Fランと言われがちだが、手厚い教育体制と学びの場が整っている
  • 定員割れではなく、むしろ一部の学部は高倍率
  • 宗教的な背景があるからこそ、学生支援に対して真摯
  • 就職実績も幅広く、特に教員志望・薬剤師志望にはおすすめできる

ネット上の「やばい」というワードに惑わされることなく、実際の大学の中身をしっかりと調べることが大切です。

大阪大谷大学は、学びたいことが明確な学生にとっては十分に価値のある選択肢です。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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