法政大学VS東洋大学、行くならどっち?偏差値・就職・人気・キャンパスを比較

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大学あれこれ

法政大学VS東洋大学、行くならどっち?偏差値・就職・人気・キャンパスを比較

「法政大学と東洋大学、両方受かったらどちらに行くべき?」

首都圏の私立大学を志望している受験生にとって、気になる比較の一つではないでしょうか。

法政大学は「MARCH」の一角として知られる難関私立大学。一方の東洋大学は「日東駒専」の中でも志願者数が非常に多く、近年は都心キャンパスの充実や学部再編によって存在感を高めています。

偏差値だけを見ると法政大学が上ですが、東洋大学の上位学部・入試方式では法政大学の一部学部と数値が接近するケースもあります。

さらに、志願者数では東洋大学が法政大学を大きく上回っています。

では、実際に進学するならどちらがよいのでしょうか。

この記事では、

  • 偏差値
  • 志願者数
  • 入試倍率
  • 就職実績
  • キャンパス
  • 知名度・ブランド
  • ダブル合格時の進学先
  • 入試対策

などから、法政大学と東洋大学を比較します。

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法政大学VS東洋大学|基本情報を比較

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まずは両大学の基本情報を見てみましょう。

比較項目法政大学東洋大学
創立年・源流1880年・東京法学校1887年・私立哲学館
旧制大学昇格1920年1928年
本部所在地東京都千代田区東京都文京区
大学群MARCH日東駒専
学部数15学部14学部
主なキャンパス市ヶ谷・多摩・小金井白山・赤羽台・朝霞・川越
一般選抜延べ志願者規模約7万5,000人11万9,233人

両大学とも明治期にルーツを持つ歴史ある総合大学です。

法政大学は明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学とともに「MARCH」を形成しています。

一方、東洋大学は日本大学、駒澤大学、専修大学とともに「日東駒専」と呼ばれています。

大学群だけを見ると法政大学が一段上と認識されることが多いですが、近年の東洋大学は志願者数の増加や都心キャンパスの充実などによって、受験市場での存在感を高めています。

偏差値は法政大学が上

まず、大学全体の偏差値帯を比較します。

法政大学はおおむね52.5~65.0。

東洋大学はデータの集計方法によって幅がありますが、おおむね40.0~60.0前後に分布しています。

大学全体では、法政大学の方が高い偏差値帯に位置しています。

学部系統別の偏差値比較

学部領域法政大学東洋大学
文学系55.0~62.547.5~60.0前後
法学系57.5~62.547.5~55.0前後
経済系55.0~60.047.5~55.0前後
経営系57.5~62.550.0~57.5前後
社会系55.0~65.050.0~55.0前後
理工系52.5~57.545.0~52.5前後

特に法学部や経営学部では法政大学の優位が目立ちます。

一方で注目したいのが、東洋大学の上位学部・入試方式です。

東洋大学の上位学部は法政大学にどこまで迫った?

東洋大学の一部学部・入試方式では、偏差値57.5~60.0程度に達するケースがあります。

これは法政大学の多摩キャンパスにある経済学部や社会学部などの一部方式と数値上接近する水準です。

つまり、

「東洋大学だから法政大学より必ず偏差値が10ポイント以上低い」

というわけではありません。

入試方式や学部によっては、かなり近い数字になるケースもあります。

ただし、ここで注意したいのは、偏差値が同じだからといって入試難易度まで完全に同じとは限らないことです。

偏差値は各模試の受験者層や入試方式によって変動します。

大学全体の偏差値分布を見ると、依然として法政大学の方が高い水準にあります。

志願者数では東洋大学が圧倒

偏差値では法政大学が上ですが、志願者数を見ると状況は逆転します。

大学一般選抜延べ志願者数
法政大学約75,000人
東洋大学119,233人

東洋大学の志願者数は11万人を超えており、全国でもトップクラスです。

法政大学も非常に人気の高い大学ですが、延べ志願者数では東洋大学が大きく上回っています。

なぜ東洋大学はこれほど志願者が多い?

東洋大学では、1回の受験で複数の学科や判定方式を併願しやすい入試制度が用意されています。

例えば、

  • 3教科型
  • 最高得点重視型
  • 数学必須型
  • 多科目型

など、受験生が自分の得意科目に合わせて複数の判定を受けられる仕組みがあります。

そのため、延べ志願者数が増えやすい点には注意が必要です。

つまり、

「志願者数が多い=法政大学より難しい」

という意味ではありません。

ただし、東洋大学が非常に多くの受験生を集めていること自体は、近年の人気の高さを示しているといえるでしょう。

一般選抜倍率を比較

次に倍率を見てみます。

東洋大学の第1部一般選抜では、平均実質倍率がおよそ5倍前後となるデータがあります。

一部の入試方式ではかなり高い倍率になります。

例えば、経済学部経済学科の一部方式では30倍を超える倍率となるケースもあります。

一方、法政大学では学部個別のA方式で3.5~6.5倍程度となるケースが多く、募集人数が少ないT日程などでは10倍前後まで上昇することがあります。

高倍率=高偏差値とは限らない

ここも重要です。

倍率30倍だからといって、その学部が偏差値70クラスの超難関という意味ではありません。

募集人数が少ない方式では、少人数の募集枠に志願者が集中するだけで倍率は大きく上昇します。

大学の難易度を見る際は、

偏差値+募集人数+倍率+入試方式

をセットで考える必要があります。

入試問題・合格戦略にも違いがある

法政大学と東洋大学では、合格するための対策にも違いがあります。

法政大学の合格に必要なこと

法政大学では英語長文をはじめ、読解力や思考力を求める問題への対応力が重要になります。

特に上位の受験生には早稲田大学や他のMARCH大学との併願者も含まれるため、標準問題で大きく取りこぼさない完成度が求められます。

また、募集人数の少ないT日程は高倍率になりやすいため、募集枠の大きいA方式を受験戦略の中心に置く方法も考えられます。

東洋大学の合格に必要なこと

東洋大学では、基礎~標準レベルの問題を確実に得点する力が重要です。

マーク式を中心とする入試では、解答速度と正確性も求められます。

問題が極端に難しくなくても、多くの受験生が高得点を取る場合には、1問のミスが合否を左右する可能性があります。

また、複数の判定方式を利用できる点も東洋大学の特徴です。

自分の得意科目に合った方式を選ぶことが、合格可能性を高めるポイントとなります。

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就職実績では法政大学が優勢

進学先を選ぶ際には、就職実績も気になるところです。

特に分かりやすい指標の一つが「有名企業400社実就職率」です。

大学有名企業400社実就職率
法政大学21.1%
東洋大学8.7%

この指標では法政大学が東洋大学を大きく上回っています。

法政大学の主な就職先

法政大学では、

  • 東京都庁
  • マイナビ
  • レバレジーズ
  • あいおいニッセイ同和損害保険
  • りそな銀行
  • ニトリ
  • 富士通

など、官公庁から金融、IT、メーカー、サービス業まで幅広い就職実績があります。

MARCHの一角という知名度もあり、多くの大手企業への就職者を輩出しています。

東洋大学の主な就職先

東洋大学でも、

  • 東京都庁
  • 各県教育委員会
  • みずほ銀行
  • りそなグループ
  • JR東日本
  • 楽天グループ
  • JTB
  • 星野リゾート

など、幅広い企業・団体への就職実績があります。

特に公務員や教員に加えて、国際観光学部などを背景に観光・ホテル業界への進路が目立つ点が特徴です。

大手企業志向なら法政大学が有利か

有名企業400社実就職率では、

法政大学21.1%に対して東洋大学8.7%

という差があります。

この数字だけで全ての就職力を判断することはできませんが、大手企業への就職という観点では法政大学の方が実績は高いといえます。

一方で、就職は大学名だけで決まるものではありません。

学部、資格、インターン、ゼミ、本人の就職活動などによって結果は大きく変わります。

東洋大学からも大手企業へ進む学生は多くいます。

キャンパスはかなり重要

法政大学と東洋大学を比較するうえで、意外と重要なのがキャンパスです。

法政大学

法政大学には主に3つのキャンパスがあります。

市ヶ谷キャンパス

東京都千代田区にあり、

  • 法学部
  • 文学部
  • 経営学部
  • 国際文化学部
  • 人間環境学部
  • キャリアデザイン学部
  • GIS
  • デザイン工学部

などが学びます。

都心立地で、就職活動やアルバイト、学生生活の利便性は非常に高いといえます。

多摩キャンパス

東京都町田市にあり、

  • 経済学部
  • 社会学部
  • 現代福祉学部
  • スポーツ健康学部

などが設置されています。

広大で自然豊かなキャンパスですが、市ヶ谷キャンパスと比べると都心からのアクセスには時間がかかります。

小金井キャンパス

理工系学部が中心です。

理工学部、生命科学部、情報科学部などが学びます。

東洋大学のキャンパス

東洋大学の特徴は、文系主要学部が白山キャンパスに集まっている点です。

白山キャンパス

東京都文京区にあり、

  • 文学部
  • 経済学部
  • 経営学部
  • 法学部
  • 社会学部
  • 国際学部
  • 国際観光学部

などが集まっています。

東洋大学のメインキャンパスであり、都心へのアクセスも良好です。

学生食堂の充実でも知られています。

赤羽台キャンパス

東京都北区にあり、情報連携学部(INIAD)などが設置されています。

ITやデジタル分野に関心がある受験生から注目されるキャンパスです。

このほか、朝霞や川越にもキャンパスがあります。

「法政・多摩VS東洋・白山」なら迷う人もいる

大学名だけで比較すると、法政大学を選ぶ受験生が多いと考えられます。

しかし、

法政大学・多摩キャンパス

と

東洋大学・白山キャンパス

を比較すると、話は少し変わります。

例えば自宅が東京23区内や千葉・埼玉方面にある場合、白山キャンパスの方が通学しやすいケースがあります。

大学には4年間通うため、

  • 通学時間
  • 学びたい学部
  • キャンパス環境
  • 学費

まで考えて選ぶ必要があります。

知名度・ブランドでは法政大学

大学ブランドという観点では法政大学が優位です。

法政大学は、

MARCH

に加えて、

東京六大学

にも含まれています。

全国的な知名度も高く、首都圏私大の中では難関大学として広く認識されています。

一方、東洋大学は日東駒専の一校です。

ただし近年は、

  • 志願者数の増加
  • 白山キャンパスへの文系学部集約
  • 赤羽台キャンパスの整備
  • 新学部・学部再編
  • 箱根駅伝などによる知名度

などによって存在感を高めています。

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ダブル合格ならどちらが選ばれる?

法政大学と東洋大学の両方に合格した場合、法政大学を選ぶ受験生が多いというダブル合格データがあります。

提供いただいたデータでは、同系統学部の比較で95%以上が法政大学を選択するケースが報告されています。

つまり、

法政大学経済学部VS東洋大学経済学部

法政大学経営学部VS東洋大学経営学部

といった比較では、法政大学への進学が中心となっています。

大学群の違いだけでなく、偏差値や就職実績なども進学先選択に影響していると考えられます。

それでも東洋大学を選ぶケースはある

もちろん、法政大学に合格したら必ず法政大学へ行かなければならないわけではありません。

東洋大学を選ぶ合理的な理由もあります。

1.白山キャンパスの立地

法政大学の多摩キャンパスより東洋大学白山キャンパスの方が大幅に通いやすい場合です。

毎日の通学時間が1時間違えば、4年間ではかなり大きな差になります。

2.学びたい分野が東洋大学にある

例えば情報連携学部(INIAD)や国際観光学部など、東洋大学独自の教育分野を強く志望している場合です。

大学名だけではなく、「何を学ぶか」で選ぶのであれば東洋大学という選択も十分あり得ます。

3.特待生・奨学金

東洋大学で学費免除などの条件を得られる場合、経済的メリットは非常に大きくなります。

家庭の負担まで考えれば、大学選択における重要な判断材料になります。

日東駒専受験生のMARCHチャレンジ校として法政は人気

日東駒専を中心に受験する学生が、MARCHから1校チャレンジする場合、法政大学は選ばれやすい大学です。

データでは、その割合は43.7%とされています。

法政大学には偏差値50台後半から狙える学部・方式もあり、MARCHへのチャレンジ校として現実的な選択肢になりやすいことが背景にあると考えられます。

「東洋大学を安全校~実力相応校、法政大学をチャレンジ校」

という受験パターンも珍しくありません。

なお、法政大学と日東駒専の大学を比較したい方は、「法政大学と日本大学、行くならどっち?」も参考にしてください。

日本大学は東洋大学とは異なり、医学部・歯学部・芸術学部・獣医学系など幅広い専門分野を持つため、法政大学との比較でも違った特徴が見えてきます。

▶ 法政大学と日本大学 行くならどっち?偏差値・就職・学部・評判を比較

法政大学がおすすめな人

法政大学が向いているのは、次のような人です。

  • MARCHレベルの大学へ進学したい
  • 大手企業への就職を重視したい
  • 大学ブランドや知名度を重視する
  • 市ヶ谷キャンパスの学部を志望している
  • 早慶・MARCHを中心に受験する
  • 幅広い企業・業界への就職を考えている

特に、市ヶ谷キャンパスにある法・文・経営系などを志望する場合は、難易度・立地・就職実績のバランスが良いといえるでしょう。

東洋大学がおすすめな人

一方、東洋大学が向いているのは次のような人です。

  • 白山キャンパスへの通学利便性を重視する
  • INIADなど特定分野を学びたい
  • 国際観光・ホテル業界などを志望している
  • 入試方式を複数活用して合格可能性を高めたい
  • 特待生制度・奨学金を重視する
  • 日東駒専を中心に受験戦略を組んでいる

特に、大学名よりも「学びたい分野」「キャンパス」「通学時間」を優先するなら、東洋大学が適するケースもあります。

法政大学VS東洋大学、結局どっち?

ここまでの比較をまとめます。

比較項目優位・特徴
偏差値法政大学
志願者数東洋大学
入試倍率方式による
大手企業就職法政大学
公務員・教員両大学とも実績あり
ブランド・知名度法政大学
都心文系キャンパス法政・市ヶ谷、東洋・白山とも高評価
ダブル合格時の選択法政大学を選ぶケースが多い
IT・国際観光など特定分野東洋大学にも特徴
入試方式の多様性東洋大学

大学全体で見ると、偏差値、大学ブランド、大手企業への就職実績、ダブル合格時の進学状況などから、法政大学の方が上位に位置していると判断できるデータが多くあります。

ただし、東洋大学も決して単純に比較できる大学ではありません。

一部学部・入試方式では偏差値が法政大学の一部学部に接近しており、志願者数では法政大学を大幅に上回ります。

白山キャンパスの利便性やINIAD、国際観光学部など、東洋大学ならではの魅力もあります。

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まとめ|法政大学VS東洋大学、行くならどっち?偏差値・就職・人気・キャンパスを比較

法政大学と東洋大学を比較すると、大学全体の入試難易度や就職実績、ブランドでは法政大学が優位です。

特に大手企業への就職やMARCHブランドを重視する場合は、法政大学が有力な選択肢になるでしょう。

一方、東洋大学は志願者11万人を超える非常に人気の高い大学です。

上位学部では偏差値も上昇しており、白山キャンパスの立地やINIAD、国際観光といった特色ある教育も魅力です。

また、

「法政大学・多摩キャンパスと東洋大学・白山キャンパスなら?」

という比較では、通学時間や学びたい分野によって東洋大学を選ぶ人がいても不思議ではありません。

大学を選ぶときに重要なのは、単純な大学名の序列だけではありません。

偏差値、就職、キャンパス、学びたい分野、通学時間、学費。

これらを総合的に比較し、自分に合った大学を選ぶことが大切です。

法政大学VS学習院大学、行くならどっち?偏差値・就職・ダブル合格・キャンパスを比較
法政大学と学習院大学、進学するならどっち?偏差値・入試難易度・倍率・志願者数・W合格時の進学率・就職率・主な就職先・キャンパス立地・大学規模・ブランド・学費まで徹底比較。法政は大規模総合大学としての選択肢、学習院は目白の立地と少人数教育が魅力。両校の違いと向いている人、併願戦略まで詳しく解説します。

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この記事を書いた人

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

出典・参考資料

※偏差値は河合塾提供のボーダーラインを旺文社「パスナビ」が掲載したデータを参照しています。偏差値・倍率・志願者数などは入試年度や入試方式によって変動するため、最新の募集要項・大学公式情報もあわせてご確認ください。

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