文東立松は日東駒専の下・大東亜帝国の上?学部別ランキングで意外な序列を検証
大学受験の世界では、大学群によって難易度や序列が語られることがあります。
有名な大学群としては、MARCH、成成明学獨國武、日東駒専、大東亜帝国などがありますが、近年では「文東立松」という大学群も一部で見られるようになっています。
文東立松とは、以下の4大学を指す大学群です。
- 文教大学
- 東京経済大学
- 立正大学
- 二松学舎大学
検索ワードとしても、「文東立松 日東駒専の下 大東亜帝国の上」という言葉が見られます。
では実際に、文東立松は日東駒専より下で、大東亜帝国より上なのでしょうか。
結論から言うと、文系主要学部を中心に見ると、文東立松は「日東駒専の下・大東亜帝国の上」という位置づけにおおむね近いといえます。
ただし、大学群だけで単純に序列を決めるのは危険です。
学部別に見ると、文教大学教育学部や二松学舎大学文学部のように、日東駒専と同水準に近い学部もあります。
一方で、大東亜帝国の中にも、国士舘大学政経学部、東海大学文学部、帝京大学文学部など、文東立松と同等以上の難易度を持つ学部があります。
この記事では、2027年度入試向けの河合塾(パスナビ)偏差値・共通テスト得点率をもとに、文東立松、日東駒専、大東亜帝国の難易度を比較していきます。
文東立松とは?
文東立松とは、次の4大学をまとめた大学群です。
| 略称 | 大学名 |
|---|---|
| 文 | 文教大学 |
| 東 | 東京経済大学 |
| 立 | 立正大学 |
| 松 | 二松学舎大学 |
いずれも首都圏にある中堅私立大学で、文系学部を中心に一定の知名度と実績を持っています。
ただし、日東駒専のように全国的に定着した大学群というよりは、受験情報やネット上の比較で使われることがある比較的新しいくくりです。
それぞれの大学には、次のような特徴があります。
| 大学 | 主な特徴 |
|---|---|
| 文教大学 | 教育学部に強み。教員志望者からの評価が高い |
| 東京経済大学 | 経済・経営・コミュニケーション系に強い |
| 立正大学 | 心理、文学、法、経済、福祉、環境系など幅広い |
| 二松学舎大学 | 文学部、国文学、漢文学、国語教員養成に強い |
つまり、文東立松は単なる偏差値のくくりではなく、教育・経済・心理・文学など、専門性のある中堅私大群として見ると分かりやすいです。
文東立松の偏差値・共通テスト得点率

まず、文東立松4大学の偏差値と共通テスト得点率を確認します。
| 大学 | 主な偏差値帯 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 文教大学 | 35.0〜57.5 | 46〜80% |
| 東京経済大学 | 45.0〜50.0 | 62〜73% |
| 立正大学 | 35.0〜50.0 | 36〜74% |
| 二松学舎大学 | 40.0〜55.0 | 62〜72% |
文東立松全体を見ると、偏差値は35.0〜57.5まで幅があります。
ただし、中心となる文系主要学部では、偏差値42.5〜50.0前後、共通テスト得点率60%台後半〜70%台前半の学部が多くなっています。
特に難易度が高めなのは、以下の学部です。
| 大学 | 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 文教大学 | 教育学部 | 45.0〜57.5 | 72〜80% |
| 二松学舎大学 | 文学部 | 42.5〜55.0 | 67〜72% |
| 立正大学 | 心理学部 | 47.5〜50.0 | 72% |
| 東京経済大学 | コミュニケーション学部 | 47.5〜50.0 | 66〜73% |
| 文教大学 | 経営学部 | 50.0 | 71〜76% |
文教大学教育学部は、偏差値57.5、共通テスト得点率80%まであり、文東立松の中ではかなり高い水準です。
また、二松学舎大学文学部も偏差値55.0まであり、日東駒専の文学部系統と比較しても十分に存在感があります。
文東立松は日東駒専の下なのか?
次に、日東駒専と比較します。
日東駒専とは、以下の4大学を指します。
- 日本大学
- 東洋大学
- 駒澤大学
- 専修大学
今回のデータを見ると、日東駒専の主な難易度帯は以下の通りです。
| 大学 | 主な偏差値帯 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 日本大学 | 35.0〜65.0 | 40〜76% |
| 東洋大学 | 42.5〜60.0 | 56〜87% |
| 駒澤大学 | 42.5〜55.0 | 55〜77% |
| 専修大学 | 42.5〜57.5 | 59〜81% |
日本大学は医学部や歯学部、理工系、芸術学部などを含むため、偏差値帯にかなり幅があります。
文系主要学部を中心に見ると、日東駒専はおおむね偏差値45.0〜57.5前後の学部が多く、東洋大学では偏差値60.0に達する学部もあります。
文東立松と比較すると、日東駒専の方が全体的に上位学部の層が厚いです。
| 比較項目 | 日東駒専 | 文東立松 |
|---|---|---|
| 上位学部の偏差値 | 東洋60.0、専修57.5、日本57.5、駒澤55.0 | 文教57.5、二松学舎55.0、立正50.0、東京経済50.0 |
| 共テ80%台の学部 | 東洋・専修に複数あり | 文教教育で80%、他は70%台前半が中心 |
| 学部層の厚さ | 多くの文系学部が50.0以上 | 看板学部は高いが、学部差がある |
| 全体の難易度 | 中堅私大上位 | 中堅私大中位〜やや上位 |
このため、大学群全体としては、文東立松は日東駒専より一段下に位置づけられやすいといえます。
ただし、これは「文東立松が日東駒専よりかなり下」という意味ではありません。
文教大学教育学部、二松学舎大学文学部、立正大学心理学部、東京経済大学コミュニケーション学部などは、日東駒専の下位〜中位学部と近い難易度にあります。
つまり、文東立松は日東駒専の完全な下位互換ではなく、学部によっては日東駒専と重なる大学群と見るのが正確です。
日東駒専は上位何パーセント?私立大学のみ・国公立含む2つの視点で検証
文東立松は大東亜帝国の上なのか?
次に、大東亜帝国と比較します。
大東亜帝国とは、以下の5大学を指します。
- 大東文化大学
- 東海大学
- 亜細亜大学
- 帝京大学
- 国士舘大学
今回のデータを見ると、大東亜帝国の主な難易度帯は以下の通りです。
| 大学 | 主な偏差値帯 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 大東文化大学 | 35.0〜47.5 | 42〜72% |
| 東海大学 | 35.0〜65.0 | 37〜83% |
| 亜細亜大学 | 35.0〜42.5 | 42〜72% |
| 帝京大学 | 35.0〜65.0 | 42〜90% |
| 国士舘大学 | 35.0〜50.0 | 53〜73% |
東海大学と帝京大学には医学部があるため、偏差値65.0や共通テスト得点率90%といった数値も出ています。
ただし、文系主要学部を中心に見ると、大東亜帝国は偏差値37.5〜45.0前後の学部が多く、文東立松よりやや低めに出る傾向があります。
| 比較項目 | 文東立松 | 大東亜帝国 |
|---|---|---|
| 文系上位学部の偏差値 | 文教57.5、二松学舎55.0、立正50.0、東京経済50.0 | 東海50.0、帝京50.0、国士舘50.0 |
| 文系主要学部の中心帯 | 42.5〜50.0前後 | 37.5〜45.0前後 |
| 共テ得点率 | 60%台後半〜70%台前半が多い | 50%台後半〜70%前後が多い |
| 全体の印象 | 大東亜帝国よりやや上 | 中堅私大中位 |
したがって、文系主要学部に限れば、文東立松は大東亜帝国よりやや上に位置すると考えてよいでしょう。
ただし、ここにも例外があります。
大東亜帝国の中にも、次のような高めの学部があります。
| 大学 | 学部 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 東海大学 | 文学部 | 42.5〜50.0 |
| 東海大学 | 文化社会学部 | 42.5〜50.0 |
| 帝京大学 | 文学部 | 40.0〜50.0 |
| 国士舘大学 | 政経学部 | 45.0〜50.0 |
| 国士舘大学 | 経営学部 | 45.0 |
つまり、「文東立松は大東亜帝国よりすべて上」と断定するのは正確ではありません。
文東立松の下位学部と、大東亜帝国の上位学部は重なります。
そのため、結論としては、文東立松は大東亜帝国よりやや上だが、学部別には逆転もあるという表現が最も正確です。
大東亜帝国は上位何パーセント?偏差値から私立のみ・国公立含む場合を算出
日東駒専・文東立松・大東亜帝国の難易度イメージ
3つの大学群をまとめると、以下のようになります。
| 大学群 | 難易度イメージ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 日東駒専 | 中堅私大上位 | 知名度・学部層・共テ得点率で強い |
| 文東立松 | 中堅私大中位〜やや上位 | 看板学部に強みがあり、日東駒専下位と重なる |
| 大東亜帝国 | 中堅私大中位 | 学部によっては文東立松と同等以上もある |
おおまかには、検索ワード通り、日東駒専 > 文東立松 > 大東亜帝国という並びは成立します。
ただし、学部別に見ると、この順番は必ずしも固定ではありません。
学部別ランキングで見る意外な序列

ここからは、日東駒専、文東立松、大東亜帝国をすべて含めて、学部系統別にランキングを見ていきます。
大学全体の序列ではなく、受験生が併願校を選びやすいように、文系主要学部を中心に比較します。
文学部・人文系ランキング
文学部・人文系では、日東駒専が強い一方で、二松学舎大学文学部がかなり健闘しています。
| 順位 | 大学 | 学部 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 東洋大学 | 文学部 | 45.0〜60.0 |
| 2位 | 日本大学 | 文理学部 | 42.5〜55.0 |
| 2位 | 駒澤大学 | 文学部 | 45.0〜55.0 |
| 2位 | 専修大学 | 文学部 | 45.0〜55.0 |
| 2位 | 二松学舎大学 | 文学部 | 42.5〜55.0 |
| 6位 | 文教大学 | 文学部 | 35.0〜50.0 |
| 6位 | 東海大学 | 文学部 | 42.5〜50.0 |
| 6位 | 帝京大学 | 文学部 | 40.0〜50.0 |
| 9位 | 立正大学 | 文学部 | 42.5〜47.5 |
| 9位 | 大東文化大学 | 文学部 | 35.0〜47.5 |
注目したいのは、二松学舎大学文学部が、駒澤大学文学部・専修大学文学部・日本大学文理学部と同じ偏差値55.0まで届いている点です。
二松学舎大学は大学規模こそ大きくありませんが、文学部、国文学、漢文学、国語教員養成では独自の存在感があります。
文学部系統では、文東立松の中でも二松学舎大学はかなり強いといえます。
経済・経営・商学部ランキング
経済・経営・商学部系では、日東駒専が上位に来ます。
一方で、文東立松では東京経済大学や文教大学経営学部が比較対象に入ってきます。
| 順位 | 大学 | 学部 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 東洋大学 | 経済学部 | 42.5〜57.5 |
| 1位 | 東洋大学 | 経営学部 | 45.0〜57.5 |
| 3位 | 日本大学 | 経済学部 | 47.5〜52.5 |
| 3位 | 日本大学 | 商学部 | 50.0〜52.5 |
| 3位 | 駒澤大学 | 経済学部 | 47.5〜52.5 |
| 3位 | 駒澤大学 | 経営学部 | 50.0〜52.5 |
| 3位 | 専修大学 | 商学部 | 50.0〜52.5 |
| 8位 | 文教大学 | 経営学部 | 50.0 |
| 8位 | 東京経済大学 | コミュニケーション学部 | 47.5〜50.0 |
| 8位 | 国士舘大学 | 政経学部 | 45.0〜50.0 |
| 11位 | 東京経済大学 | 経済学部 | 45.0〜47.5 |
| 12位 | 東京経済大学 | 経営学部 | 45.0 |
| 12位 | 国士舘大学 | 経営学部 | 45.0 |
| 14位 | 立正大学 | 経済学部 | 42.5〜45.0 |
| 15位 | 大東文化大学 | 経済学部 | 40.0〜45.0 |
| 15位 | 亜細亜大学 | 経済学部 | 42.5 |
経済・経営系では、東洋大学が強いです。経済学部・経営学部ともに偏差値57.5まであり、日東駒専の中でも上位に位置します。
文東立松では、東京経済大学が存在感を示しています。
東京経済大学は偏差値の上限だけを見ると日東駒専には届きませんが、経済、経営、コミュニケーション、現代法などが偏差値45.0〜50.0前後にまとまっており、ビジネス系を学びたい受験生にとっては併願候補にしやすい大学です。
また、大東亜帝国では国士舘大学政経学部が偏差値50.0まであり、文東立松の一部学部と同等の水準にあります。
法学部・政治経済系ランキング
法学部・政治経済系では、日東駒専がやはり上位です。
ただし、国士舘大学政経学部が意外と高く、文東立松の法・政治経済系と比較しても上位に入ります。
| 順位 | 大学 | 学部 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 日本大学 | 法学部 | 42.5〜55.0 |
| 1位 | 東洋大学 | 法学部 | 42.5〜55.0 |
| 1位 | 専修大学 | 法学部 | 47.5〜55.0 |
| 4位 | 駒澤大学 | 法学部 | 45.0〜52.5 |
| 5位 | 国士舘大学 | 政経学部 | 45.0〜50.0 |
| 6位 | 立正大学 | 法学部 | 45.0 |
| 6位 | 東京経済大学 | 現代法学部 | 45.0 |
| 8位 | 二松学舎大学 | 国際政治経済学部 | 40.0〜45.0 |
| 8位 | 国士舘大学 | 法学部 | 40.0〜45.0 |
| 10位 | 帝京大学 | 法学部 | 40.0 |
| 11位 | 東海大学 | 政治経済学部 | 40.0〜42.5 |
| 12位 | 大東文化大学 | 法学部 | 35.0〜42.5 |
この系統では、日東駒専の法学部が強いです。
特に日本大学、東洋大学、専修大学の法学部はいずれも偏差値55.0まであり、文東立松より上位にあります。
一方で、文東立松の立正大学法学部、東京経済大学現代法学部は偏差値45.0で、日東駒専の下位学部や大東亜帝国の上位学部と近い水準です。
また、国士舘大学政経学部は偏差値50.0まであり、大東亜帝国の中でも上位に位置します。
この点からも、大東亜帝国だから文東立松より必ず下とは言えないことが分かります。
教育・心理・人間科学系ランキング
教育・心理・人間科学系では、文東立松がかなり強くなります。
特に文教大学教育学部は、日東駒専を含めても上位クラスです。
| 順位 | 大学 | 学部 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 文教大学 | 教育学部 | 45.0〜57.5 |
| 1位 | 専修大学 | 人間科学部 | 50.0〜57.5 |
| 3位 | 立正大学 | 心理学部 | 47.5〜50.0 |
| 4位 | 文教大学 | 人間科学部 | 45.0〜47.5 |
| 4位 | 東海大学 | 児童教育学部 | 42.5〜47.5 |
| 6位 | 帝京大学 | 教育学部 | 40.0〜42.5 |
このランキングは、今回の記事の中でもかなり重要です。
文教大学教育学部は偏差値57.5、共通テスト得点率80%まであり、日東駒専と比較しても十分に高い水準です。
「文東立松は日東駒専の下」と言われることがありますが、教育系に限れば、文教大学は日東駒専と同等以上に評価できる学部を持っています。
また、立正大学心理学部も偏差値50.0、共通テスト得点率72%で、文東立松の中では難易度が高い学部です。
教育・心理系を志望する受験生にとっては、大学群の序列だけで判断せず、文教大学や立正大学をしっかり比較する価値があります。
国際・外国語・コミュニケーション系ランキング
国際・外国語・コミュニケーション系では、東洋大学と専修大学が上位です。
一方で、東京経済大学コミュニケーション学部も比較的高い位置に入ります。
| 順位 | 大学 | 学部 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 東洋大学 | 国際学部 | 42.5〜55.0 |
| 1位 | 東洋大学 | 国際観光学部 | 52.5〜55.0 |
| 1位 | 専修大学 | 国際コミュニケーション学部 | 50.0〜55.0 |
| 4位 | 東京経済大学 | コミュニケーション学部 | 47.5〜50.0 |
| 5位 | 帝京大学 | 外国語学部 | 40.0〜47.5 |
| 6位 | 二松学舎大学 | 国際政治経済学部 | 40.0〜45.0 |
| 7位 | 文教大学 | 国際学部 | 42.5 |
| 7位 | 亜細亜大学 | 国際関係学部 | 40.0〜42.5 |
| 9位 | 日本大学 | 国際関係学部 | 40.0 |
| 10位 | 大東文化大学 | 外国語学部 | 35.0〜40.0 |
この系統では、東洋大学と専修大学が強いです。
東洋大学国際学部、東洋大学国際観光学部、専修大学国際コミュニケーション学部はいずれも偏差値55.0まであり、日東駒専の中でも上位に位置します。
文東立松では、東京経済大学コミュニケーション学部が偏差値50.0まであり、日東駒専下位〜中位に近い位置にあります。
一方で、二松学舎大学国際政治経済学部や文教大学国際学部は、偏差値40.0〜45.0前後で、大東亜帝国の上位学部と重なります。
文東立松4大学の難易度ランキング
ここで、文東立松4大学だけに絞って、難易度ランキングを作成します。
なお、このランキングは、偏差値・共通テスト得点率の上限、文系主要学部の安定感、看板学部の強さをもとにした参考順位です。
大学全体の優劣ではなく、受験生が併願校を考える際の目安として見てください。
| 順位 | 大学 | 根拠 |
|---|---|---|
| 1位 | 文教大学 | 教育学部が偏差値57.5、共テ80%まであり、4大学で最も上限が高い |
| 2位 | 二松学舎大学 | 文学部が偏差値55.0まであり、看板学部の難易度が高い |
| 3位 | 東京経済大学 | 偏差値45.0〜50.0前後で安定し、経済・経営系の併願校として使いやすい |
| 4位 | 立正大学 | 心理学部は高いが、学部間の難易度差が大きい |
上限だけで見ると、文教大学と二松学舎大学が目立ちます。
一方で、学部全体の安定感では東京経済大学も評価できます。東京経済大学は偏差値45.0〜50.0前後の学部が多く、難易度に大きなばらつきが少ないため、経済・経営系志望者にとっては併願校として選びやすい大学です。
立正大学は、心理学部や文学部などは比較的高めですが、データサイエンス学部、地球環境科学部、社会福祉学部などでは偏差値35.0〜37.5の学科もあり、学部による差が大きいです。
そのため、立正大学を検討する場合は、大学名だけで判断するのではなく、志望学部ごとの難易度を確認することが重要です。
文東立松はどんな受験生におすすめ?
文東立松は、次のような受験生におすすめです。
日東駒専を第一志望・チャレンジ校にしている人
文東立松は、日東駒専の併願校として検討しやすい大学群です。
日東駒専より全体的にはやや下に位置しますが、文教大学教育学部や二松学舎大学文学部のように、日東駒専と近い難易度の学部もあります。
そのため、日東駒専を第一志望にしつつ、少し現実的な併願先を探している受験生に向いています。
大東亜帝国より少し上を狙いたい人
文東立松は、文系主要学部で見ると、大東亜帝国よりやや上に位置する学部が多いです。
もちろん、大東亜帝国にも上位学部はありますが、全体的には文東立松の方が日東駒専に近い水準といえます。
「大東亜帝国も受けるが、もう少し上の大学も狙いたい」という受験生にとって、文東立松は検討しやすい大学群です。
教育・経済・心理・文学など、学びたい分野が明確な人
文東立松は、大学ごとの強みが分かりやすい大学群です。
| 志望分野 | おすすめ大学 |
|---|---|
| 教育・教員養成 | 文教大学 |
| 経済・経営・ビジネス | 東京経済大学 |
| 心理・福祉・文学 | 立正大学 |
| 国文学・漢文学・国語教員 | 二松学舎大学 |
特に、教育なら文教大学、文学・国語教員なら二松学舎大学、経済・経営なら東京経済大学というように、目的が明確な受験生ほど選びやすい大学群です。
大学群の名前より学部の中身を重視したい人
文東立松は、知名度だけで見ると日東駒専より下に見られがちです。
しかし、学部ごとに見ると、十分に魅力的な学部があります。
たとえば、文教大学教育学部は教育系志望者にとって非常に有力な選択肢です。二松学舎大学文学部も、国文学や国語教員を目指す人にとっては専門性の高い環境です。
大学群の序列だけでなく、何を学びたいか、どんな進路を目指すかで選ぶことが大切です。
文東立松を受験する際の注意点
文東立松を受験する場合、注意したいのは同じ大学群でも学部によって難易度が大きく違うという点です。
たとえば、文教大学は教育学部が非常に高めですが、他学部では偏差値帯に幅があります。
立正大学も心理学部は高めですが、社会福祉学部や地球環境科学部などは比較的入りやすい学科もあります。
二松学舎大学は文学部が強い一方で、国際政治経済学部は文学部より偏差値が低めです。
つまり、文東立松を受験する際は、大学名だけでなく、必ず学部・学科単位で難易度を見る必要があります。
また、日東駒専、大東亜帝国との併願を考える場合は、次のように整理すると分かりやすいです。
| 受験パターン | 併願イメージ |
|---|---|
| 日東駒専が第一志望 | 文東立松を現実的な併願校にする |
| 文東立松が第一志望 | 大東亜帝国を安全校として組み込む |
| 大東亜帝国が第一志望 | 文東立松をチャレンジ校にする |
| 教育・文学など専門分野重視 | 文教大学、二松学舎大学などを優先して検討する |
特に日東駒専を目指す受験生にとって、文東立松はかなり現実的な併願先になります。
一方で、大東亜帝国の上位学部も文東立松と重なるため、安全校として考える場合でも、学部ごとの難易度は必ず確認しておきましょう。
まとめ|文東立松は日東駒専の下・大東亜帝国の上?学部別ランキングで意外な序列を検証
文東立松は、文教大学、東京経済大学、立正大学、二松学舎大学の4大学を指す大学群です。
偏差値・共通テスト得点率を見ると、文系主要学部を中心に、日東駒専よりやや下、大東亜帝国よりやや上という位置づけにおおむね当てはまります。
ただし、学部別に見ると例外も多くあります。
文教大学教育学部は偏差値57.5、共通テスト得点率80%まであり、日東駒専と比較しても高い水準です。
二松学舎大学文学部も偏差値55.0まであり、駒澤大学文学部や専修大学文学部、日本大学文理学部と同じ水準に並びます。
一方で、大東亜帝国の中にも、国士舘大学政経学部、東海大学文学部、帝京大学文学部など、文東立松と同等以上の難易度を持つ学部があります。
そのため、文東立松を考える際は、大学群のイメージだけで判断するのではなく、学部ごとの偏差値、共通テスト得点率、学びたい分野、就職実績を総合的に見ることが重要です。
結論として、文東立松は「日東駒専の下・大東亜帝国の上」という表現におおむね近い大学群です。
しかし、学部別に見ると、日東駒専に迫る学部もあれば、大東亜帝国の上位学部と重なる学部もあります。
受験生にとって大切なのは、大学群の名前に振り回されることではありません。
自分が学びたい分野で、その大学・学部にどれだけ強みがあるかを見極めることです。
Q&A
Q1. 文東立松とは何ですか?
文東立松とは、文教大学、東京経済大学、立正大学、二松学舎大学の4大学を指す大学群です。首都圏の中堅私立大学をまとめた呼び方として使われることがあります。
Q2. 文東立松は日東駒専より下ですか?
大学群全体の難易度では、文東立松は日東駒専よりやや下に位置すると考えられます。ただし、文教大学教育学部や二松学舎大学文学部など、日東駒専の一部学部と近い難易度の学部もあります。
Q3. 文東立松は大東亜帝国より上ですか?
文系主要学部を中心に見ると、文東立松は大東亜帝国よりやや上に位置する傾向があります。ただし、東海大学文学部、帝京大学文学部、国士舘大学政経学部など、大東亜帝国にも文東立松と同等以上の学部があります。
Q4. 文東立松で一番難しい大学はどこですか?
偏差値・共通テスト得点率の上限で見ると、文教大学が最も高いです。特に教育学部は偏差値57.5、共通テスト得点率80%まであり、文東立松の中でも高い難易度です。
Q5. 文東立松の難易度ランキングは?
参考順位としては、文教大学、二松学舎大学、東京経済大学、立正大学の順に見ることができます。ただし、学部によって難易度が大きく異なるため、大学全体の順位だけで判断するのはおすすめできません。
Q6. 文東立松は日東駒専の滑り止めになりますか?
日東駒専を第一志望にする受験生にとって、文東立松は併願校として検討しやすい大学群です。ただし、文教大学教育学部や二松学舎大学文学部などは難易度が高めなので、必ずしも安全校とは限りません。
Q7. 文東立松と大東亜帝国はどちらを受けるべきですか?
学びたい分野によります。教育なら文教大学、文学・国語教員なら二松学舎大学、経済・経営なら東京経済大学が候補になります。一方で、大東亜帝国にも東海大学や国士舘大学など、学部によって強みのある大学があります。
Q8. 文東立松で教育に強い大学はどこですか?
教育に強いのは文教大学です。教育学部の難易度も高く、教員志望者にとって有力な選択肢になります。
Q9. 文東立松で文学に強い大学はどこですか?
文学に強いのは二松学舎大学です。特に国文学、漢文学、国語教員養成に強みがあります。文学部の偏差値も55.0まであり、日東駒専の文学部と比較しても高い水準です。
Q10. 文東立松はおすすめですか?
日東駒専を目指しつつ、現実的な併願校を探している受験生にはおすすめできます。また、教育、経済、心理、文学など、学びたい分野が明確な受験生にとっては、大学群の序列以上に魅力のある大学もあります。
※本記事で使用している偏差値・共通テスト得点率は、パスナビに掲載されている河合塾提供の2027年度入試向けデータをもとに作成しています。偏差値やボーダー得点率は入試方式・学部・学科・年度によって変動するため、最新情報は必ず各大学の公式サイトおよびパスナビ等で確認してください。

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。


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