秀明大学はFランで就職できない?偏差値・倍率・就職実績から実態を徹底検証
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「秀明大学 Fラン」「秀明大学 就職できない」といった検索キーワードを見ると、不安に感じる受験生や保護者も多いでしょう。
しかし、「Fラン」や「就職できない」という評価は、必ずしも実態を正しく反映しているとは限りません。
本記事では、秀明大学について、偏差値や倍率、就職実績、口コミなどの客観的データをもとに、「Fランなのか」「就職できないのか」という疑問を冷静に検証していきます。
秀明大学はFランなのか?
結論から言うと、秀明大学は偏差値的にはFランと見られやすい水準ではあるものの、専門職に強い実践型大学です。
確かに偏差値だけを見ると低めですが、教員や看護師といった資格職に特化した教育体制が整っており、「大学の価値=偏差値」だけでは評価できない側面があります。
偏差値・共通テスト得点率

秀明大学の学部別の偏差値・共通テスト得点率は以下の通りです。
| 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 総合経営学部 | 37.5 | 56% |
| グローバルマネジメント学部 | 35.0 | 53% |
| 学校教師学部 | 40.0~42.5 | 48%~60% |
| 観光ビジネス学部 | 37.5 | 57% |
| 看護学部 | 40.0 | 58% |
このように、偏差値は35.0〜42.5と、一般的には「Fラン」と呼ばれることが多いゾーンに位置しています。
そのため、「入りやすい大学」という印象を持たれやすく、Fランと言われる一因となっています。
志願者数・倍率から見る難易度
さらに、倍率の低さも「Fラン」と言われる理由の一つです。
志願者数・倍率(2023〜2025)
総合経営学部
- 2023:121人 / 1.0倍
- 2024:119人 / 1.1倍
- 2025:98人 / 1.1倍
学校教師学部
- 2023:473人 / 1.3倍
- 2024:406人 / 1.3倍
- 2025:367人 / 1.1倍
看護学部
- 2023:165人 / 1.6倍
- 2024:114人 / 1.3倍
- 2025:72人 / 1.1倍
全体的に倍率は1.0〜1.3倍程度と低く、定員割れに近い学部も見られます。
このことから、
- 入りやすい
- 競争が激しくない
というイメージが強く、「Fラン」と言われやすくなっています。
「秀明大学は就職できない」は本当か?
結論から言うと、就職できないというのは事実ではありません。
むしろ、学部によっては非常に高い就職率を誇っています。
就職実績
就職率(2024年卒)
| 学部 | 就職希望者 | 就職者 | 就職率 |
|---|---|---|---|
| 総合経営 | 120 | 105 | 約87.5% |
| 英語情報マネジメント | 60 | 58 | 約96.7% |
| 学校教師 | 177 | 173 | 約97.7% |
| 観光ビジネス | 60 | 56 | 約93.3% |
| 看護 | 30 | 30 | 100% |
特に注目すべきは以下の点です。
- 学校教師学部:約97.7%
- 看護学部:100%
このように、資格職系の学部では非常に高い就職率を誇っています。
主な就職先

主な就職先としては以下のような企業・機関があります。
- 日本情報産業
- インフォマート
- ネクステージ
- JTB
- スカイマーク
- アパホテル
- 東京女子医科大学八千代医療センター
- 小学校・中学校・高等学校
一般企業だけでなく、
- 教員
- 医療機関
- 観光・航空業界
など、専門性を活かした進路が多いのが特徴です。
就職サポート体制
秀明大学の就職支援は、「目をかけ、手をかけ、声をかけ」という理念のもと行われています。
主な特徴は以下の通りです。
■全15回のキャリア講座
- 自己分析・業界研究・ES対策・面接対策まで網羅
■1年次からの就職支援
- 早期からキャリア教育を実施
■未内定者への徹底フォロー
- 学部長面談
- ハローワーク連携
■実地研修の充実
- 航空・ホテル・海外研修など
■学部別の専門支援
- 教員採用試験対策(学校教師学部)
- 病院就職支援(看護学部)
このように、放置型ではなく“面倒見の良い大学”であることが分かります。
口コミから見るリアルな評価
良い口コミ
- 教員・看護師になるためのサポートが非常に手厚い
- 同じ目標を持つ仲間と強い絆ができる(全寮制)
- 教員が熱心で丁寧
- 施設が新しく綺麗
悪い口コミ
- 規則が厳しい(服装・生活指導)
- 立地が悪い・アクセスが不便
- 一部学生のマナーに課題
- 自由な大学生活は送りにくい
向いている人・向いていない人
向いている人
- 教員・看護師など明確な目標がある人
- 規律ある環境で成長したい人
- 面倒見の良い大学を求める人
向いていない人
- 自由なキャンパスライフを重視する人
- 就職活動を自分のペースで進めたい人
- 進路がまだ決まっていない人
秀明大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
予備校経験から見る「就職できる人の特徴」
私の予備校勤務時代の経験から言えるのは、
- 指導を素直に実行する学生
- 早期から行動できる学生
- 資格取得に積極的な学生
こういった学生は、どの大学でも結果を出します。
秀明大学のようにサポートが整っている環境では、「大学の問題ではなく、本人の行動が結果を左右する」傾向がより強くなります。
まとめ:秀明大学はFランで就職できない?偏差値・倍率・就職実績から実態を徹底検証
秀明大学は、偏差値や倍率の面から「Fラン」と言われることがあります。
しかし実態としては、
- 就職率は高水準
- 教員・看護など専門職に強い
- 就職サポートが非常に手厚い
という特徴を持つ大学です。
そのため、
「就職できない大学」ではなく、
「目標が明確な人には非常に向いている大学」
といえるでしょう。
大学選びでは、偏差値だけで判断するのではなく、自分の将来に合った環境かどうかを見極めることが重要です。
出典
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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