大阪産業大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
大学選びにおいて、ネット上の評判や偏差値、共通テスト得点率は気になるポイントの一つです。
「大阪産業大学 合格するには」と検索する受験生は、入試難易度や併願戦略、効果的な勉強法を知りたい人が多いでしょう。
本記事では、大阪産業大学の最新偏差値・共通テスト得点率をもとに、学部別の求める学生像(アドミッションポリシー)、入試方式ごとの特徴と対策法、そして併願校モデルまでを解説します。
大阪産業大学の概要
大阪産業大学は「社会に貢献する創造的な人材の育成」を理念に掲げ、7学部を擁する総合大学です。
文系から理系、デザイン、スポーツまで多彩な学びを提供し、実学教育・産学連携・キャリア支援に力を入れています。
近年は資格支援制度や地域連携プログラムも充実し、関西圏では“実践力を磨ける大学”として人気を集めています。
偏差値・共通テスト得点率

| 学部名 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 国際学部 | 45%~62% | 37.5 |
| 経済学部 | 40%~57% | 37.5 |
| 経営学部 | 42%~62% | 35.0~37.5 |
| 情報デザイン学部 | 43%~60% | 35.0~40.0 |
| 建築・環境デザイン学部 | 49%~62% | 37.5~40.0 |
| システム工学部 | 40%~60% | 35.0~37.5 |
| スポーツ健康学部 | 49%~62% | 37.5~40.0 |
※出典:河合塾「2026年度入試難易予想」
各学部の求める学生像(アドミッション・ポリシー)
- 国際学部:異文化理解や語学力に関心を持ち、多文化共生社会の実現に貢献できる人。
- 経営学部:明確な目的意識を持ち、組織やチームでの協働を通じて課題解決できる人。
- 経済学部:社会や経済の課題に関心を持ち、論理的思考力と探究心を備えた人。
- 情報デザイン学部:「人に優しいシステム」設計に関心を持ち、能動的に学べる人。
- 建築・環境デザイン学部:社会や環境への問題意識を持ち、創造力と表現力を発揮できる人。
- システム工学部:ものづくりやAI・自動車・情報電子技術に興味を持ち、学び続ける意欲のある人。
- スポーツ健康学部:「スポーツで人々を幸せにする」理念に共感し、実践的な活動ができる人。
2026年度 入試方式の概要
大阪産業大学の入試は「学力+意欲+特性」を多面的に評価するのが特徴です。
主な方式は次の4系統です。
1. 公募推薦入試(前期・後期)
- 試験科目:英・国(文系)/数①+英 or 国(理系)
- 評価要素:筆記試験+調査書+大学入学希望理由書(200字)
- 特徴:英語重視型・面接必須型・競技力加点型など多様な方式
- 優遇制度:上位20%は学費が国立大学相当まで減額
2. 一般入試(前期A/B/C・中期・後期)
- A/B日程:高得点2教科判定(高得点重視方式あり)
- C日程:3教科必須(記述含む)、4方式一括判定
- 中期・後期:2教科型/後期は調査書併用方式あり
- 特徴:得点の高い教科を200点に換算する方式を併願できるため、得意科目を軸に勝負可能
3. 共通テスト利用入試(前期・中期・後期)
- 方式:高得点2科目・3科目・5教科型など多様
- 5教科型上位10%:授業料4年間全額免除
- 数学・英語重視型を中心に、共通テスト高得点者に有利
4. 共通テストプラス方式
- 一般入試の高得点教科(200点)+共通テスト高得点1科目(200点)=合計400点
- 一般入試と共通テストの強みを組み合わせて判定されるハイブリッド型
詳細や最新の情報を得るための必ず大学の公式サイトや募集要項を確認するようにしよう。
合格するための対策法(選抜方式別)

I. 公募推薦入試
- 筆記試験対策:教科書レベルの基礎徹底。英語重視型では英語満点を狙う。
- 調査書対策:成績が点数化されるため、内申を意識。基礎評価方式でリスク分散。
- 大学入学希望理由書(200字):学部のアドミッションポリシーに沿って、「学びたい理由+将来像」を簡潔にまとめる。
- 面接対策:志望理由・社会課題への関心・協働経験などをSTAR法で整理。
- 競技力加点型:客観資料(大会成績・証明書)を準備し、加点基準に沿った提出を。
II. 一般入試
- 高得点科目重視:A/B日程では得意2教科で勝負。C日程は3教科4方式一括判定で救済のチャンス大。
- 記述対策(C日程):英語は意見記述、数学②は途中式記述を練習。
- 後期(調査書併用):内申の良さを武器に。
- 英語資格の活用:「みなし得点制度」により、英検・GTEC・TOEICスコアを英語点として換算可。
III. 共通テスト利用入試
- 得点型を選ぶ戦略:得意科目で高得点2~3科目型を狙う。
- 理系は数学重視型で配点を最大化。
- 5教科型は奨学金狙い:得点率60%+第1志望上位10%で4年間学費全額免除。
- 共通テストプラス方式:一般で取った高得点教科+共通テスト高得点科目を合算し、強みを最大化。
IV. AO入試(総合型選抜)
- アドミッションポリシーとの一致が鍵。
- 各学部のテーマに合わせ、過去の経験や探究活動をアピール。
- 国際学部:多文化交流・語学学習経験
- 経営学部:組織運営・企画経験
- 情報デザイン学部:制作物・プログラミング経験
- スポーツ健康学部:大会実績・チーム貢献
併願校モデル
| 難易度 | 推薦・一般向け文系 | 理工・情報系 | スポーツ・健康系 |
|---|---|---|---|
| 挑戦 | 関西外国語大/近畿大/龍谷大/京都産業大 | 近畿大(理工)/大阪工業大 | 大阪体育大/びわこ成蹊スポーツ大 |
| 同レベル | 摂南大/桃山学院大/追手門学院大 | 摂南大(理工)/京都先端科学大 | 桃山学院大/京都先端科学大 |
| 安全 | 大阪国際大/大阪学院大/関西国際大/流通科学大 | 大阪電気通信大/神戸学院大 | 関西国際大/芦屋大/天理大 |
おすすめ組み合わせ例
- 文系:大阪産業大(英語重視)+摂南大(高得点2科目)+桃山学院大(共通テスト利用)
- 理系:大阪産業大(C日程)+京都先端科学大(数学必須)+大阪電気通信大(安全枠)
- スポーツ系:大阪産業大(競技力加点)+びわこ成蹊+関西国際大(実技型)
まとめ:大阪産業大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
大阪産業大学は、偏差値35~40前後と穏やかな難易度ながら、
入試方式ごとに特色が強く、「得意科目」「資格」「面接力」など多角的なアプローチが可能です。
- 英語・数学の得点重視方式を活用
- 志望理由書・面接はアドミッションポリシーと連動
- 英語資格やスポーツ実績を加点で活かす
- 学費減額・全額免除の制度も狙える
早期に出願計画を立て、複数方式を組み合わせることで合格チャンスを最大化しましょう。
大学志望理由書の書き出し方を解説|印象を決める最初の一文の作り方と例文
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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