武蔵野学院大学は【やばい】のか？ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「武蔵野学院大学 やばい」と検索すると、偏差値や定員割れ、知名度の低さなどが指摘されている一方で、就職率の高さや実践的な英語教育を評価する声もあります。
そこで本記事では、なぜ「武蔵野学院大学 やばい」と言われているのか、その理由を整理・分析しつつ、大学としての特徴や魅力についても客観的に考察します。
「やばい」という言葉はネガティブな意味合いで使われることが多いですが、時には「すごい」「意外に良い」というポジティブなニュアンスでも使われます。
この記事では、そうした両面から武蔵野学院大学がやばいと言われている理由を考察していきます。
武蔵野学院大学はFランと言われてやばい
ネット上では「Fラン大学＝やばい大学」というレッテルが貼られがちです。
武蔵野学院大学も「偏差値BF（ボーダーフリー）」ということから、「Fラン」と呼ばれ、進学先として敬遠されることもあります。
しかし、偏差値が低い＝教育の質が低いとは限りません。
武蔵野学院大学は、少人数教育を徹底しており、特に英語教育に力を入れています。
1・2年次でネイティブ教員による英会話講義が600時間も用意されており、英語に自信がない学生でも着実に力を伸ばすことができる体制が整っています。
また、講義外でも実践的な英語に触れられる「AMUSEプログラム」を実施しており、楽しみながら継続的に英語力を向上できる環境があります。
これらのプログラムは大規模大学ではなかなか得られない手厚さです。
武蔵野学院大学の就職率がやばい
武蔵野学院大学の就職率は、2023年度まで11年連続で100％という驚異的な数値を記録しています。
「Fラン」や「やばい」と揶揄されながらも、就職という観点では極めて高い実績を残しています。
なぜそれほど高い就職率を維持できるのでしょうか？ その理由の一つは、キャリア教育の充実にあります。
1年次から3年次にかけて必修科目「キャリア・デザイン」が設けられ、社会人として必要な基礎力や自己分析、マナー、業界研究などを体系的に学ぶことができます。
また、3年次には保護者会を開催し、保護者とともに就職活動への理解を深める機会も提供しています。
こうした丁寧な支援体制が、結果として高い就職率へとつながっているのです。
武蔵野学院大学とは
武蔵野学院大学は、埼玉県狭山市に本部を置く私立大学で、1912年創立、2004年に大学として設置されました。100年以上の歴史を持ち、比較的小規模ながらも長い教育実績を有しています。
学部は「国際コミュニケーション学部」のみで、学科も「国際コミュニケーション学科」1つというシンプルな構成です。学生数が少ないことから、教員との距離が近く、面倒見の良さが際立っている点も特徴です。
さらに、大学内には学生の生活や学修をサポートするためのカウンセリングルームや、語学学習支援のためのラウンジなども完備されており、小規模大学ならではのきめ細かさが光ります。
武蔵野学院大学の偏差値は
「武蔵野学院大学 やばい」と検索すると、やはり「偏差値が低すぎてやばい」といった声が見られます。
実際、武蔵野学院大学の偏差値は「BF（ボーダーフリー）」で、共通テスト得点率も約41％とされており、入学のハードルは非常に低い部類に入ります。
一般的にはこのことから学力面での評価は高くありません。
しかしながら、前述したように英語教育の手厚さや就職支援の質を見ると、「偏差値が低い＝大学の価値が低い」とは一概に言えないことがわかります。
偏差値に惑わされず、自分に合った大学を選ぶことが何よりも重要です。
卒業生の就職先は
では実際に、武蔵野学院大学の卒業生はどのような企業に就職しているのでしょうか。
主な就職先には、以下のような企業・団体があります：
- 株式会社エイジェック（総合人材サービス）
- 上尾中央医科グループ協議会（医療法人）
- ザ・リッツ・カールトン東京（外資系高級ホテル）
- 株式会社マルゼン（業務用厨房機器）
- 株式会社平山（製造業向け人材支援）
- 株式会社ノジマ（家電量販）
- 株式会社MID（自動車販売）
- 株式会社マルエツ（大手スーパー）
- 株式会社サービス&セキュリティ（セキュリティサービス）
- 株式会社アインホールディングス（調剤薬局）
いずれも幅広い業界への就職実績があり、企業規模も中堅〜大手が並びます。
語学力や対人スキルを活かしたサービス業への就職が多い傾向ですが、それも国際コミュニケーション学科の学びの延長線上にあると言えるでしょう。
まとめ：武蔵野学院大学は【やばい】のか？ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「武蔵野学院大学はやばい」と言われる理由は、偏差値BFという学力イメージや大学の規模が小さいことによる知名度の低さなどが主な原因です。
しかし、実際には少人数制の手厚い英語教育、11年連続で就職率100％という実績など、他大学と比較しても光るポイントが多数あります。
学力や偏差値だけで大学の価値を決めつけるのではなく、どのような学びができるか、卒業後にどのような進路が用意されているかを総合的に判断することが大切です。
武蔵野学院大学は、小規模であるがゆえに面倒見がよく、グローバル志向を持つ学生にとっては「やばいくらい良い大学」だと評価できる側面も多くあります。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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