室蘭工業大学は【すごい】?就職・研究・コスパの高さを徹底解説
大学選びでは偏差値だけでなく、「就職実績」や「研究力」を重視する受験生も増えています。
中でも、「室蘭工業大学はすごい」という声をネット上で見かけ、気になっている方も多いのではないでしょうか。
室蘭工業大学は北海道室蘭市にある国立の理工系大学です。知名度だけを見ると北海道大学ほど全国的ではありませんが、実際には大手企業への高い就職実績や、世界レベルの研究環境を持つ“実力派国立大学”として知られています。
特に近年は、航空宇宙分野やレアアース研究などの最先端研究でも注目を集めています。
本記事では、室蘭工業大学が「すごい」と言われる理由について、就職・研究・口コミ・コストパフォーマンスなどの観点から詳しく解説します。
室蘭工業大学が「すごい」と言われる理由
全国トップクラスの就職実績
室蘭工業大学の最大の強みは、圧倒的な就職力です。
令和5年度(2023年度)の学部卒業生の就職率は97.9%と非常に高く、多くの学生が希望する進路を実現しています。
さらに、「有名企業400社実就職率ランキング」では全国55位にランクイン。北海道内では北海道大学に次ぐ第2位という高い実績を誇っています。
地方の単科工業大学でありながら、全国レベルで評価されている点は大きな特徴です。
大手企業・インフラ企業への就職に強い

2024年4月〜2025年3月卒業生の主な就職先には、以下のような有名企業・官公庁があります。
- 北海道電力
- 竹中工務店
- 鹿島建設
- メイテック
- ミネベアミツミ
- 国土交通省北海道開発局
- 札幌市役所
- ソフトクリエイトホールディングス
また、
- トヨタ自動車
- 日立製作所
- SUBARU
- 三菱電機
- IHI
- 川崎重工業
- 日本製鉄
- JFEスチール
などへの就職実績もあります。
スーパーゼネコン5社すべてに就職実績がある点も特徴です。
北海道内では特に北海道電力との結びつきが強く、「室工大といえば北電」と言われるほど定番の進路として知られています。
「学校推薦」が非常に強い
室蘭工業大学が就職に強い理由の一つが、企業から届く「学校推薦」です。
大手企業や有名企業から多数の推薦枠が届いており、成績を維持することで、
- 書類選考免除
- 一次面接免除
- 特別選考ルート
など、有利な形で就職活動を進められる場合があります。
理系就職では大学と企業との信頼関係が非常に重要です。
長年にわたり技術者を輩出してきた室蘭工業大学は、企業側から高く評価されている大学と言えるでしょう。
大学院進学率が高い
室蘭工業大学は研究志向の強い大学でもあります。
2024年4月〜2025年3月卒業生では、
- 卒業者553人
- 進学者256人
となっており、多くの学生が大学院へ進学しています。
理工系分野では大学院進学が研究職・開発職への近道となるケースも多く、研究意欲の高い学生が集まっていることが分かります。
世界初のロケット研究を成功させている
室蘭工業大学の「すごさ」を象徴するのが、航空宇宙分野における研究実績です。
2021年7月、室蘭工業大学は名古屋大学、JAXA、慶應義塾大学と共同で、世界初となる「デトネーションエンジンの宇宙飛行実証」に成功しました。
この実験では、観測ロケット「S-520-31号機」に次世代型ロケットエンジンである「回転デトネーションエンジン」を搭載し、宇宙空間での作動実験を行っています。
デトネーションエンジンは、
- 軽量化
- 高効率化
- 高推力化
が期待される次世代技術です。
実験では、
- 推力518N
- 比推力290秒
- 安定した燃焼動作
などが確認され、宇宙空間で正常に作動することが証明されました。
さらに、この研究論文は米国航空宇宙学会(AIAA)の「Pressure Gain Combustion Best Paper Award 2022」を受賞しています。
地方国立大学でありながら、JAXAと共同で世界最先端の宇宙研究を行っている点は非常に大きな強みです。
日本唯一のレアアース専門研究センターを持つ
室蘭工業大学には、日本唯一のレアアース専門研究組織「希土類材料研究センター(ムロランマテリア)」があります。
レアアースは、
- EV(電気自動車)
- 半導体
- 発電設備
- モーター
- 宇宙産業
などに欠かせない重要資源です。
室蘭工業大学では、
- レアアースリサイクル
- 水素貯蔵合金
- 超伝導線材
- 次世代エネルギー材料
などの研究が行われています。
最先端技術の実用化も進んでいる

希土類材料研究センターでは、研究だけでなく実際の産業応用も進んでいます。
例えば、
- 水素貯蔵合金
- 超伝導線材
- レアアース回収装置
などの開発が行われています。
特に「レアアース・レアメタル高精度分級装置」は企業との共同研究から事業化されており、実際の産業現場でも活用されています。
研究だけで終わらず、社会実装まで視野に入れている点は室蘭工業大学の大きな特徴です。
世界大学ランキングでも評価されている
室蘭工業大学は各種ランキングでも高い評価を受けています。
THE世界大学ランキング2025・2026では1501+位にランクインしており、特に「国際性」の分野で評価されています。
また、朝日新聞出版の論文引用度指数ランキングでは、
- コンピュータ科学分野:全国1位
- 工学分野:全国2位
という非常に高い評価を獲得しています。
研究力の高さが客観的にも認められている大学です。
偏差値だけでは測れない実力派大学
理工学部の偏差値は35.0〜37.5、共通テスト得点率は38%〜58%程度とされています。
数字だけを見ると「入りやすい大学」と感じる人もいるかもしれません。
しかし実際には、
- 全国トップクラスの就職率
- 大手企業への強さ
- 世界レベルの研究
- JAXA共同研究
- 日本唯一の研究センター
など、偏差値だけでは測れない強みを数多く持っています。
そのため、「偏差値の割にかなり強い大学」「コスパが高い大学」と評価されることも多いです。
室蘭工業大学 が【偏差値】低いのに合格できないとネット上で言われている理由を考察
実践的な資格取得にも強い
室蘭工業大学では、実務に直結する資格取得も可能です。
主な資格には、
- 一級建築士
- 二級建築士
- 施工管理技士
- 測量士
- 電気主任技術者
- 技術士補
- 高校教員免許(工業・理科・数学)
などがあります。
技術職として安定したキャリアを築きたい学生には非常に魅力的な環境です。
室蘭工業大学の口コミ・評判
口コミでは、
- 「研究環境が良い」
- 「就職が強い」
- 「教授のレベルが高い」
- 「コスパが良い」
といった高評価が多く見られます。
特に、
「JAXA関係者や大手企業出身の教授から学べる」
という点を評価する声もあります。
一方で、
- 「立地が不便」
- 「駅から遠い」
- 「遊ぶ場所が少ない」
- 「男女比に偏りがある」
などの声もあります。
華やかなキャンパスライフよりも、「研究・就職重視」の大学と言えるでしょう。
室蘭工業大学出身の有名人
室蘭工業大学は、多くの企業経営者を輩出しています。
主な卒業生には、
- 津田紘(スズキ元社長)
- 西尾弘之(リンテック社長)
- 本多正憲(東洋製罐社長)
- 畑山薫(日本発条副社長)
- 小野勝行(GSユアサ専務)
などがいます。
日本の製造業・インフラ業界を支える人材を数多く輩出している大学です。
まとめ:室蘭工業大学は【すごい】?就職・研究・コスパの高さを徹底解説
室蘭工業大学は、
- 全国トップクラスの就職実績
- 大手企業への強さ
- JAXAとの共同研究
- 世界レベルの航空宇宙研究
- 日本唯一のレアアース研究センター
- 高いコストパフォーマンス
を兼ね備えた、実力派の理工系国立大学です。
偏差値だけを見ると目立たないかもしれませんが、研究・就職・企業評価を見ると、「室蘭工業大学はすごい」と言われる理由がよく分かります。
特に、
- 理系技術職を目指したい人
- 大手メーカーへ就職したい人
- 研究に打ち込みたい人
- コスパ重視で国立理系を選びたい人
には非常に魅力的な大学と言えるでしょう。

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