豊橋創造大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「豊橋創造大学 やばい」と検索ワードを目にし実際に検索すると、偏差値や就職状況、大学の規模などを理由に、否定的な印象を持たれているケースがあります。
しかし、その実態は本当に“やばい”のでしょうか?
この記事では、豊橋創造大学がなぜネット上で「やばい」と言われているのかを検証し、あわせて同大学の魅力や取り組みについても紹介します。
豊橋創造大学はFランと言われてやばい
「豊橋創造大学 やばい」と言われる理由の一つが、「Fラン大学」というレッテルを貼られていることです。
Fランとは、一般的に偏差値が非常に低く、入学が比較的容易とされる大学に対して使われるネットスラングです。
実際、豊橋創造大学の偏差値は以下のように示されています。
- 保健医療学部:偏差値37.5〜40.0
- 経営学部:偏差値BF(ボーダーフリー)〜35.0
確かに、偏差値だけを見ると全国的な難関大学と比較して「入りやすい大学」と思われがちです。
しかし、偏差値だけで大学の価値を判断するのは早計です。
次項では、就職実績や学内サポートを紹介します。
豊橋創造大学の就職決定率がやばい

偏差値では“やばい”と言われがちな豊橋創造大学ですが、就職実績は非常に優秀です。
2025年3月卒業予定者に対する就職状況は以下の通りです。
学部・学科 | 卒業者数 | 就職希望者 | 就職決定者 | 就職決定率 |
---|---|---|---|---|
経営学部 経営学科 | 52名 | 48名 | 45名 | 93.8% |
保健医療学部 理学療法学科 | 61名 | 56名 | 56名 | 100% |
保健医療学部 看護学科 | 71名 | 70名 | 70名 | 100% |
合計 | 184名 | 174名 | 171名 | 98.3% |
このデータからもわかる通り、全体の就職決定率は98.3%と極めて高水準。
特に医療系学科は100%という驚異的な数字を誇ります。
また、学生の就職を後押しする講座やサポート体制も充実しています。
- 模擬面接対策講座(キャリアコンサルタントによる指導)
- 就職メイク講座(POLAのプロ講師が指導)
- 地元企業研究講座(企業担当者による直接講話)
- ビジネスマナー研修やインターン対策講座も多数実施
「Fラン」と揶揄されながらも、社会に出る準備はしっかりできる大学であることがわかります。
豊橋創造大学とは

豊橋創造大学は、1996年に開学した私立大学で、愛知県豊橋市に位置しています。
運営母体は1983年創立の豊橋短期大学を有する学校法人藤ノ花学園です。
設立当初は経営情報学部のみの単科大学でしたが、現在では以下の2学部3学科、1研究科を持つ総合大学となっています。
- 経営学部
- 経営学科
- 保健医療学部
- 理学療法学科
- 看護学科
- 大学院(看護学研究科)
中でも保健医療分野は地域に根ざした実習環境と提携先が豊富で、即戦力としての育成が評価されています。
豊橋創造大学の偏差値は

前述の通り、豊橋創造大学の偏差値は以下のようになっています。
- 保健医療学部:37.5〜40.0(共テ得点率48%〜52%)
- 経営学部:BF〜35.0(共テ得点率36%)
偏差値は全国的に見れば確かに高くありませんが、入学後にどれだけ力を伸ばせるかが重要です。
豊橋創造大学では、ICT環境や教育支援体制に力を入れており、特に学修支援のための「ラーニング・コモンズ」や「ポートセンター」など、学生の主体的学びを支援する設備が整っています。
卒業生の就職先は

豊橋創造大学の卒業生は、地元や東海エリアの医療機関・企業に多く就職しています。以下は主な就職先の一例です。
- 保健医療系
- 豊川市民病院
- 藤田医科大学病院
- 磐田市立総合病院
- 浜松医療センター
- 整友会
- 豊橋市民病院
- 経営系
- ひまわり農業協同組合
- 明輝クリーナー
- スズキ自販東海
- 東京消防庁
- 浜松いわた信用金庫
- 蒲郡信用金庫
これらの実績からも、大学が地元とのパイプを重視しており、地元志向の学生には非常に有利な環境であるといえるでしょう。
まとめ:豊橋創造大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「豊橋創造大学 やばい」と検索される背景には、偏差値だけで判断される風潮がありますが、実際には就職支援、医療教育、地域連携に力を入れた手堅い大学です。
たしかに学力的な敷居は高くありませんが、その分サポート体制が整っており、努力次第で将来を切り拓ける環境が用意されています。
豊橋市周辺で地元志向の就職を目指す方、医療系を志す方にはコスパの良い選択肢となるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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