東京富士大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
大学選びをするうえで、ネット上の「〇〇大学 やばい」という言葉が気になったことはありませんか?
この記事では、検索候補に出てくる「東京富士大学 やばい」というワードの背景を冷静に分析し、実際にどのような点で「やばい」と言われているのかを考察していきます。
東京富士大学はFランと言われてやばい
まず、よく耳にする「Fラン大学」扱いについてです。
東京富士大学の偏差値は【37.5〜40.0】とされており、一般的にFランと呼ばれる大学群に近い数値です。
たしかに、偏差値だけを見れば上位校と比べて難易度は低いですが、大学の魅力は偏差値だけでは測れません。
高田馬場駅徒歩3分のアクセスと環境
東京富士大学は高田馬場駅から徒歩3分という都心の一等地にキャンパスを構えています。
にもかかわらず、キャンパス内は驚くほど静かで、豊富な樹木と芝生が広がる落ち着いた学習環境が整備されています。
施設も充実
本館にはダンスや武道に使える一面鏡張りの武道場があり、ITルームや図書閲覧室などの学習設備も完備されています。
偏差値だけでなく、施設面やアクセス性を重視する人にとっては魅力的な大学と言えるでしょう。
東京富士大学のセクハラ事件がやばい

ネット上で「東京富士大学 やばい」と検索される最大の要因の一つが、2016年に発生したセクハラ事件です。
ソフトボール部監督によるハラスメント
当時ソフトボール部の監督を務めていた70代の男性が、部員の女子学生に対してセクハラ行為を行ったとして訴訟が起こされました。東京地裁は「絶対的立場にある監督からの行為」であったことを重く見て、大学と元監督に計約80万円の損害賠償を命じました。
さらに、控訴審では東京高裁が約112万円の賠償を命じ、大学側にも管理責任があるとされた点は、評価に大きな影響を与えました。
このような事件は、大学の管理体制や再発防止策が問われる重大な問題であり、「やばい」と評される原因として無視できません。
東京富士大学とは

東京富士大学は1943年創立、2002年に大学設置された私立大学で、経営学部を中心としたビジネス人材の育成に注力しています。
所在地は東京都新宿区下落合1-7-7、高田馬場駅から徒歩3分という好立地にあります。
建学の精神と教育方針
創立者・高田勇道による教育方針は「教育とは学生に生命を与えていくことである」。
これは大学本館1階の石碑にも刻まれており、精神性を重んじる教育姿勢が見て取れます。
学科・コース一覧
- 経営学科(経営コース、経済・法コース、会計コース、経営心理コース、マーケティングコース)
- イベントプロデュース学科
ビジネスと創造性を融合させた学びが特徴です。
東京富士大学の偏差値は

東京富士大学の偏差値は【37.5〜40.0】、共通テスト得点率は【55%〜57%】程度とされています。
全国的に見ると入試難易度は高くありませんが、学力試験以外にも面接や小論文などの人物評価に重点を置いた選抜方式も導入されています。
偏差値が低いからといって、学びの質が一律に劣るとは言い切れず、目的意識を持って学ぶ学生にとっては有意義な大学生活が送れるはずです。
卒業生の就職先は

学歴フィルターが話題になることもありますが、東京富士大学の卒業生は多様な分野に就職しています。
主な就職先
- 株式会社マイナビ
- 古河エレコム
- リクルートネット
- 三井住友トラスト不動産
- エイジェック
- シミズオクト
- ホテルオークラ東京
- 愛媛銀行
- 川崎市役所
- 警視庁 など
大手・準大手企業や公務員への就職実績もあり、就職支援がしっかりしていることがうかがえます。
特に中堅層への就職を目指す学生にとっては、実践的なキャリアサポートが魅力的です。
まとめ:東京富士大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
東京富士大学が「やばい」と言われる理由の多くは、
- 偏差値の低さ
- セクハラ事件とそれに伴う訴訟
- 一部ネット上でのFラン大学認定
といった点にあります。
しかし、その一方で、
- 高田馬場駅徒歩3分という好立地
- 緑豊かな静かなキャンパス環境
- 就職支援の手厚さ
- 実社会に直結したビジネス教育
といった強みも多数あります。
「やばい」という言葉だけに惑わされるのではなく、自分が大学に何を求めるか、どんな環境で学びたいかを基準に判断することが大切です。
東京富士大学は、目的意識を持って学べば十分に成長できる環境が整っている大学だと言えるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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