東京海洋大学は【やばい?Fラン?】偏差値・就職実績・進学率から実態を検証
東京海洋大学について調べていると、「東京海洋大学 やばい」「東京海洋大学 Fラン」といった検索候補を目にすることがあります。
日本唯一の海洋系国立大学として知られる東京海洋大学ですが、専門性の高さゆえに実態が分かりにくく、さまざまなイメージを持たれることも少なくありません。
実際のところ、東京海洋大学は本当に「やばい大学」なのでしょうか。また、「Fラン大学」という評価は正しいのでしょうか。
本記事では、東京海洋大学が「やばい」と言われる理由や「Fラン」と誤解される背景を整理しながら、偏差値・進学率・就職実績などの客観的データをもとに実態を解説します。
東京海洋大学がやばいと言われる理由
実習や航海訓練が多くてやばい
東京海洋大学の特徴の一つは、一般的な大学と比べて実習の割合が非常に高いことです。
海洋生命科学部では海洋生物や水産資源に関する調査実習が行われ、海洋工学部では船舶運航や海洋技術に関する実践教育が実施されています。
特に有名なのが練習船を活用した航海実習です。
学生は実際に船舶へ乗船し、操船や観測、測量などを経験します。こうした実習は他大学ではなかなか経験できない貴重な学びですが、その分ハードであることから「やばい」と言われることがあります。
知名度が低くてやばいと言われる
東京海洋大学は海洋分野では高い評価を受けている大学ですが、一般的な知名度は決して高くありません。
大学名に「東京」が付いているため大規模総合大学のような印象を持たれがちですが、実際には海洋分野に特化した専門大学です。
そのため、海洋や水産分野に関心がない人には大学の特徴が伝わりにくく、「よく分からない大学」というイメージから「やばい」と言われることがあります。
Fランと誤解されることがある
知名度の低さから、一部では「Fラン大学ではないか」と誤解されることがあります。
しかし実際には東京海洋大学は国立大学であり、共通テストを含む一定の学力が求められます。
海洋という専門分野に特化しているため一般的な知名度は高くありませんが、それを理由にFラン大学と評価するのは適切ではありません。
東京海洋大学はFランではない
一般的にFラン大学とは、偏差値が極めて低い大学や定員割れが常態化している大学を指して使われることが多い言葉です。
しかし、東京海洋大学の入試難易度を見ると、その評価は実態とかけ離れています。
東京海洋大学の偏差値・共通テスト得点率
| 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 海洋生命科学部 | 52.5~57.5 | 69~78% |
| 海洋工学部 | 50.0~55.0 | 64~75% |
| 海洋資源環境学部 | 52.5~55.0 | 70~75% |
海洋生命科学部では共通テスト得点率が70%台後半に達する学科もあり、国立大学として十分な学力が求められます。
偏差値も50を超えており、「誰でも入れる大学」ではありません。
東京海洋大学は長い歴史を持つ国立大学

東京海洋大学は2003年に誕生した大学ですが、そのルーツは明治時代までさかのぼります。
前身の一つである東京商船大学は、1875年に設立された三菱商船学校を起源としています。
また、東京水産大学は1888年設立の大日本水産会水産伝習所を源流としています。
100年以上の歴史を持つ教育機関同士が統合して誕生した大学であり、単なる新設大学ではありません。
東京海洋大学とは
東京海洋大学は、海洋に関する教育・研究を行う日本唯一の海洋系国立大学です。
2017年には学部改組を行い、現在は以下の3学部体制となっています。
海洋生命科学部
海洋生物や水産資源、食品科学などを学ぶ学部です。
海洋工学部
船舶運航や物流、海洋エネルギーなど工学分野を学ぶ学部です。
海洋資源環境学部
海洋環境や資源管理、持続可能な海洋利用について学ぶ学部です。
研究設備が充実している
東京海洋大学は専門大学ならではの研究設備を備えています。
品川キャンパスの附属図書館には約26万冊の蔵書があり、海洋関連分野の貴重な資料も多数所蔵されています。
また、海洋工学部がある越中島キャンパスには、重要文化財である「明治丸」や大型CG操船シミュレータなどが設置されています。
こうした設備は海事教育や海洋研究を行う大学ならではの特徴といえるでしょう。
東京海洋大学は大学院進学率が高い
東京海洋大学の特徴として、大学院進学率の高さが挙げられます。
2024年4月~2025年3月卒業生の進路状況は以下の通りです。
| 学部 | 卒業者数 | 就職者数 | 進学者数 |
|---|---|---|---|
| 海洋生命科学部 | 165人 | 38人 | 125人 |
| 海洋工学部 | 134人 | 64人 | 64人 |
| 海洋資源環境学部 | 113人 | 24人 | 84人 |
海洋生命科学部では卒業生の約76%が大学院へ進学しています。
海洋資源環境学部でも約74%が進学しており、研究職や高度専門職を目指す学生が多いことが分かります。
これは一般的なFラン大学には見られない特徴です。
東京海洋大学の就職実績

東京海洋大学は専門性を生かした就職に強い大学でもあります。
2024年度卒業生の主な就職先は以下の通りです。
海洋生命科学部
- 極洋
- さいたま市公立高等学校
- さくらインターネット
海洋工学部
- 三菱倉庫
- ロジスティード
- NYK LNGシップマネージメント
海洋資源環境学部
- 環境省
- CMA CGM JAPAN
- グローブライド
海運、物流、水産、環境といった海洋関連産業への就職実績が豊富であり、専門性を生かしたキャリア形成が可能です。
東京海洋大学に向いている人
東京海洋大学は次のような人に向いています。
- 海や船に興味がある人
- 水産業や食品業界を目指している人
- 海洋環境問題に関心がある人
- 海運・物流業界で活躍したい人
- 大学院進学を視野に入れている人
専門性が高い大学であるため、明確な目的意識を持って進学する学生ほど充実した大学生活を送りやすいでしょう。
東京海洋大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
まとめ:東京海洋大学は【やばい?Fラン?】偏差値・就職実績・進学率から実態を検証
東京海洋大学が「やばい」と言われる理由には、実習の多さや知名度の低さがあります。
しかし実際には、
- 日本唯一の海洋系国立大学
- 偏差値50.0~57.5
- 共通テスト得点率64~78%
- 高い大学院進学率
- 海運・物流・環境分野への強い就職力
といった特徴を持つ専門性の高い大学です。
そのため、「Fラン大学」という評価は実態とは異なります。
海洋分野に興味がある人にとっては、全国でも貴重な学びの場を提供している大学と言えるでしょう。
出典一覧



コメント