山形大学の併願校はどこが最適?偏差値・難易度から最適な併願パターンを解説
山形大学の併願は「大学名」ではなく「難易度帯」で考える
山形大学を志望する受験生の多くが悩むのが、
「併願校をどこに設定すればいいのか分からない」という問題です。
その理由は明確で、山形大学は
学部ごとに偏差値・共通テスト得点率の幅が非常に大きい国立大学だからです。
つまり、
- 「山形大学に出願するから、この私立を併願」
- 「地方国立だから、このレベルでいい」
といった一括りの併願戦略が通用しません。
本記事では、最新の偏差値・共通テスト得点率をもとに、
- 山形大学の学部別難易度
- 併願で失敗しやすいポイント
- 難易度帯ごとの最適な併願パターン
を、受験生目線で分かりやすく解説します。
山形大学|学部別の偏差値・共通テスト得点率
まずは、今回の併願戦略の前提となる学部別難易度を整理します。
- 人文社会科学部
共通テスト得点率:62%~72%
偏差値:45.0~47.5 - 教育学部
共通テスト得点率:56%~58%
偏差値:42.5~45.0 - 理学部
共通テスト得点率:57%~74%
偏差値:42.5 - 医学部
共通テスト得点率:58%~83%
偏差値:45.0~62.5 - 工学部
共通テスト得点率:48%~72%
偏差値:40.0~42.5 - 農学部
共通テスト得点率:54%~66%
偏差値:45.0 - 社会共創デジタル学環
共通テスト得点率:66%~76%
偏差値:2次試験(面接)
(出典:パスナビ)
このデータから分かる最大の特徴は、
同じ山形大学でも、学部によって必要な学力が大きく異なるという点です。
山形大学の難易度は「3つのゾーン」で考える

併願戦略を立てる際は、山形大学を次の3ゾーンに分けて考えると分かりやすくなります。
① 最難関ゾーン|医学部(特に医学科)
- 共通テスト得点率:80%超
- 偏差値:60超
このゾーンは、全国の国公立医学部と競合します。
一般学部とは併願の考え方が大きく異なるため、本記事では別枠として扱います。
② 中堅上位ゾーン|社会共創デジタル学環・人文社会科学部(上位帯)
- 共通テスト得点率:65~75%前後
- 私立大学偏差値:55~60帯と競合
地方国立志望者だけでなく、
首都圏・関西圏の難関私大志望層も併願してくるゾーンです。
③ 中堅~中堅下位ゾーン|教育・理・工・農学部
- 共通テスト得点率:50~65%前後
- 偏差値:40台前半~中盤
現実的に合格を狙いやすい一方、
後期日程で一気に難化しやすいゾーンでもあります。
併願で失敗しやすい理由|国立と私立の「共通テストの使われ方」
山形大学志望者が併願で失敗しやすい最大の原因は、
国立大学と私立大学の入試構造の違いです。
国立大学(山形大学)
- 共通テスト:5教科型
- 得点率60%前後でも合格圏に入る学部がある
私立大学(共通テスト利用)
- 3~4科目に圧縮
- 得点率80%前後を要求されやすい
その結果、
山形大学は合格圏なのに、
私立の共通テスト利用は不合格
という逆転現象が起きやすくなります。
基本戦略|私立は「一般選抜」で合格を作る

このズレを回避するため、山形大学志望者に有効なのが次の考え方です。
- 私立の併願は共通テスト利用に頼りすぎない
- 科目特化型の一般選抜で合格を確保する
2月上旬までに私立の合格を1~2校確保できれば、
山形大学前期試験に集中でき、精神的にも非常に有利になります。
学部別|最適な併願パターン
人文社会科学部・社会共創デジタル学環 志望
(共通テスト65~75%想定)
チャレンジ~同等校
- 成蹊大学(文・経済・経営)
- 武蔵大学(社会)
- 南山大学(人文・外国語・経営)
安全校
- 関西大学(人間健康)
- 立命館大学(食マネジメント・映像)
教育学部・農学部 志望
(共通テスト55~65%想定)
同等校(国公立)
- 北海道教育大学
- 宇都宮大学
- 群馬大学
- 大阪教育大学
安全校(公立・私立)
- 岩手県立大学
- 長野大学
→ 5教科対策をそのまま活かせる国公立併願が有効。
理学部・工学部 志望
(共通テスト55~70%想定)
同等校
- 地方国立大学(理・工系)
- 成蹊大学(理工系学部)
安全校
- 理工系中堅私立大学(一般選抜)
※ 後期日程を「保険」と考えすぎないことが重要です。
山形大学を併願先として見るメリット
- 国立大学のため学費負担が軽い
- 少人数教育で落ち着いた学習環境
- 就職実績が安定しており、地元・首都圏双方に進路あり
「確実に進学できる国立大学」として、
併願先に組み込む価値は非常に高い大学です。
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まとめ|山形大学の併願校はどこが最適?偏差値・難易度から最適な併願パターンを解説
山形大学の併願戦略で重要なのは、次の3点です。
- 大学名ではなく、学部ごとの難易度で併願を組む
- 私立は一般選抜中心で“確実な合格”を作る
- 後期日程を過信しない
「山形大学だからこの併願」ではなく、
「この学部・この得点帯だからこの併願」
この視点を持つことが、合格への最短ルートになります。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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