流通科学大学は誰でも受かる?不合格になる人の特徴と倍率・偏差値を解説
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「流通科学大学 誰でも受かる」という検索キーワードを見ると、「本当に簡単に入れる大学なのだろうか」と不安や疑問を感じる受験生もいるでしょう。
確かに流通科学大学の偏差値は全国的に見ると高い水準ではありません。
しかし、偏差値だけで大学の難易度を判断するのは危険です。実際には一定の倍率があり、入試方式によっては競争率が高くなるケースもあります。
本記事では、流通科学大学が「誰でも受かる」と言われる理由を整理しながら、偏差値・倍率・定員充足率・就職実績などの客観的なデータをもとに実態を検証します。
流通科学大学が「誰でも受かる」と言われる理由
流通科学大学について検索すると、「誰でも受かる」「簡単に入れる」といった意見を見かけることがあります。
このような評価が生まれる理由として、主に以下の3つが考えられます。
- 偏差値が比較的低めである
- 総合型選抜や推薦入試の倍率が低い
- SNSや掲示板でのイメージが先行している
特に偏差値だけを見ると、難関大学と比較して入りやすい印象を持つ人は少なくありません。
しかし、実際の入試データを確認すると、「誰でも受かる」と言い切れる状況ではないことが分かります。
流通科学大学の偏差値・共通テスト得点率

まずは学部ごとの偏差値と共通テスト得点率を見てみましょう。
| 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 商学部 | 37.5~40.0 | 57~61% |
| 経済学部 | 37.5~40.0 | 61~67% |
| 人間社会学部 | 37.5~40.0 | 53~58% |
偏差値だけを見ると高い水準ではありません。
しかし、共通テスト得点率を見ると50%台後半から60%台が必要であり、まったく勉強しなくても合格できる大学ではありません。
特に経済学部では共通テスト得点率が60%を超えており、基礎学力が求められることが分かります。
倍率から見る実態|本当に誰でも受かるのか
「誰でも受かる大学」であれば倍率はほぼ1倍になるはずです。
実際の一般選抜倍率を見てみましょう。
一般選抜倍率(2025年度)
| 学部 | 倍率 |
|---|---|
| 商学部 | 1.8倍 |
| 経済学部 | 2.4倍 |
| 人間社会学部 | 2.1倍 |
経済学部では2.4倍となっており、受験者の約4割は不合格になります。
また、人間社会学部も2.1倍であり、決して全員が合格する入試ではありません。
共通テスト利用入試は高倍率になることも
2023年度の共通テスト利用入試ではさらに高い倍率が記録されています。
| 学部 | 倍率 |
|---|---|
| 商学部 | 5.2倍 |
| 経済学部 | 5.1倍 |
| 人間社会学部 | 5.4倍 |
入試方式によっては5倍を超える競争率となっており、「誰でも受かる」というイメージとは大きく異なります。
総合型選抜・推薦入試は比較的入りやすい
一方で、総合型選抜や公募推薦は倍率が1.0~1.5倍程度となっています。
そのため、「推薦なら比較的合格しやすい」という印象が、「誰でも受かる」という噂につながっている可能性があります。
ただし、総合型選抜や推薦入試でも面接や志望理由書の評価があるため、対策なしで合格できるわけではありません。
流通科学大学に落ちる人の特徴5選
ここからは、予備校や受験指導の現場でもよく見られる「不合格になりやすい人」の特徴を紹介します。
① 「誰でも受かる」という噂を信じて勉強しない人
最も多い失敗例です。
偏差値だけを見て油断し、十分な学習を行わないまま受験すると不合格になる可能性があります。
実際には一般選抜で2倍前後の倍率があるため、最低限の学力は必要です。
② 共通テスト利用を甘く見ている人
共通テスト利用は倍率が5倍を超える年度もあります。
「流通科学大学だから簡単だろう」と考えて出願すると、思わぬ結果になることがあります。
③ 英語や国語などの基礎科目が苦手な人
流通科学大学の入試は難問奇問が出るわけではありません。
その代わり、基礎的な問題を確実に得点する力が求められます。
基礎固めが不十分な受験生は苦戦しやすいでしょう。
④ 過去問演習をしない人
過去問は出題傾向を把握するための重要な教材です。
過去問を解かずに本番を迎えると、時間配分や問題形式に対応できず失点する可能性があります。
⑤ 面接や志望理由書対策をしていない人
総合型選抜や推薦入試では学力試験以外の評価も重要です。
志望理由が曖昧だったり、大学で学びたい内容を説明できなかったりすると不合格になることがあります。
定員充足率から見る流通科学大学の実態

「誰でも受かる大学」は定員割れしているケースが多いですが、流通科学大学は必ずしもそうではありません。
2025年度入学者数
| 学部 | 募集定員 | 入学者数 |
|---|---|---|
| 商学部 | 370 | 334 |
| 経済学部 | 280 | 235 |
| 人間社会学部 | 250 | 275 |
人間社会学部は募集定員を上回る275人が入学しています。
また、定員充足率は以下の通りです。
| 学部 | 定員充足率 |
|---|---|
| 商学部 | 0.96 |
| 経済学部 | 0.94 |
| 人間社会学部 | 1.00 |
人間社会学部は定員を充足しており、大学全体でも0.97となっています。
このことからも、「受験すれば必ず合格できる大学」とは言えないでしょう。
流通科学大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
就職実績は良好|卒業後の進路も安定している
偏差値だけで大学を評価すると、就職実績を見落としてしまうことがあります。
2024年4月~2025年3月卒業生の就職率は以下の通りです。
| 学部 | 就職率 |
|---|---|
| 商学部 | 98.7% |
| 経済学部 | 97.0% |
| 人間社会学部 | 99.5% |
全学では98.6%という高い就職率を記録しています。
主な就職先
- コスモス薬品
- ホテルニューアワジ
- マルハチ
- 宮野医療器
- カトープレジャー
- 大黒天物産
- トーホー
- 日新信用金庫
- フジ
- ユニマットライフ
流通科学大学は流通・小売・観光・金融など幅広い業界への就職実績があり、就職面で高い評価を受けています。
まとめ|流通科学大学は誰でも受かる?不合格になる人の特徴と倍率・偏差値を解説
結論として、流通科学大学は「誰でも受かる大学」ではありません。
確かに偏差値は37.5~40.0程度で、難関大学と比較すると入りやすい部類に入ります。しかし、
- 一般選抜では1.8~2.4倍の倍率がある
- 共通テスト利用では5倍を超える年度もある
- 人間社会学部は定員を充足している
- 就職率は98.6%と高水準
といった事実を考えると、「簡単に入れる大学」と決めつけるのは適切ではないでしょう。
特に「誰でも受かる」という噂を信じて勉強を怠る受験生は不合格になる可能性があります。基礎学力をしっかり身につけ、過去問や面接対策を行えば十分に合格を目指せる大学です。
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私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。


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