東京薬科大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ

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東京薬科大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ

薬学部を志望する受験生にとって、「東京薬科大学」は高い教育実績と研究環境を誇る人気校の一つです。

しかし、「どのくらいの学力が必要なのか」「併願校はどこが良いのか」といった疑問を持つ人も多いでしょう。

本記事では、東京薬科大学の偏差値・共通テスト得点率・アドミッションポリシー・入試概要・併願校モデル・合格対策をまとめ、受験生が合格までの戦略を立てやすいように解説します。

受験を検討する人の参考になれば幸いです。

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東京薬科大学の偏差値と共通テスト得点率

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学部共通テスト得点率偏差値
薬学部64%50.0
生命科学部63%〜67%47.5〜50.0

(出典:パスナビ

薬学部・生命科学部ともに偏差値は50前後で、全国の薬科大学の中でも中堅上位レベルに位置します。

共通テストでは6割中盤の得点を安定して取ることが求められ、特に英語・化学・生物(または物理)の得点力が合否を左右します。

東京薬科大学の概要

1880年創設、日本で最も歴史ある私立薬科大学の一つです。
「ヒューマニズムの精神」を教育理念に掲げ、人類の福祉と世界の平和に貢献する薬学人・生命科学者を育成しています。

学部構成

  • 薬学部(6年制):国家試験対策が充実し、安定した合格率を誇る。医療現場で即戦力となる薬剤師を育成。
  • 生命科学部(4年制):生命現象を分子レベルで探求し、創薬・バイオ・医療研究に貢献する人材を養成。

キャンパス

八王子キャンパスは、広大で自然豊かな環境にあり、最先端の実験施設や研究棟が整備されています。
都心から離れた静かな立地のため、集中して学べる環境が整っています。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

東京薬科大学では、ヒューマニズムの精神に基づき、視野の広い・心豊かな人材を育成することを目指しています。
薬学と生命科学の両分野で、人類の福祉と世界の平和に貢献する志を持つ学生を求めています。

薬学部が求める学生像

  • 修学に必要な基礎学力を持っていること
  • 他者との相互理解のための論理的思考力・判断力・表現力
  • 医療に貢献したいという強い意志
  • 自己啓発・健康増進への継続的な取り組み意欲
  • 社会・地域・文化活動への参加意欲

生命科学部が求める学生像

  • 「知識・技能」「思考・判断・表現」「関心・意欲・態度」の3要素を修得していること
  • 理数系および語学の基礎学力を持っていること
  • 社会的レベルでの日本語理解力を持ち、科学の成果を社会に還元したい意志を持つこと

東京薬科大学の入試概要【薬学部・生命科学部】

チェックリスト

薬学部(薬学科)

薬学科の募集人員は420名

主な選抜方式:

  • 総合型選抜(専願)・地域枠選抜(専願)
     → 適性能力検査(化学)・小論文・面接・書類審査
  • 学校推薦型選抜(併願制)
     → 英語・化学の適性能力検査+グループ面接
  • 一般選抜A方式(共通テスト利用)
     → 個別試験なし/英語・数学・理科で600点満点
  • 一般選抜B方式(個別試験)
     → 化学150・数学100・英語100(計350点)
  • 一般選抜T方式(薬・生命統一選抜)
     → 数学100・化学200(計300点)/最大4学科併願可

生命科学部(分子生命・応用生命・生命医)

生命科学部の総募集人員は約220名

主な選抜方式:

  • 総合型選抜(研究型AO/講義型AO)
     → 研究プレゼンまたは講義体験+面接+口頭試問
  • 学校推薦型選抜(専願・併願)
     → 面接中心または英・数・理の適性検査+面接
  • 一般選抜A方式(共通テスト利用)
     → 英・数・国・理・情報から選択、理科は200点換算
  • 一般選抜B方式(個別試験)
     → 理科・数学・英語(各100点)
  • 一般選抜T方式(薬・生命統一選抜)
     → 数学100・理科200
  • 一般選抜C方式(後期・個別試験)
     → 英語・数学(各100点)

詳細や最新の情報を得るための必ず大学サイトや募集要項を確認するようにしよう。

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各選抜方式の合格対策

薬学部 薬学科

総合型/地域枠選抜

  • 化学:高分子化合物を除く基礎範囲を重点的に復習。
  • 小論文:医療・薬学の時事問題を題材に、論理的な構成で自見を述べる練習を。
  • 面接:医療人としての志や地域貢献意欲を明確に伝える。

学校推薦型選抜

  • 化学(120点)が最重要。高校範囲を漏れなく復習。
  • 英語(80点)は文法・長文の基礎を固める。
  • グループ面接では他者の意見を理解し、自分の考えを補足できる姿勢を。

一般選抜

  • B方式:化学150・数学100・英語100。化学で得点差がつく。
  • T方式:数学・化学の2科目。配点200の化学で勝負を決める。
  • A方式(共通テスト利用):理科の得点比率が高いため、化学や生物の得点源化が鍵。

生命科学部

総合型選抜(研究型/講義型)

  • 研究型:高校での探究活動・課題研究の成果を整理し、発表スライドを準備。
  • 講義型:講義内容をノートにまとめ、理解度を問うテスト対策を行う。

学校推薦型選抜

  • 専願制:生物基礎または化学基礎の口頭試問を重視。基本用語を説明できるように。
  • 併願制:英・数・理から2教科選択。得意科目に集中し、短時間で自己PRを伝える練習を。

一般選抜

  • B方式:理・数・英の3科目均等配点。記述問題を含むため、論理的説明力が問われる。
  • T方式:理科200点・数学100点。生物・化学の選択は得意科目で勝負。
  • C方式:後期入試で英語・数学の2科目のみ。理科が不要なため対策を絞りやすい。
  • A方式(共通テスト利用):理科が200点換算のため、理科で得点を稼ぐ戦略が有効。

過去問を使った効果的な対策

東京薬科大学の過去問から頻出分野を中心に、過去3〜5年分を分析するのが効果的です。

  • 出題頻度の高い単元(化学:有機・酸塩基/生物:代謝・遺伝)を重点対策
  • 英語は医療・科学系の語彙を強化
  • 数学は「数列」「ベクトル」などの頻出単元を徹底演習
  • 記述問題は「定義→理由→結論」で答える癖をつける

併願校モデル

薬学部志望者

レベル帯大学名特徴・併願のポイント
上位東京理科大学、明治薬科大学、星薬科大学難易度高めだが出題傾向が近く、理系力を磨ける。
同レベル昭和薬科大学、北里大学、武蔵野大学東京薬科大と同様に英・化中心。T方式との併願に適す。
安全校帝京大学、日本薬科大学、城西大学出題難易度がやや低め。確実な合格を目指す層に。

生命科学部志望者

レベル帯大学名特徴・併願のポイント
上位東京理科大学、立教大学、東邦大学出題難易度が高いが、思考型問題が近い。
同レベル東京農業大学、日本大学、神奈川工科大学生物・化学中心の2科目型で対策が重なる。
安全校帝京科学大学、東京工科大学、日本獣医生命科学大学理科中心で出題穏やか。共通テスト利用にも強い。
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まとめ:東京薬科大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ

東京薬科大学は、薬学・生命科学の両分野で高い研究実績と教育力を持つ伝統校です。

偏差値は中堅上位ながら、国家試験合格率・就職実績ともに高水準で、医療・研究の現場で活躍する卒業生も多く輩出しています。

合格へのポイント

  1. 共通テストで6割台中盤を安定して取る
  2. 化学・生物・数学の基礎を確実に固める
  3. 過去問を活用し、出題傾向と配点を分析する
  4. AO・推薦・一般を組み合わせて受験リスクを分散する

理系の探究心と人の役に立ちたいという志を持つ受験生にとって、東京薬科大学は最適な環境です。
目標を明確にし、計画的な学習で合格をつかみましょう。

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私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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