東北芸術工科大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
芸術系大学への進学を検討している人や、その保護者にとって、「東北芸術工科大学 やばい」というワードをネット上で見ると、不安になるかもしれません。
しかし、この「やばい」という言葉には、ネガティブな意味だけでなく、ポジティブな意味合いが含まれることもあります。
今回は、東北芸術工科大学がなぜ「やばい」と言われているのかを、さまざまな観点から考察します。
東北芸術工科大学は難しいと言われてやばい
東北芸術工科大学の偏差値は45.0〜50.0であり、芸術系の大学としてはやや高めの水準にあります。
特にデザイン工学部では偏差値が50.0に達する学科もあり、いわゆる「Fランク大学」などと呼ばれるレベルとは明確に一線を画しています。
また、芸術系の大学というと実技試験がネックになりがちですが、東北芸術工科大学はすべての入試方式で実技試験が必須ではありません。
つまり、学科試験や面接などの準備で受験が可能なため、他の芸術大学よりも受験のハードルが低く見える一方、学力的な基準はしっかりと設けられており、油断は禁物です。
この点で「思っていたよりも難しい」「学力で見られるからやばい」という評価に繋がっている可能性があります。
東北芸術工科大学の学生が起こした事件がやばい

2024年2月、本学の学生が偽造有価証券行使と詐欺未遂の容疑で逮捕されるという事件が発生しました。
この件は新聞やテレビでも報道され、ネット上でも一部で炎上し、「東北芸術工科大学 やばい」と検索される一因になりました。
大学側は公式に謝罪文を発表し、以下のように述べています。
「本学学生がこのような事件を起こし、逮捕されたことは誠に遺憾であり、被害者及び関係者の皆様には多大なるご迷惑、ご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます。」
このような事件が発生すると、大学全体のイメージが一時的に悪化しがちですが、あくまで個人の問題であり、大学全体を評価する上での唯一の基準とするのは早計です。
東北芸術工科大学とは

東北芸術工科大学は1991年に創立された、比較的新しい私立芸術大学です。
山形県山形市に本部を置き、地域と文化を重視した教育・研究に力を入れています。
キャンパスには特徴的な施設も多く、特に有名なのが「鏡橋」です。
この橋は、受刑者が刑に服す際に自らを見つめる意味を持つ網走監獄の「鏡橋」を模して造られたもので、学生がこの橋を渡ることで「自分自身と向き合い、正しい目的意識を持って学びに挑んでほしい」という大学のメッセージが込められています。
また、水上能楽堂「伝統館」では、毎年5月に能楽が披露されるなど、伝統文化と現代芸術の融合を体現したイベントも開催されています。
東北芸術工科大学の偏差値と共通テスト得点率

| 学部 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 芸術学部 | 77%~84% | 45.0~47.5 |
| デザイン工学部 | 78%~83% | 47.5~50.0 |
偏差値だけを見ると、全国の芸術大学の中では中堅以上に位置し、学力面でも一定の基準をクリアしなければなりません。
特にデザイン工学部はデザインに加え、工学的視点からのアプローチが求められるため、論理的思考力も問われる学部です。
卒業生の就職先は

「芸術系大学=就職が不利」という印象を持っている方も多いかもしれませんが、東北芸術工科大学の卒業生は、幅広い業界で活躍しています。
芸術学部の主な就職先
- ケイ・ウノ(ジュエリーブランド)
- 三菱自動車工業
- Cygames(ゲーム開発)
- 光文社(出版社)
- 玉川文化財研究所
- 地方自治体(福島県職員、白石市職員など)
デザイン工学部の主な就職先
- トランスコスモス
- オカムラ(オフィス家具・空間デザイン)
- Sansan(IT企業)
- スズキ(自動車メーカー)
大手企業や公的機関への就職も多く、専門性を活かした進路選択ができる大学であることが分かります。
まとめ:東北芸術工科大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「東北芸術工科大学 やばい」という検索ワードに含まれる意味は、単なるネガティブなものではありません。
確かに、過去には学生による事件が発生したり、偏差値や入試制度で一部に誤解されることもあります。
しかし、それ以上に、
- 実技なしでも受験できる門戸の広さ
- 偏差値の高さと学力の要求
- 芸術と社会をつなぐユニークな教育理念
- 確かな就職実績
など、多くの「すごい」「面白い」「深い」側面を持っている大学です。むしろその「やばさ」は、凡庸ではない=クリエイティブな集団である証とも言えるでしょう。
進学を検討している方は、「やばい」という言葉に惑わされるのではなく、その背景にある実態と価値をしっかり見極めてみてください。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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