信州大学は【Fラン?レベル低い?】口コミ・就職・難易度から実態を徹底解説
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「信州大学 Fラン」「信州大学 レベル低い」という検索キーワードを見ると、不安に感じる受験生や保護者もいるでしょう。
しかし、ネット上のイメージだけで大学の実力を判断するのは危険です。
本記事では、信州大学について、なぜ「Fラン」「レベル低い」と言われるのかを冷静に分析し、偏差値・倍率・口コミ・就職実績などから実態を考察します。
受験を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
信州大学が「Fラン」「レベル低い」と言われる理由
地方国立大学というイメージがあるため
信州大学は長野県にある国立大学です。
首都圏の難関私大や旧帝大と比較されることも多く、ネット上では「地方国立=レベルが低い」というイメージで語られるケースがあります。
しかし、実際には地方国立大学の中でも安定した難易度を持つ大学であり、「5S」と呼ばれる地方中堅国立大学グループに分類されることがあります。
5Sとは、以下の大学群を指す俗称です。
- 信州大学
- 静岡大学
- 新潟大学
- 滋賀大学
- 埼玉大学
地方国立の中では全国的な知名度と実績を持つ大学群として知られています。
学部によって難易度差が大きい
信州大学は総合大学であり、学部によって偏差値や倍率に差があります。
特に教育学部の一部コースでは倍率が低い年もあり、それを見た人が「簡単な大学」と誤解するケースがあります。
一方で、医学部医学科や理学部人気学科は高倍率となることも多く、簡単に合格できる大学ではありません。
実際に2024年度の医学部医学科前期日程では4.9倍という高倍率でした。
タコ足キャンパスへの不満
信州大学は「タコ足キャンパス」と呼ばれることがあります。
1年次は松本キャンパスで学ぶ学部が多い一方、2年次以降は長野県内各地へ分散します。
そのため、
- 他学部との交流が減る
- サークル活動が難しくなる
- 移動負担がある
といった口コミも見られます。
この点が「大学生活が地味」という印象につながっている部分もあるでしょう。
信州大学の偏差値・共通テスト得点率

パスナビによると、信州大学の偏差値・共通テスト得点率は以下の通りです。
| 学部 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 人文学部 | 75%〜77% | – |
| 教育学部 | 51%〜69% | 45.0〜52.5 |
| 経法学部 | 65% | 50.0 |
| 理学部 | 61%〜75% | 50.0〜55.0 |
| 医学部 | 58%〜83% | 50.0〜65.0 |
| 工学部 | 62%〜77% | 45.0〜52.5 |
| 農学部 | 58%〜76% | 47.5〜55.0 |
| 繊維学部 | 57%〜72% | 45.0〜52.5 |
人文学部に偏差値表記がないのは、2次試験が総合問題型で偏差値化しにくいためであり、「BF(ボーダーフリー)」という意味ではありません。
また、偏差値60は受験生全体の上位約16%に位置します。
- 偏差値55:上位約30%
- 偏差値60:上位約15.9%
- 偏差値65:上位約7%
つまり、医学部や理系上位学科は全国的に見ても十分難関帯に入ります。
信州大学は「5S」レベルの地方国立大学
信州大学は、地方国立大学の中では比較的評価が高い大学です。
特に以下の分野は強みとして知られています。
医学部
医学部医学科は共通テスト得点率83%に達する年度もあり、全国的にも難関です。
繊維学部
繊維学部は全国的にも珍しい学部であり、研究設備の充実度に定評があります。
理系研究
理学部・工学部・農学部では大学院進学率も高く、研究志向の強い大学として知られています。
倍率から見ても「Fラン」とは言えない
信州大学では、多くの学科で安定した倍率を維持しています。
特に高倍率だった例としては、
- 医学部医学科:4.9倍(2024年度前期)
- 理学部生物学:5.2倍(2023年度前期)
- 工学部建築学科:4.3倍(2025年度後期)
などがあります。
一部コースでは倍率1倍台もありますが、国立大学は共通テストと2次試験の両方が必要であり、倍率だけで難易度を判断することはできません。
信州大学の就職実績は強い
信州大学は就職実績にも強みがあります。
2024年4月〜2025年3月卒業者では、以下のような進路状況となっています。
| 学部 | 卒業者 | 就職者 | 進学者 |
|---|---|---|---|
| 人文 | 120 | 87 | 13 |
| 教育 | 224 | 185 | 31 |
| 経法 | 184 | 161 | 12 |
| 理 | 185 | 66 | 106 |
| 工 | 516 | 146 | 357 |
| 農 | 184 | 83 | 90 |
| 繊維 | 280 | 45 | 222 |
特に理系学部では大学院進学率が非常に高いのが特徴です。
工学部では516人中357人、繊維学部では280人中222人が進学しています。
これは「就職できないから進学」ではなく、研究職・技術職を目指す学生が多いことを示しています。
主な就職先

主な就職先としては以下があります。
人文学部
- 国家公務員
- 地方公務員
- 八十二銀行
教育学部
- 小学校教員
- 中学校教員
- 特別支援学校教員
経法学部
- 国家公務員
- 東京海上日動火災保険
- 八十二銀行
工学部
- 大林組
- セイコーエプソン
- ミネベアミツミ
繊維学部
- YKK
- アイシン
- ファナック
- JR東海
地方公務員や大手メーカーへの就職実績を見る限り、「Fラン大学」という評価とは大きく異なります。
信州大学の口コミ
良い口コミ
良い口コミでは、以下の点が高く評価されています。
- 教授が親身
- 少人数教育
- 図書館や自習環境が充実
- 農場や演習林など実習設備が豊富
- 繊維学部の研究設備が強い
- 就職実績が良い
特に地方国立らしい「面倒見の良さ」を評価する声が多く見られます。
悪い口コミ
一方で、悪い口コミとしては以下が挙げられます。
- 駅から遠い
- 坂道が多い
- 冬が寒い
- キャンパスが分散している
- 一部設備が古い
長野県という土地柄もあり、都市型大学のような便利さを求める人には向かない面もあります。
信州大学は【恥ずかしい】のか?ネット上で「恥ずかしい」と言われている理由を考察
信州大学出身の有名人
信州大学は多くの著名人を輩出しています。
主な卒業生として、
- 佐藤二朗
- 小平奈緒
- 猪瀬直樹
- 宮崎吾朗
- 夏川草介
などがいます。
スポーツ・行政・文化・実業界まで幅広く人材を輩出している点も、地方国立大学としての実力を示していると言えるでしょう。
信州大学はどんな人に向いている?
信州大学は、以下のような人に向いています。
- 地方国立大学を志望している人
- 公務員を目指したい人
- 教員志望の人
- 落ち着いた環境で学びたい人
- 理系研究を重視したい人
- 自然豊かな環境で学生生活を送りたい人
逆に、
- 都市型キャンパスを求める人
- 派手な学生生活を重視する人
にはやや合わない可能性があります。
まとめ:信州大学は【Fラン?レベル低い?】口コミ・就職・難易度から実態を徹底解説
信州大学はネット上で「Fラン」「レベル低い」と言われることがありますが、実際には地方国立大学として安定した難易度と就職実績を持つ大学です。
特に、
- 医学部の難易度
- 理系研究の強さ
- 公務員・教員就職
- 大学院進学率
などを見ると、決して簡単な大学ではありません。
地方国立らしい堅実さや研究力を重視する人にとっては、非常に魅力的な大学と言えるでしょう。
出典一覧

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。


コメント