四工大の立ち位置は?学歴フィルターにかかるのかを偏差値・就職実績から解説
「四工大の立ち位置はどのくらい?」
「四工大は学歴フィルターにかかる?」
「MARCH理系や日東駒専理系と比べると上なのか下なのか?」
理系受験生や保護者の方の中には、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
四工大とは、芝浦工業大学、東京都市大学、工学院大学、東京電機大学の4大学を指す大学群です。
いずれも首都圏に本部を置く理工系私立大学で、実学重視の教育と就職の強さに定評があります。
結論から言えば、四工大は最難関大学群ではありませんが、理工系就職では企業からの評価が高く、メーカー・IT・建設・インフラ系を目指す場合、学歴フィルターを過度に心配する大学群ではありません。
特に芝浦工業大学は四工大の中でも頭一つ抜けた存在で、偏差値・就職実績ともにMARCH理系と比較されるレベルにあります。
一方、東京都市大学、工学院大学、東京電機大学も、それぞれ機械・電気・建築・情報・通信などの専門分野に強みがあり、偏差値以上に就職市場で評価されやすい大学群といえます。
この記事では、四工大の立ち位置を、偏差値・共通テスト得点率・志願者数・倍率・就職実績・学歴フィルターの観点から詳しく解説します。
四工大とは?
四工大とは、以下の4つの理工系私立大学の総称です。
| 大学名 | 主な特徴 |
|---|---|
| 芝浦工業大学 | 四工大トップ。建築・情報・工学系に強く、就職実績も非常に高い |
| 東京都市大学 | 旧武蔵工業大学。機械・電気・建築・情報に強く、総合大学寄りの学部構成 |
| 工学院大学 | 日本初の建築学部を設置。建築・工学・情報系に強い |
| 東京電機大学 | 実学尊重。電気電子・情報通信・機械・IT系に強い |
四工大は、単なる受験業界の俗称ではありません。4大学は連携協定を結んでおり、他大学の授業を受けて単位を取得できる単位互換制度や、他大学の大学院へ推薦で進学できる大学院特別推薦入試制度なども設けられています。
つまり、四工大は「似たレベルの理工系大学をまとめた呼び方」というだけでなく、実際に大学間連携のある理工系大学群です。
四工大の立ち位置はどのくらい?

四工大の立ち位置は、大きく分けて「入試難易度」と「就職市場での評価」の2つから考える必要があります。
偏差値だけで見ると、四工大はおおむね日東駒専の理系上位からGMARCH理系に近い中堅上位・準難関レベルに位置します。
一方で、就職市場では偏差値以上に評価される傾向があります。
理由は、四工大がいずれも理工系に特化した実学重視の教育を行っており、メーカー・IT・建設・インフラなどの技術職採用と相性が良いからです。
大まかな立ち位置を整理すると、以下のようになります。
| 立ち位置 | 大学 |
|---|---|
| 四工大トップ・MARCH理系に近い | 芝浦工業大学 |
| 中堅上位理工系・分野によってMARCH級 | 工学院大学・東京都市大学 |
| 実学型理工系・電気電子・情報通信に強い | 東京電機大学 |
ただし、単純に大学名だけで序列を決めるのは危険です。工学院大学は建築分野、東京都市大学は機電系・建築・情報、東京電機大学は電気電子・情報通信・機械系に強みがあります。
そのため、四工大は「どの大学が上か」だけでなく、「どの分野を学びたいか」で選ぶことが重要です。
四工大の偏差値・共通テスト得点率を比較
四工大の偏差値レンジを整理すると、以下のようになります。
| 大学 | 偏差値の目安 | 共通テスト得点率の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 芝浦工業大学 | 52.5〜62.5 | 69%〜80% | 四工大トップ。建築・情報系が特に高い |
| 東京都市大学 | 45.0〜57.5 | 69%〜78% | 理工・建築・情報系が中心。文理融合系もある |
| 工学院大学 | 52.5〜60.0 | 60%〜72% | 建築・情報・工学系が強い |
| 東京電機大学 | 47.5〜55.0 | 54%〜72% | 情報・電気電子・機械系に強い |
| 東京電機大学 工学部第二部 | 37.5〜40.0 | 49%〜59% | 夜間部のため昼間部とは別枠で考えるべき |
偏差値だけで見ると、芝浦工業大学が四工大の中で最も高く、建築学部では偏差値60.0〜62.5に達する学科もあります。これはMARCH理系上位と比較しても十分に高い水準です。
工学院大学も建築学部や工学部、先進工学部で偏差値55.0〜60.0の学科があり、特に建築分野では存在感があります。
東京都市大学は学部によって幅がありますが、理工学部、建築都市デザイン学部、情報工学部では50台前半から後半の学科が多く、理工系大学として一定の難易度があります。
東京電機大学は偏差値47.5〜55.0が中心ですが、情報システム工学科、情報メディア学科、応用化学科などは偏差値55.0前後となっており、情報・電気電子・通信系を中心に実学型の強みがあります。
四工大の偏差値上位学部・学科
四工大の中でも特に偏差値が高い学部・学科を整理すると、以下のようになります。
| 順位 | 大学 | 学部・学科 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 1 | 芝浦工業大学 | 建築学部 都市・建築デザイン | 60.0〜62.5 |
| 2 | 芝浦工業大学 | 建築学部 空間・建築デザイン | 57.5〜60.0 |
| 2 | 芝浦工業大学 | 工学部 情報通信 | 57.5〜60.0 |
| 2 | 工学院大学 | 建築学部 建築 | 60.0 |
| 5 | 工学院大学 | 建築学部総合 | 57.5〜60.0 |
| 6 | 芝浦工業大学 | 工学部 情報工学 | 57.5 |
| 6 | 芝浦工業大学 | 建築学部 先進的プロジェクトデザイン | 57.5 |
| 6 | 工学院大学 | 建築デザイン | 57.5 |
| 6 | 東京都市大学 | 理工学部 応用化学 | 55.0〜57.5 |
| 6 | 東京電機大学 | 情報システム工学科 | 55.0 |
この表から分かる通り、四工大の中でも上位は芝浦工業大学と工学院大学の建築系が目立ちます。
特に芝浦工業大学の建築学部は四工大の中でも難易度が高く、MARCH理系と比較しても十分に見劣りしない水準です。
四工大の志願者数・倍率から見る人気度
四工大は、文系総合大学ほど全国的な知名度で語られることは少ないかもしれません。しかし、理工系受験生の間では一定の人気と競争率があります。
2025年度入試の志願者数を見ると、特に芝浦工業大学の工学部、東京都市大学の理工学部、芝浦工業大学の建築学部、工学院大学の建築学部・情報学部などが多くの志願者を集めています。
| 大学 | 学部 | 志願者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 芝浦工業大学 | 工学部 | 19,751人 | 3.0倍 |
| 東京都市大学 | 理工学部 | 11,356人 | 3.8倍 |
| 芝浦工業大学 | システム理工学部 | 8,601人 | 3.3倍 |
| 芝浦工業大学 | 建築学部 | 6,504人 | 6.6倍 |
| 工学院大学 | 建築学部 | 5,956人 | 5.0倍 |
| 工学院大学 | 情報学部 | 5,853人 | 3.9倍 |
| 工学院大学 | 先進工学部 | 4,538人 | 3.3倍 |
| 工学院大学 | 工学部 | 4,537人 | 3.3倍 |
| 東京都市大学 | 情報工学部 | 4,303人 | 5.6倍 |
| 東京都市大学 | 建築都市デザイン学部 | 4,257人 | 4.5倍 |
特に芝浦工業大学工学部は、一般選抜合計で約2万人の志願者を集めており、理工系私立大学として非常に高い人気があります。
また、情報系と建築系は四工大全体で倍率が高くなりやすい傾向があります。
たとえば、工学院大学の建築学部まちづくり学科A日程は17.3倍、東京電機大学の未来科学部情報メディア学科一般前期は13.2倍と、代表的な入試方式では10倍を超える学科もあります。
ただし、大学によって「一般選抜合計」と「代表的な入試方式」が混在しているため、倍率だけで大学全体の難易度を単純比較するのは避けるべきです。倍率は、どの分野に人気が集まっているかを見る参考値として考えるのが適切です。
四工大は学歴フィルターにかかるのか?
四工大を検討している受験生が最も気にするテーマの1つが、学歴フィルターです。
結論から言えば、四工大は文系総合職の一部人気企業では大学名で不利になる可能性があります。しかし、理系就職、とくにメーカー・IT・建設・インフラ系の技術職採用では、学歴フィルターを過度に心配する大学群ではありません。
一般的に、学歴フィルターの基準としては、旧帝大、早慶、上智、東京理科大、MARCH、関関同立などが話題にされることが多いです。四工大の中では、芝浦工業大学がこの基準に入りやすい大学として扱われることがあります。
一方で、東京都市大学、工学院大学、東京電機大学は、早慶・東京理科大・MARCH上位と比べると、大学名だけのブランド力では一段下に見られる場面もあります。
しかし、理系就職では文系総合職とは評価軸が異なります。
理工系の採用では、大学名だけでなく、以下のような要素も重視されます。
- 専攻分野
- 研究内容
- 研究室
- 技術力
- 実験・実習経験
- 推薦枠
- 資格
- ポートフォリオ
- プログラミング経験
- インターン経験
そのため、理系就職では「大学名だけ」で一律に判断されるというより、「何を学び、どの分野に強いのか」が見られます。
四工大はいずれも実学重視の教育を行っており、企業が求める技術系人材と相性が良い大学群です。そのため、大手メーカー、IT、建設、インフラ業界を目指す場合、学歴フィルターで極端に不利になる大学群とは言いにくいでしょう。
学歴フィルターについては、企業や業界によって基準が異なるため、「どの大学なら安心」と一概には言えません。
一般的に学歴フィルターにかかりにくいとされる大学群や42校の目安については、関連記事「【学歴フィルター】42校はどこ?あなたの大学は学歴フィルターに引っかかる?」で詳しく解説しています。
文系就職と理系就職では学歴フィルターの意味が違う

学歴フィルターを考えるときに重要なのは、文系就職と理系就職を分けて考えることです。
文系総合職の場合、専攻と仕事内容が直接結びつきにくいため、大学名や学部名が見られやすい傾向があります。
特に、総合商社、外資系コンサル、金融専門職、広告代理店、超人気メガベンチャーなどでは、旧帝大・早慶・MARCH上位の学生が多く集まるため、四工大の学生が大学名だけで有利になるとは言い切れません。
一方で、理系就職では状況が異なります。
メーカー、IT、建設、通信、電力、鉄道、インフラなどの技術職では、大学で何を学んだかが重要になります。
機械、電気電子、情報、建築、土木、化学、生命科学などの専門性が採用に直結しやすいため、四工大のような実学型理工系大学は評価されやすいのです。
つまり、四工大の学歴フィルター評価は、以下のように整理できます。
| 就職分野 | 四工大の評価 |
|---|---|
| メーカー技術職 | 強い |
| IT・通信系 | 強い |
| 建設・住宅・インフラ | 強い |
| 研究開発職 | 専攻・大学院進学・研究内容次第 |
| 文系総合職 | 早慶・MARCH上位に比べると不利な場合あり |
| 外資コンサル・総合商社 | 大学名だけでは不利になりやすい |
四工大は「どんな企業でも学歴フィルターに絶対かからない大学」ではありません。
しかし、理工系の主要就職先では十分に評価される大学群です。
四工大の就職先は強い?
四工大の最大の強みは、就職実績です。
偏差値だけで見ると、早慶理工、東京理科大、難関国公立、MARCH理系上位より下に見られることもあります。
しかし、就職実績を見ると、四工大は大手メーカー、IT、建設、インフラ系に非常に強いことが分かります。
芝浦工業大学の主な就職先
芝浦工業大学は、四工大の中でも特に有名企業への就職率が高い大学です。
主な就職先には、以下のような企業があります。
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 自動車・機械 | 本田技研工業、日産自動車、トヨタ自動車、SUBARUなど |
| 電機・IT | NEC、三菱電機、富士電機、NTTデータグループ、SCSK、富士通、日立製作所など |
| 建設・住宅 | 大成建設、鹿島建設、清水建設、大和ハウス工業、長谷工コーポレーション、LIXILなど |
| インフラ・公務員 | 東京電力ホールディングス、JR東日本、東京都庁など |
芝浦工業大学は、四工大のトップ校として、メーカー、IT、建設、インフラ、公務員まで幅広い実績があります。
有名企業400社への実就職率も高く、理工系私立大学の中でも就職力の強さが目立ちます。
東京都市大学の主な就職先
東京都市大学は、旧武蔵工業大学の伝統から、機械・電気・建築・インフラ系に強い大学です。
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 電機・自動車 | 三菱電機、富士電機、本田技研工業、NEC、SUBARU、いすゞ自動車、スズキなど |
| 建設・インフラ | 大成建設、清水建設、東急建設、前田建設工業、東京電力ホールディングス、JR東日本、JR東海など |
| IT・その他 | TOPPANホールディングス、富士通、NTTデータ、富士ソフト、東急住宅リース、キヤノンなど |
東京都市大学は、東急グループを母体としていることもあり、都市・建設・交通・インフラ系との相性が良い大学です。
理工系だけでなく、メディア情報学部、都市生活学部、人間科学部などもあり、四工大の中では比較的総合大学に近い性格を持っています。
工学院大学の主な就職先
工学院大学は、建築分野に非常に強い大学です。日本で初めて建築学部を設置した大学として知られ、大手ゼネコンやハウスメーカーへの就職実績が目立ちます。
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 建設・住宅 | 大和ハウス工業、清水建設、大成建設、竹中工務店、長谷工コーポレーション、大林組、鹿島建設、積水ハウスなど |
| 自動車・機械 | SUBARU、スズキ、いすゞ自動車、日産自動車、本田技研工業、トヨタ自動車など |
| 電機・IT | 日立製作所、三菱電機、富士ソフト、TOPPANホールディングスなど |
建築を学びたい受験生にとって、工学院大学は非常に有力な選択肢です。
建築学部の偏差値や倍率も高く、四工大の中でも専門分野の評価がはっきりしている大学といえます。
東京電機大学の主な就職先
東京電機大学は、「実学尊重」の精神を掲げ、電気電子、情報通信、機械、IT分野に強い大学です。
| 業界 | 主な就職先 |
|---|---|
| 電機・IT | 三菱電機、富士電機、NEC、沖電気工業、東芝、パナソニック、ソフトバンク、富士通、サイバーエージェントなど |
| 自動車・機械 | SUBARU、本田技研工業、スズキ、日産自動車、三菱自動車工業など |
| インフラ・建設 | JR東日本、東京電力、大和ハウス工業、大成建設、大林組、TOPPANなど |
東京電機大学は、偏差値だけで見ると四工大の中ではやや控えめに見られることもあります。しかし、電気電子、情報通信、機械、IT系の実学教育に強く、実務寄りのエンジニアを目指す学生には相性の良い大学です。
四工大はMARCH理系より下なのか?
四工大とMARCH理系を比較すると、大学名のブランドではMARCHの方が強い場面が多いです。
特に文系就職や総合職採用では、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学といったMARCHの知名度が有利に働くことがあります。
一方で、理工系就職では必ずしもMARCHが四工大より上とは限りません。
たとえば、芝浦工業大学は有名企業400社実就職率が非常に高く、MARCH理系と比較しても強い実績があります。
また、工学院大学の建築、東京電機大学の電気電子・情報通信、東京都市大学の機電系・建築系などは、企業から専門分野で評価されやすい分野です。
そのため、四工大とMARCH理系の関係は、以下のように整理できます。
| 比較軸 | 評価 |
|---|---|
| 大学名の知名度 | MARCHが有利 |
| 理工系の専門教育 | 四工大も強い |
| メーカー技術職 | 四工大は十分に強い |
| 建築・電気電子・情報通信 | 四工大の強みが出やすい |
| 文系総合職 | MARCHが有利になりやすい |
| 就職コスパ | 四工大はかなり高い |
つまり、四工大はMARCHより単純に下というより、理工系就職に特化した実力派大学群と見るべきです。
四工大と日東駒専理系の比較

四工大は、日東駒専の理系上位と比較されることもあります。
偏差値だけで見ると、東京都市大学や東京電機大学の一部学部は日東駒専理系と近い水準になることがあります。
しかし、理工系の専門性や就職先の傾向を見ると、四工大の方が技術職採用と直結しやすい分野が多いです。
特に、機械、電気電子、情報、建築、通信、土木、化学といった分野を学び、大手メーカーやIT企業、建設・インフラ企業を目指す場合、四工大はかなり有力な選択肢になります。
文系も含めた総合的な大学ブランドでは日東駒専の方が知名度を持つ場面もありますが、理工系就職に絞ると、四工大の専門性は大きな強みになります。
四工大はコスパが高い大学群
四工大は、入試難易度に対して就職実績のリターンが高い大学群です。
早慶理工、東京理科大、難関国公立、MARCH理系上位と比べると、入試難易度では届きやすい学部・学科もあります。
しかし、卒業後の就職先を見ると、大手メーカー、IT、建設、インフラ系に多くの実績があります。
これは、四工大が企業の求める技術系人材を育成しているからです。
特に以下のような受験生には、四工大は非常に相性が良い大学群です。
- 将来エンジニアになりたい
- メーカーに就職したい
- IT・通信業界に進みたい
- 建築・都市・土木を学びたい
- 電気電子・機械系を学びたい
- 手に職をつけたい
- 文系総合職より技術職志望である
- 偏差値だけでなく就職実績も重視したい
四工大は、派手な大学ブランドで勝負するというより、専門性と就職実績で評価される大学群です。
四工大の中でおすすめはどこ?
四工大の中でどこが良いかは、学びたい分野によって変わります。
| 目的 | おすすめ大学 |
|---|---|
| 四工大トップを目指したい | 芝浦工業大学 |
| 建築を学びたい | 芝浦工業大学・工学院大学 |
| 機械・電気系を学びたい | 東京都市大学・東京電機大学・芝浦工業大学 |
| 情報・通信系を学びたい | 芝浦工業大学・東京電機大学・東京都市大学・工学院大学 |
| 都市・インフラ系に興味がある | 東京都市大学・芝浦工業大学 |
| 実学重視で学びたい | 東京電機大学 |
| 建設・住宅業界を目指したい | 工学院大学 |
| 総合大学に近い環境が良い | 東京都市大学 |
大学全体の難易度では芝浦工業大学が一歩リードしています。
しかし、建築なら工学院大学、電気電子・情報通信なら東京電機大学、都市・インフラ系なら東京都市大学というように、分野別に見ると各大学に強みがあります。
四工大を選ぶときは、大学名の序列だけでなく、自分が学びたい分野、キャンパス、就職先、研究室、資格取得支援などを総合的に見て判断することが大切です。
四工大を目指す受験生への注意点
四工大は、理工系就職に強い大学群ですが、入学すれば自動的に大手企業へ就職できるわけではありません。
理系就職では、大学名に加えて、学業成績、研究内容、院進学、資格、プログラミング経験、インターン経験なども重要になります。
特に大手メーカーや研究開発職を目指す場合、大学院進学が有利になるケースもあります。
四工大には大学院進学や他大学院への推薦制度もあるため、学部卒だけでなく大学院まで含めて進路を考えるのも有効です。
また、同じ四工大でも入試問題や出題傾向は大学ごとに異なります。
偏差値だけで決めるのではなく、過去問との相性も確認しておきましょう。
特に情報系や建築系は人気が高く、倍率も上がりやすいため、滑り止めのつもりで受けると意外に苦戦する可能性があります。
まとめ:四工大の立ち位置は?学歴フィルターにかかるのかを偏差値・就職実績から解説
四工大は、芝浦工業大学、東京都市大学、工学院大学、東京電機大学の4つの理工系私立大学を指します。
偏差値の立ち位置としては、日東駒専理系上位からGMARCH理系に近い中堅上位・準難関レベルです。特に芝浦工業大学は四工大の中でも頭一つ抜けており、建築・情報系ではMARCH理系上位に匹敵する難易度があります。
一方で、四工大の本当の強みは就職実績です。
メーカー、IT、建設、インフラ、通信、自動車、電機など、理工系学生と相性の良い業界に強く、偏差値以上に企業から評価されやすい大学群といえます。
学歴フィルターについては、文系総合職や外資コンサル、総合商社などでは早慶・旧帝大・MARCH上位と比べて不利になる可能性があります。しかし、理工系の技術職採用では、専攻や研究内容、技術力、推薦枠なども重視されるため、四工大は十分に評価される大学群です。
つまり、四工大は「学歴フィルターに弱い大学群」ではなく、理系就職に強い実学型の私立理工系大学群です。
偏差値だけで判断するのではなく、学びたい分野、就職実績、研究環境、キャンパス、大学院進学まで含めて検討することで、四工大は非常にコストパフォーマンスの高い選択肢になるでしょう。
Q&A:四工大の立ち位置・学歴フィルターに関するよくある質問
Q1. 四工大とはどこの大学ですか?
四工大とは、芝浦工業大学、東京都市大学、工学院大学、東京電機大学の4大学を指します。いずれも首都圏にある理工系私立大学で、実学重視の教育と就職の強さに特徴があります。
Q2. 四工大のトップはどこですか?
一般的には芝浦工業大学が四工大のトップとされます。偏差値、共通テスト得点率、就職実績の面で四工大の中でも頭一つ抜けています。
Q3. 四工大の序列はどうなりますか?
大まかには、芝浦工業大学がトップで、工学院大学・東京都市大学が続き、東京電機大学が実学型の理工系大学として位置づけられます。ただし、建築、情報、電気電子、機械など分野によって評価は変わります。
Q4. 四工大はMARCH理系より下ですか?
大学名の知名度ではMARCHが有利な場面が多いです。しかし、理工系就職では四工大も非常に強く、特に芝浦工業大学や工学院大学の建築、東京電機大学の情報通信・電気電子などは高く評価されます。
Q5. 四工大は日東駒専より上ですか?
文系も含めた大学全体の知名度では単純比較できませんが、理工系の専門性や技術職就職においては、四工大は日東駒専理系上位と同等以上に評価される場面があります。
Q6. 四工大は学歴フィルターにかかりますか?
理工系就職では、四工大は学歴フィルターを過度に心配する大学群ではありません。メーカー、IT、建設、インフラ系では専門性や技術力も重視されるため、十分に評価されます。ただし、外資コンサルや総合商社、文系総合職では大学名で不利になる可能性もあります。
Q7. 芝浦工業大学は学歴フィルターに強いですか?
芝浦工業大学は四工大の中でも就職実績が高く、理工系私立大学として企業評価も高い大学です。特にメーカー、IT、建設、インフラ系を目指す場合、学歴フィルターを過度に心配する必要は少ないでしょう。
Q8. 工学院大学はどの分野に強いですか?
工学院大学は建築分野に非常に強い大学です。日本で初めて建築学部を設置した大学として知られ、大手ゼネコンやハウスメーカーへの就職実績も目立ちます。
Q9. 東京電機大学は就職に強いですか?
東京電機大学は、電気電子、情報通信、機械、IT分野に強い大学です。実学重視の教育を行っており、電機メーカー、IT企業、自動車、インフラ系への就職実績があります。
Q10. 東京都市大学はどんな大学ですか?
東京都市大学は、旧武蔵工業大学を母体とする大学で、機械、電気、建築、情報、都市・インフラ系に強みがあります。四工大の中では比較的総合大学に近く、文理融合系の学部も設置されています。
Q11. 四工大は就職コスパが良い大学ですか?
四工大は、入試難易度に対して就職実績が高い大学群です。特に理工系の技術職を目指す場合、メーカー、IT、建設、インフラ系への実績が豊富で、コストパフォーマンスの高い大学群といえます。
Q12. 四工大を選ぶときは何を重視すべきですか?
大学名の序列だけでなく、学びたい分野、研究室、就職先、キャンパス、資格取得支援、大学院進学実績を確認することが大切です。特に理工系では、どの分野を学ぶかが就職に直結しやすいため、学科選びが非常に重要です。
出典一覧
本記事は、以下の情報を参考に作成しています。
- 旺文社「大学受験パスナビ」
芝浦工業大学、東京都市大学、工学院大学、東京電機大学の偏差値、共通テスト得点率、志願者数、倍率、入試結果データを参照。 - 芝浦工業大学 公式サイト
大学概要、学部・学科情報、キャンパス情報、就職実績、スーパーグローバル大学採択、女子学生比率などを参照。 - 東京都市大学 公式サイト
大学概要、学部・学科情報、キャンパス情報、就職実績、旧武蔵工業大学からの沿革、東急グループとの関係などを参照。 - 工学院大学 公式サイト
大学概要、学部・学科情報、キャンパス情報、就職実績、建築学部の特徴、大学の沿革などを参照。 - 東京電機大学 公式サイト
大学概要、学部・学科情報、キャンパス情報、就職実績、工学部第二部、実学尊重の教育方針などを参照。

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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