筑波大学の“学部カースト”は本当にある?医学類・国際系・理工系のリアルな序列を考察
「筑波大学 学部 カースト」という検索ワードを見て、「筑波大学にも学内ヒエラルキーがあるの?」「どの学類が人気なの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
筑波大学は全国トップレベルの国立大学ですが、その内部では「医学類は別格」「国際系はキラキラ」「理工系は北の辺境」など、独特の“学類カースト”が語られることがあります。
ただし、筑波大学のカーストは単なる偏差値序列ではありません。
広大なキャンパス、宿舎文化、エリア格差、学生気質などが複雑に絡み合って形成されているのが特徴です。
本記事では、筑波大学で語られる「学部カースト(学類カースト)」について、偏差値・倍率・学生口コミ・宿舎文化などをもとに実態を考察していきます。
なぜ筑波大学では“学部カースト”が生まれやすいのか
筑波大学で「カースト」が話題になりやすい最大の理由は、大学そのものが非常に特殊だからです。
一般的な大学はコンパクトなキャンパスに学部が集まっていますが、筑波大学は南北約4kmにも及ぶ巨大キャンパスを持っています。
その結果、
- どのエリアで生活しているか
- どの宿舎に住んでいるか
- どの学類に所属しているか
によって、生活圏や人間関係が大きく変わります。
さらに、
- 医学エリア
- 第3エリア
- 一の矢地区
- 春日地区
- 平砂宿舎
- 追越宿舎
など、地域ごとに独特の文化が形成されているため、「学類カースト」と「エリアカースト」が融合しやすい大学でもあります。
筑波大学で“別格”と言われやすい学類

医学類はなぜ“別格”扱いされるのか
筑波大学において、医学類は学内でも特に「別格」と言われる存在です。
理由はシンプルで、
- 偏差値トップクラス
- 国家資格系
- 将来性が高い
- 立地が最強
という要素をすべて兼ね備えているからです。
パスナビによると、医学群の偏差値は55.0〜67.5で、医学類は大学内でも最難関クラスとなっています。
さらに医学エリアは、つくば駅に近い春日地区に位置しており、スーパーや商業施設へのアクセスも良好です。
北部エリアの学生からすると、
「頭も良いのに生活環境まで勝っている」
という印象を持たれやすく、“隔離されたエリート”として見られることがあります。
口コミでも、
「入るのが難しく、入学後も勉強は大変だが、頑張った分だけ返ってくる」
「施設が綺麗で最先端」
といった高評価が多く見られました。
一方で、
「テストと留年へのプレッシャーが強い」
という声もあり、華やかに見える反面、かなり過酷な学類でもあります。
国際総合学類は“キラキラ陽キャ”の代表格
筑波大学の“華やか枠”として語られやすいのが、社会・国際学群の国際総合学類です。
英語力が高く、留学や国際交流に積極的な学生が多いため、
- 意識が高い
- 都会的
- 社交的
- おしゃれ
というイメージを持たれやすい傾向があります。
特に、つくばエクスプレスを利用して東京へ頻繁に出る学生も多く、「筑波大学の中でも都会志向が強い学類」として認識されがちです。
2025年度の前期倍率は4.1倍まで上昇しており、人気の高さも際立っています。
“地味だけど強い”理工・情報学群

理工系は「北の研究民族」とも言われる
理工学群や情報学群は、筑波大学の北部エリアに集まっています。
そのため、
- 自転車移動が大変
- 駅から遠い
- 周囲に何もない
など、“辺境感”をネタにされることがあります。
また、
- 服装に無頓着
- 研究室にこもる
- オタク気質
というイメージを持たれやすく、「陰キャ枠」と語られることも少なくありません。
しかし実際には、理工系はかなりの実力派です。
例えば2025年度の物理学類の前期倍率は5.6倍と極めて高く、情報学群もITブームの影響で人気を維持しています。
工学システム学類の口コミでは、
「周囲の学生が夢を持って進んでいる」
「教授の授業の質が高い」
といった声も多く、“静かなガチ勢”が集まる学群として評価されています。
体育専門学群と芸術専門学群は“独立国家”
筑波大学では、体育専門学群と芸術専門学群は一般的な偏差値カーストとは別軸で語られることが多いです。
体育専門学群
体育専門学群は、
- 圧倒的な身体能力
- 強豪部活
- 集団規律
- 存在感
によって、学内でも独特のオーラを放っています。
偏差値だけでは測れない「体育会系の支配力」があり、筑波大学内では一種の“独立王国”として認識されています。
芸術専門学群
芸術専門学群は、
- 独特のセンス
- クリエイティブ気質
- 個性的な雰囲気
を持つ学生が多く、こちらも完全に別文化圏です。
2024年度以降は倍率も急上昇しており、実はかなりの人気学群でもあります。
筑波大学の“エリアカースト”とは
筑波大学では、「どこに住んでいるか」も重要視されがちです。
一の矢は“辺境”扱いされることも
北部エリアの一の矢宿舎は、
- 周囲が森
- コンビニが遠い
- 移動が大変
などの理由から、“辺境”とネタにされることがあります。
ただし、その分コミュニティ意識が強く、
「一の矢民の連帯感は異常」
と言われることもあります。
「スラム」と「グロビ民」の格差

筑波大学では宿舎の格差も話題になりがちです。
“スラム”と呼ばれる未改修宿舎
平砂地区や追越地区には、老朽化した未改修宿舎が残っています。
学生からは自虐的に、
- 湿気がすごい
- 壁が薄い
- ヒーターしかない
- 狭い
などの声があり、「スラム」と呼ばれることもあります。
グローバルヴィレッジは“勝ち組”
一方、近年新設された「グローバルヴィレッジ(グロビ)」は、
- 新築
- シェアハウス型
- 留学生交流あり
- 設備が綺麗
という特徴があり、“勝ち組宿舎”として扱われることがあります。
このような住環境格差も、筑波大学特有のカースト意識につながっています。
実際の筑波大学の口コミ
高い評価の口コミ
心理学類
「著名な心理学者が多く、研究資源も豊富。学問が本当に楽しい」
地球学類
「地理学では全国トップクラス。研究設備も充実している」
生物学類
「新歓や先輩サポートが手厚く、居心地が良い」
工学システム学類
「夢を持った学生が多く、刺激を受けられる」
医学類
「大変だが、その分成長できる」
低い評価の口コミ
総合学域群
「進級競争が厳しく、成績次第で希望学類に行けない」
知識情報・図書館学類
「飛び地キャンパスで移動が大変」
看護学類
「必修が多すぎて自由度が低い」
情報メディア創成学類
「やりたいことが曖昧だと迷子になる」
医学類
「常に留年のプレッシャーがある」
ただし、筑波大学の“カースト”は半分ネタ文化でもある
ここまで見ると、筑波大学には強い序列が存在するように感じるかもしれません。
しかし実際には、
- 全学群が高水準
- 研究レベルが高い
- それぞれに強みがある
- 学類ごとに文化が違う
というだけであり、本当に上下関係が固定されているわけではありません。
むしろ筑波大学は、
「変わった人が多い大学」
「何かに熱中している人が多い大学」
として語られることが多く、“自分の世界を持っている人”ほど居心地が良くなる大学とも言えます。
筑波大学の【人気の理由】が「すごい」筑波大学の人気の理由を考察
まとめ:筑波大学の“学部カースト”は本当にある?医学類・国際系・理工系のリアルな序列を考察
筑波大学の“学部カースト”は、単なる偏差値序列ではありません。
- 学類
- エリア
- 宿舎
- 学生気質
- ライフスタイル
などが複雑に絡み合って形成される、筑波大学特有の文化です。
確かに、
- 医学類は別格
- 国際系は華やか
- 理工系は研究ガチ勢
- 体育・芸術は独立国家
といったイメージは存在します。
しかし実際には、どの学群にも強みがあり、どの学類にも濃いコミュニティがあります。
筑波大学は、“どこに所属するか”以上に、“何に熱中するか”で学生生活が大きく変わる大学だと言えるでしょう。
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私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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