九州看護福祉大学はどんな大学?【潰れる】【公立化】と言われている実態を調査

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九州看護福祉大学はどんな大学?【潰れる】【公立化】と言われている実態を調査

大学選びにおいて、ネット上の評判や将来性は気になるポイントのひとつです。

特に、「九州看護福祉大学 潰れる」や「九州看護福祉大学 公立化」といった検索キーワードを見かけると、不安に思う受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか。

しかし、こうした言葉には誤解や過度な不安が含まれている場合もあります。
本記事では、九州看護福祉大学がなぜ「潰れる」と言われているのか、そして「公立化」の動きの真相について、大学の実態とともに冷静に分析していきます。

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九州看護福祉大学が潰れると言われている理由は?

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近年、全国的に「大学の閉校」が話題になる中で、私立大学を取り巻く環境は厳しさを増しています。

九州看護福祉大学に対しても「潰れるのでは?」という声が一部で見られますが、その背景には以下のような要因があります。

● 入学者数は確保しているが、厳しい経営環境

2025年度の入試実績を見ると、看護学科は実質倍率1.76倍と一定の人気を保っています。

ただし、社会福祉学科(1.02倍)や鍼灸スポーツ学科(1.32倍)など、一部の学科では定員に近い入学状況となっています。

過去3年の推移を比較すると以下のような傾向があります

年度看護学科倍率社会福祉学科倍率リハビリ学科倍率
2023年度1.741.101.13
2024年度1.421.011.14
2025年度1.761.021.10

特に地域人口の減少と18歳人口の低下は、今後の経営に大きな影響を及ぼすと予想されており、「今は定員を満たしていても将来はどうか」といった不安が「潰れるのでは?」という噂につながっていると考えられます。

九州看護福祉大学の公立化のうわさは?

実は現在、九州看護福祉大学の公立化が真剣に議論されています。
大学公式サイトによれば、大学は玉名市に対して公立大学法人化の要望を行っており、玉名市も検討委員会を立ち上げて具体的な議論を進めている状況です。

▶ 参考:
公式サイトのお知らせ(2024年3月)

● 公立化によって何が変わるのか?

公立大学となると、以下のような変化が予想されます:

  • 授業料の引き下げ
    • 私立大学よりも学費が抑えられるため、経済的な負担が軽減される。
  • 地元志向の受験生が増える
    • 熊本県北部だけでなく、福岡県南部や佐賀県などの受験生からの人気も高まる可能性がある。
  • 入試倍率の上昇
    • コストパフォーマンスの良さから、志願者数の増加が予想される。

このように、「潰れる」どころか、「公立化」をきっかけにして再生・強化される可能性が高いと言えるでしょう。

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九州看護福祉大学とは

九州看護福祉大学は、1999年に設立された熊本県玉名市にある私立大学です。
設立当初から熊本県や玉名市をはじめとする複数自治体の支援を受けており、公設民営型の大学という位置づけでした。

そのため、地域との連携や公共性の高い教育方針がもともと特徴であり、今回の「公立化」の議論も自然な流れと言えます。

学部構成

  • 看護福祉学部
    • 看護学科
    • 社会福祉学科
    • リハビリテーション学科
    • 鍼灸スポーツ学科
    • 口腔保健学科

実践的な医療・福祉教育に特化した学科構成が特徴です。

九州看護福祉大学の偏差値・難易度は

勉強中

偏差値帯はBF~40.0、共通テスト得点率は36%~60%程度となっており、比較的入りやすい大学といえます。

ただし、看護学科は定員に対して志願者が多く、競争率は高めです。

今後公立化によって倍率が上がる可能性があるため、早めの対策が重要です。

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九州看護福祉大学の就職先は

医療系大学としての強みは、卒業後の就職先にも反映されています。主な就職先には以下のような医療機関が挙げられます。

  • 西日本病院
  • くまもと森都総合病院
  • 熊本大学病院
  • 熊本赤十字病院
  • 済生会熊本病院
  • 熊本医療センター
  • 桜十字病院
  • 米盛病院(鹿児島)
  • 大分大学医学部附属病院

就職先一覧

地元を中心に、医療・福祉関連の安定した就職先が多い点は魅力のひとつです。

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まとめ|九州看護福祉大学はどんな大学?【潰れる】【公立化】と言われている実態を調査

「九州看護福祉大学 潰れる」といった噂の背景には、少子化による将来への不安や、大学業界全体の厳しさがあるのは事実です。
しかし、実際の入試倍率や地域連携の強さ、そして公立化への具体的な取り組みを見ると、大学の将来はむしろ明るい可能性もあると感じられます。

特に、公立化が実現すれば学費の面で魅力が増し、人気回復や地域貢献が一層期待されるでしょう。

進学先として検討している方は、最新の入試情報や大学の動向に注目しながら、志望校選びの判断材料にしてみてください。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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