福岡国際医療福祉大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「福岡国際医療福祉大学 やばい」という検索キーワードがサジェストに出てくると、不安に思う受験生や保護者もいるでしょう。
しかし、「やばい」という言葉には、ネガティブな意味だけでなく、ポジティブな驚きを表すこともあります。
本記事では、福岡国際医療福祉大学について、なぜ「やばい」や「難しい」と言われているのかを分析し、ネットの噂の真偽や実態を考察していきます。
福岡国際医療福祉大学は難しいと言われてやばい
「福岡国際医療福祉大学は難しい」と検索される理由の一つは、大学名の混同です。
福岡国際医療福祉大学と、同じ系列の国際医療福祉大学(本部は栃木県)を混同しているケースが非常に多いのが現状です。
まず、それぞれの学部構成を比較してみましょう。
福岡国際医療福祉大学の学部
- 看護学部
- 医療学部(理学療法学科・作業療法学科・視能訓練学科・言語聴覚学科・診療放射線学科)
国際医療福祉大学の学部
- 医学部(偏差値65)
- 保健医療学部
- 医療福祉学部
- 薬学部
- 成田看護学部
- 成田保健医療学部
- 成田薬学部
- 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部
- 小田原保健医療学部
- 福岡保健医療学部
- 福岡薬学部
特に国際医療福祉大学の医学部の偏差値が高いため、「難しい」「やばい」と勘違いされがちですが、福岡国際医療福祉大学は医療系の専門職を目指す大学です。
また、大川キャンパスは福岡県南部の基幹病院である高木病院と隣接しており、医療現場と直結した環境で学べるのが特徴です。
こうした点も「やばい(=本格的すぎる)」というポジティブな意味で使われることがあります。
福岡国際医療福祉大学の国家試験合格率がやばい

国家試験の合格率を見ると、この大学の実力が一目でわかります。
- 看護師 → 99.1%
- 保健師 → 100%
- 理学療法士 → 100%
- 作業療法士 → 92.1%
- 視能訓練士 → 97.1%
これは全国平均を大きく上回る高い数値です。
国家試験対策のための特別講義も充実しており、実績ある教授陣の丁寧な指導で、苦手分野を徹底的に克服できます。
つまり、「やばい」というのは合格率が高すぎてやばいというポジティブな意味が含まれているといえるでしょう。
福岡国際医療福祉大学とは

福岡国際医療福祉大学は、福岡県福岡市早良区百道浜3丁目6−40に本部を構える私立大学です。
2019年に開学し、リハビリ専門職を育成する4年制大学として設立されました。
学部・学科構成
- 医療学部
- 理学療法学科
- 作業療法学科
- 視能訓練学科
- 言語聴覚学科
- 診療放射線学科
- 看護学部
- 看護学科
設立からまだ新しい大学ですが、関連施設や高木病院との連携が強く、現場に即した教育体制が整っています。
福岡国際医療福祉大学の偏差値は

福岡国際医療福祉大学の偏差値は以下の通りです。
学部 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
---|---|---|
看護学部 | 約65% | 40.0 |
医療学部 | 40%〜65% | 37.5〜42.5 |
医療系の私立大学としては、比較的受験しやすい偏差値帯です。
しかし、偏差値だけでは測れない実践的な教育力や、国家試験合格率の高さが特徴です。
卒業生の就職先は

卒業生の主な就職先は、系列の医療法人や地域の医療機関が中心です。
- 看護学科:高木病院、福岡中央病院など
- 医療学科各専攻:
- 高邦会グループ
- 誠愛リハビリテーション病院
- 福岡市内および近郊の医療機関
キャンパスが医療施設と隣接しているため、実習やインターンシップを通じてスムーズに就職へとつながります。
まとめ:福岡国際医療福祉大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
福岡国際医療福祉大学が「やばい」「難しい」と言われる理由は、大きく次の2点です。
- 国際医療福祉大学の医学部と混同されやすい
- 「難しい」という声は医学部の偏差値(65)と誤解しているケースが多い。
- 国家試験合格率が高すぎてやばい
- 看護師99.1%、理学療法士100%など、圧倒的な合格率。
また、福岡国際医療福祉大学は、偏差値がそこまで高くなくても、確実に医療現場で活躍できる力を身につけられる大学です。
特に、系列病院との強力なネットワークがあるため、就職にも非常に強いのが魅力といえるでしょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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