北洋大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

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北海道地方

北洋大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

「北洋大学 やばい」という検索ワードを目にし、実際に情報を探している方の中には、大学選びで悩んでいる受験生や保護者、あるいは進学先として北洋大学を検討している方も多いかもしれません。

北海道苫小牧市に唯一ある私立大学「北洋大学」について、ネット上では「やばい」という声も見られます。

しかし、それが実際に“悪い意味”なのか、“面白い意味”なのか、あるいは“特殊で特徴的”という意味なのかは、しっかりと分析しないと誤解につながります。

本記事では、「北洋大学 やばい」と言われる理由を整理しつつ、大学の魅力や取り組みにも焦点を当てていきます。

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北洋大学は定員割れと言われてやばい

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ネット上で「北洋大学 やばい」と言われる主な理由のひとつが、「定員割れ問題」です。

北洋大学の国際文化学部(定員75名)の2024年度における在籍者数は以下の通りです。

学年在籍者数
1年20名
2年21名
3年28名
4年52名

特に1年次〜3年次までの在籍者数は定員を大きく下回っており、「定員割れ」と見なされても仕方のない状況です。

私立大学において定員割れは、経営面や大学の活力の面で懸念材料とされ、「やばい」と感じる人もいるでしょう。

ただし、少人数教育を実現していると見ることもできます。

実際、北洋大学では「英語・中国語・日本語」から母語以外の言語を選択し、レベル別クラスで学習できる環境が整っており、語学習得に力を入れているのが特徴です。

学力に不安がある学生も、段階的に学べる体制が整っているのはメリットといえるでしょう。

北洋大学は閉校すると言われてやばい

「北洋大学が閉校するのでは?」という噂も一部にあります。

これは事実誤認によるものです。

確かに、かつて存在していた「レバンガ北海道バスケットボールアカデミー北洋大学校」が2024年10月31日をもって閉校となっています。

しかし、これは大学本体ではなく、バスケットボールアカデミーの終了です。

北洋大学そのものは、2021年に「苫小牧駒澤大学」から現在の名称に変更され、現在も運営されています。

  • 旧:苫小牧駒澤大学(学校法人駒澤大学)
  • 新:北洋大学(学校法人京都育英館)

運営法人が変わったことにより、教育体制の見直しや地域連携の強化が進められており、大学の閉校といった事実は現時点ではありません。

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北洋大学の偏差値は

北洋大学の偏差値はBF(ボーダーフリー)とされています。

つまり、「偏差値として算出できるだけの受験者データが不足している」ことを意味します。

また、共通テスト利用入試における得点率は35%程度とされ、全国平均から見ても決して高いとは言えません。

この数字を見て「やばい」「レベルが低い」と判断する声もありますが、逆に考えると、入りやすい=再チャレンジや地方出身者にとっては貴重な進学先とも言えるでしょう。

実際に、北洋大学では語学教育に力を入れたり、キャリア形成を見据えた教育が行われています。

卒業生の就職先は

「偏差値が低い=就職がやばい」と思われがちですが、北洋大学の卒業生は意外にも地元有力企業や観光業界などに就職しています。

主な就職先(一部抜粋)

  • 苫小牧市役所(地方公務員)
  • 東光薬品(製薬関連)
  • 星野リゾート(観光業界)
  • 全日本空輸(ANA、航空業界)

就職先の詳細

特に、地域密着型の大学であるため、地元企業や自治体とのつながりが強く、苫小牧市を中心とした道内就職には一定の強みがあると言えるでしょう。

また、日本語教育を専門に学べるカリキュラムも整っており、日本語教師として海外で活躍する卒業生も存在します。

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まとめ:北洋大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

「北洋大学 やばい」という言葉には、定員割れ・偏差値BF・閉校の噂など、不安を煽るような情報が多く見られます。

しかし、それらを冷静に分析すると、ネガティブな側面ばかりではないことがわかります。

  • 定員割れ → 少人数教育で手厚いサポート
  • 偏差値BF → 再チャレンジや地方学生の受け皿
  • 閉校の噂 → バスケアカデミーの閉鎖のみで、大学本体は健在
  • 就職 → 地元就職や語学力を生かした就職に強み

むしろ、「学力に自信がない」「地方で落ち着いて学びたい」「語学を武器にしたい」そんな学生にとって、北洋大学は入りやすくて育ててくれる大学”とも言えるのではないでしょうか。

今後の大学の運営や学生数の推移にも注目が集まりますが、現時点では「やばい」=「危ない大学」ではありません。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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