北海道情報大学は【やばい】【Fラン】?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「北海道情報大学 やばい」「北海道情報大学 Fラン」という検索ワードがネット上で目にすることがあります。
北海道江別市に位置するこの大学は、情報分野に特化した私立大学でありながら、一部では「Fラン」「やばい」とネガティブな声も上がっています。
この記事では、なぜ北海道情報大学がそのように言われてしまうのか、ネット上で見られる評価や事実をもとに冷静に分析していきます。
北海道情報大学はFランと言われてやばい
北海道情報大学が「Fラン」と言われる理由のひとつは、その偏差値の低さです。
パスナビなどのデータによると、各学部の偏差値は以下の通りです。
- 経営情報学部:35.0〜40.0
- 医療情報学部:35.0
- 情報メディア学部:35.0
これらの数字は、一般的に「Fランク大学」と分類される偏差値帯と一致します。
特に共通テスト利用入試での得点率が低い場合や、一般選抜の倍率が低い場合には、受験者から「入りやすい大学=Fラン」と認識されがちです。
しかし、偏差値だけでは大学の本質は語れません。
実際に学内には高度なIT設備が整っており、教育・研究環境は他のFランクと呼ばれる大学と一線を画しています。
北海道情報大学は定員割れと言われてやばい

「Fラン」と言われるもう一つの要因として、定員割れのうわさがあります。
2024年度の全選抜合計倍率は以下の通りです。
- 経営情報学部:1.2倍
- 医療情報学部:1.0倍
- 情報メディア学部:1.1倍
とくに医療情報学部は2023年度も1.0倍と、定員割れギリギリの水準です。
このような数値が「人気がない」「やばい」と捉えられてしまう要因です。
とはいえ、少人数制教育の利点を活かし、一人ひとりへの指導が丁寧であるという評価もあります。
単なる数値の印象では見えにくい魅力がある点も無視できません。
北海道情報大学とは

北海道情報大学は、1989年に設立された比較的新しい私立大学です。
北海道江別市に本部を置き、「情報化社会の新しい大学と学問の創造」を理念に掲げてスタートしました。
本学の特徴の一つは、通信教育部の充実です。
1994年には全国に先駆けて衛星通信によるメディア授業(PINE-NET)を導入。これにより専門学校や社会人など、広い層への学びの機会を提供しています。
現在では、在学生の約6割が通信教育部に所属しており、実質的には全国型大学といえる広がりを見せています。
設置されている学部は以下の通りです。
- 経営情報学部
- 医療情報学部
- 情報メディア学部
- 通信教育部 経営情報学部
北海道情報大学の学内設備がやばい

一方で「やばい=すごい」という意味で評価されているのが、最新鋭の施設や設備環境です。
- キャンパス全域に無線LAN完備
- 映像表現に対応したバーチャルスタジオ
- モーションキャプチャーによる動作解析設備
- 2017年に整備された臨床工学実習室
これらの環境は、IT・医療・メディアといった分野での実践的な学習を可能にしており、地方私立大学としては異例の充実度を誇ります。
偏差値や倍率では測れない、実践力を重視した教育体制が整っているのです。
卒業生の就職先は

「Fラン」とされる大学の懸念点としてよく挙げられるのが就職実績です。
北海道情報大学の卒業生はどのような進路を歩んでいるのでしょうか。
学部ごとの主な就職先は以下のようになっています。
経営情報学部
- アウトソーシングテクノロジー
- 電子開発学園グループ
- トランスコスモス
- 星野リゾート
- 北海道旅客鉄道(JR北海道) など
医療情報学部
- 北彩都病院
- 北海道大学病院
- 中村記念病院 など
情報メディア学部
- Evand
- テクノプロ・デザイン社
- ログオンシステム
- ワールドインテック など
業種としては、IT業界・医療機関・観光業・インフラ企業まで多岐に渡っており、学びを活かした就職ができていることが分かります。
まとめ:北海道情報大学は【やばい】【Fラン】?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
ネット上では「北海道情報大学 やばい」「北海道情報大学 Fラン」といったネガティブなキーワードが目立つかもしれません。
しかし、実態を見ると単純な偏差値や倍率だけで「やばい」と決めつけるのは早計です。
- 先進的な教育設備
- 衛星通信を使った通信教育の実績
- 実践的なIT・医療・メディア教育
- 多様な就職先と進路実績
これらの点を総合的に考えれば、「やばい=悪い」ではなく、むしろ「やばい=ユニークで挑戦的な大学」と捉えることもできるでしょう。
大学選びにおいては、偏差値や噂だけでなく、自分に合った学びがあるかどうかを見極めることが大切です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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