滋賀大学は【難しい】のか?ネット上で「難しい」と言われている理由を考察

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大学あれこれ

滋賀大学は【難しい】のか?ネット上で「難しい」と言われている理由を考察

大学選びをする際に、志望校の「レベル」や「難易度」は誰もが気になるポイントでしょう。

特に国立大学である滋賀大学は、「難しい」とネット上で語られることがあります。

では、滋賀大学はなぜ難しいと言われるのでしょうか?

このブログでは、滋賀大学が難しいと言われている理由を考察していきます。

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滋賀大学が難しいと言われている理由は優秀な生徒が受験するから

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滋賀大学が「難しい」とされる最大の理由は、受験者層の質が高いことにあります。

日本経済新聞社と日経HRが実施した「企業の人事担当者が評価する大学イメージ調査」では、京都大学など難関国立大学に加え、滋賀大学が地方大学としてトップ10にランクインしています(※出典:日経記事)。

この結果からも、滋賀大学は企業からの信頼が厚く、意識の高い学生が集まっていることがわかります。

特に経済学部やデータサイエンス学部では、関関同立といった有名私大と併願する受験生も多く、年々レベルが上がっているとも言われています。

滋賀大学が難しい研究ができるのは教授がすごいから

大学の難しさを語る上で、「研究環境」も重要な要素です。

2023年10月、スタンフォード大学とElsevier社による「世界のトップ2%の研究者リスト」に、滋賀大学の教員2名が選出されました。

選ばれたのは、データサイエンス学部の清水昌平教授と、周暁康客員准教授。

世界中の研究者のうち、上位2%に入る研究成果を誇っており、教育と研究の両面で高い水準にあることが伺えます。

このようなハイレベルな研究指導を受けられる環境にあることも、滋賀大学が「難しい」と言われる背景の一つです。

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滋賀大学とは

滋賀大学は1949年に設立された国立大学で、経済学部・教育学部・データサイエンス学部の3学部を有しています。

  • 教育学部(大津キャンパス)
  • 経済学部(彦根キャンパス)
  • データサイエンス学部(彦根キャンパス)

教育学部と経済学部という伝統ある2学部に加え、2017年には日本初の「データサイエンス学部」を新設。

国が主導するAI人材育成の中核を担う存在として、注目度は年々高まっています。

キャンパスは風情ある城下町・彦根と、自然豊かな大津にまたがっており、学ぶ環境としても魅力的です。

滋賀大学の偏差値は

学部別に見ると、以下の通りです。

学部共通テスト得点率偏差値
教育学部43%~70%45.0~50.0
経済学部66%~83%52.5~55.0
データサイエンス学部65%~79%52.5~55.0

経済・データサイエンス学部では、共テ得点率が80%台に届く年もあり、決して「簡単な国公立」とは言えません。

特に近年はデータサイエンス分野の人気が上昇しており、倍率も高まりつつあります。

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卒業生の就職先は

卒業生の進路も滋賀大学の評価を支えています。

  • 教育学部:滋賀県教育委員会、京都府教育委員会、京都市教育委員会、滋賀県庁、大阪府豊能地区教職員人事協議会など。
  • 経済学部:イオンリテール、NTTドコモ、アサヒビール、ソフトバンク、村田機械、滋賀銀行など。
  • データサイエンス学部:トヨタ自動車、京セラ、インテージ、トヨタファイナンス、たけびし、岩谷産業など。

進路の実績

特に経済学部の就職力には定評があり、金融、メーカー、ITなど多岐にわたる分野への就職実績があります。

データサイエンス学部についても設立から日が浅いにもかかわらず、業界大手への実績が積み重ねられています。

まとめ:滋賀大学は【難しい】のか?ネット上で「難しい」と言われている理由を考察

滋賀大学が「難しい」と言われるのは、次のような理由が挙げられます。

  • 受験生の質が高く、レベルの高い層が集まる
  • 世界的に認められた教授陣によるハイレベルな研究教育
  • 偏差値は国公立大学の中でも中堅上位レベル
  • 卒業後の進路も優秀。教育・民間企業のどちらにも強い

中でも「データサイエンス学部」の設立以降、滋賀大学の注目度と評価は急上昇しており、今後さらに「難関大」として認知されていく可能性があります。

難易度だけでなく、「どんな教育が受けられるか」「どんな環境があるか」という観点でも滋賀大学は非常に魅力的な大学です。志望校として検討する価値は十分にあるでしょう。

subblog プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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