公立はこだて未来大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ

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公立はこだて未来大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ

大学選びにおいて、ネット上の評判や入試情報は重要な判断材料です。

特に情報系の大学を目指す受験生にとって、公立はこだて未来大学(FUN)は全国的にも人気が高く、
デザイン・情報・AIなど、これからの時代に不可欠なスキルを実践的に学べる大学として注目されています。

本記事では、令和8年度(2026年度)入試要項に基づき、
公立はこだて未来大学の偏差値・共通テスト得点率・入試概要・対策・併願校を徹底的にまとめました。

受験を検討している方の参考になれば幸いです。

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公立はこだて未来大学の概要

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公立はこだて未来大学(FUN)は、北海道函館市に位置する公立大学で、「オープンスペース・オープンマインド」をモットーに、システム情報科学分野における専門的な知識と課題解決力を備えた人材育成を目指しています。

  • 学部名:システム情報科学部(入学定員240名)
  • 設立:2000年
  • 所在地:北海道函館市亀田中野町116番地2
  • 学びの特徴:プロジェクト学習・チーム演習・討論・フィールドワークなど実践重視
  • 主な就職先:NTTデータ、NEC、富士通、北海道電力、道内自治体、ITベンチャー企業など

偏差値・共通テスト得点率(最新データ)

指標数値出典
偏差値37.5パスナビ(旺文社)
共通テスト得点率52%〜63%パスナビ(旺文社)

この数値は公立大学としては中程度の難易度に位置します。

共通テストで6割前後を安定して取れる受験生であれば、十分に合格圏内を狙えます。

特に英語・数学・情報分野が得点源となりやすい傾向があります。

アドミッションポリシー(求める人物像)

公立はこだて未来大学は、次のような資質・能力を持つ学生を求めています。

  • 理数系および言語系の基礎学力を備えている人
  • システム情報科学分野に強い関心がある人
  • 計算論的思考力情報論的社会観を持ち、社会の未来に貢献したい人
  • 主体的に学び続ける意欲を持つ人

この方針に沿って、各選抜方式では「論理的思考力」「探究心」「協働性」など、
単なる学力以上の力が重視されます。

入試概要(令和8年度)

公立はこだて未来大学の入試は、学部一括募集制で実施されます。
主要な選抜方式と概要は以下の通りです。

一般選抜(前期・後期)

区分募集人員出願期間試験日合格発表
前期日程138名1/26(月)〜2/4(水)2/25(水)3/6(金)
後期日程15名1/26(月)〜2/4(水)個別学力検査なし3/20(金・祝)

共通テスト(前期・後期共通)

  • 国語(近代以降の文章)/100点
  • 数学①(Ⅰ・A)/100点
  • 数学②(Ⅱ・B・C)/100点
  • 理科・情報Ⅰ(必須)/100点(理科+情報Ⅰの合算)
  • 英語(R50/L50)/100点
    → 合計500点満点

個別学力検査(前期のみ)

  • 数学(300点)
  • 英語(200点)
    → 合計1000点満点で判定

後期は共通テストのみで合否を決定します。


総合型選抜(自己推薦型)

募集人員出願期間試験日合格発表
20名2025年9月16日〜9月26日11月1日・2日11月7日
  • 適性検査(300点):理数・データ・言語・英語
  • 面接(250点):プレゼン+対話形式
    合計550点

学校推薦型選抜

募集人員対象試験日
はこだて枠12名函館・北斗・七飯11月29日・30日
地域枠40名北海道・青森同上
全国枠15名全国同上
  • 適性検査(250点)+面接(100点)
    合計350点

最新の情報を得るための必ず大学の公式サイト募集要項を確認するようにしよう。

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各選抜方式の合格対策

チェックリスト

一般選抜(前期・後期)

評価ポイント対策の方向性
理数・言語の総合力共通テスト全科目をバランス良く仕上げる。理系科目の穴を埋めるより「6割安定」を優先。
情報Ⅰ必須「アルゴリズム」「データ処理」「セキュリティ」などの基礎問題を日常演習。過去問+予想問題の併用を推奨。
数学(前期300点)記述式。解答過程の明示が採点対象。定理の根拠を意識し、記述練習を重ねる。
英語(前期200点)科学・技術関連の英文読解に慣れる。紙辞書を用いて語法・文脈理解の実戦練習を行う。
後期(共通テストのみ)得点率順で決まるため、60%以上の安定得点が鍵。得点配分を想定した模試対策を行う。

総合型選抜・学校推薦型選抜

評価ポイント対策の方向性
数学・情報の基礎数Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)+情報Ⅰの融合問題を想定。短文記述で「根拠」を示す練習を。
言語理解(日本語・英語)日本語:論理構成・語彙力/英語:科学技術文の要約・説明練習。書籍型辞書を使う練習も必須。
面接(プレゼン型)活動実績・研究テーマ・志望理由を5分で明確に説明できるように。スライドなしの口頭発表形式を想定。
対話面接(推薦)「なぜFUNなのか」「入学後に何を学びたいか」を、大学の教育理念と関連づけて答える。

全方式共通の学習姿勢

公立はこだて未来大学は、「学び続ける力」「協働的思考」「問題解決力」を重視しています。
そのため、以下のような学習姿勢を意識することが重要です。

  • 記述練習を通じた論理的表現力の強化
  • 情報Ⅰ・データリテラシーの実践的理解
  • 他者に説明する力(口頭試問・面接で発揮)
  • 課題発見から解決までの思考プロセスを言語化する訓練

併願校の候補と戦略

同レベル(偏差値35〜40・共テ50〜60%)

大学名学部・学科特徴
北見工業大学情報デザイン工学科北海道内の国立情報系。実践研究型。
公立千歳科学技術大学情報システム工学科理数・情報重視。FUNと科目構成が近い。
東京情報大学総合情報学部偏差値37.5前後。情報Ⅰ対策が活かせる。

やや上位(偏差値42〜47)

大学名学部・学科特徴
室蘭工業大学情報電子工学系数学・物理が得意な受験生向け。
会津大学コンピュータ理工学部情報・AI分野に特化した公立大。
神奈川工科大学情報学部英語・数学の記述傾向が類似。

安全校(偏差値35前後)

大学名学部・学科特徴
北海道科学大学情報工学科地元通学圏。実践重視の教育体制。
東北工業大学情報通信工学科共通テスト利用・推薦併用可能。
日本工業大学情報メディア学科AO・推薦併願も容易。

併願戦略モデル

志望度推奨大学例受験時期
第1志望公立はこだて未来大学2月下旬〜3月
第2志望公立千歳科学技術大学・北見工業大学2月中旬
第3志望北海道科学大学・東京情報大学1月下旬〜2月上旬
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まとめ:公立はこだて未来大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ

公立はこだて未来大学の入試では、
「理数系+情報+論理的表現力」を総合的に問われます。
共通テストの安定得点に加え、数学・英語の記述訓練情報Ⅰの徹底理解が鍵です。

また、総合型・推薦型では、自分の探究テーマや活動実績を明確に説明できる表現力が合否を左右します。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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