東北公益文科大学は【やばい】のか?「公立化」「Fラン」と言われている理由を考察
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「東北公益文科大学 やばい」と検索すると、「公立化」「Fラン」といったワードが浮かび上がり、不安に感じる受験生や保護者の方もいるでしょう。
しかし「やばい」という言葉には、ネガティブな意味だけでなく「すごい」「魅力的」といったポジティブなニュアンスも含まれています。
本記事では、東北公益文科大学の公立化の背景やFランと呼ばれる理由、偏差値・学部構成・就職状況などを整理し、その実態を考察していきます。
東北公益文科大学の公立化はやばいのか?
東北公益文科大学は2001年に開学しました。山形県と庄内地域の市町が設置費用を分担し、運営は学校法人が担うという「公設民営型」の私立大学としてスタートしました。
しかし、少子化による若年人口の減少や志願者数の確保が課題となり、大学の存続と地域社会との連携強化のために2026年4月を目処に公立大学へ移行する計画が進められています。
公立化のメリット
- 地域が支える大学へ進化
山形県と庄内地域の2市3町が運営に加わることで、行政や企業との連携がより強化されます。これにより、インターンシップや実践的なプログラムがさらに充実することが期待されます。 - 多彩な学生が集まる大学に
公立化によって学費が抑えられることで、県外からの進学希望者も増加し、学生の多様性が広がる可能性があります。 - 授業料の見直し
公立化後の学費は以下のとおりとなる予定です。- 県内者:初年度合計 817,800円
- 県外者:初年度合計 1,099,800円
このように、公立化は単なる経営の安定策ではなく、地域と学生の双方にプラスの変化をもたらす取り組みといえるでしょう。
東北公益文科大学はFランと言われてやばい?

ネット上では「東北公益文科大学はFランでは?」という声もあります。
実際に最新の偏差値を見ると、公益学部・国際学部ともに偏差値35.0、共通テスト得点率44%と、いわゆる「難関大学」と比べると高い数字とはいえません。
Fランと言われる理由
- 入試難易度が低めであること
- 志願者数が減少していること
- 地方私立大学という立地条件
これらが「Fラン」というレッテルにつながっていると考えられます。
今後の展望
ただし、公立化によって学費が安くなることで、倍率や偏差値が上昇する可能性も十分にあります。
さらに2026年4月には新学部「国際学部 国際コミュニケーション学科」(募集人員40名)が開設予定であり、大学のブランド価値向上に繋がることが期待されます。
国際コミュニケーション学科では、言語能力を活かして国内外の人々と交流し、多文化共生や国際社会に貢献できる人材を育成します。
これはグローバル化の進む現代において大きな強みとなるでしょう。
東北公益文科大学とは

改めて大学の概要を整理すると、以下のような特徴があります。
- 本部:山形県酒田市飯森山
- 創立:2001年、日本で唯一「公益学」を学べる大学として開学
- 学部構成:
- 公益学部
- 国際学部(2026年4月に新設予定の学科を含む)
公益学とは?
公益とは「自分だけでなく他者も享受できる有用性」を意味し、社会の持続的発展を目指す学問分野です。
ニュージーランドの公益政策を研究する「ニュージーランド研究所」を設置するなど、独自の学問体系を築いています。
また、学内の図書館にはニュージーランド関連の貴重な資料を収蔵しており、国際的な視点から学びを深める環境も整っています。
東北公益文科大学の偏差値は

- 公益学部:偏差値35.0、共通テスト得点率44%
- 国際学部:偏差値35.0、共通テスト得点率44%
いずれも全国的に見ると高い数値ではありませんが、公立化後の志願者増に伴い、今後の偏差値上昇が見込まれる点は注目に値します。
卒業生の就職先は

東北公益文科大学の卒業生は、地域に根差した企業や官公庁に多く就職しています。主な就職先は以下のとおりです。
- 山形銀行
- 荘内銀行
- 山形パナソニック
- 山形県警察、秋田県警察
- 鶴岡市職員
- 国家公務員一般職
- 日本年金機構
- 庄内みどり農業協同組合
- プレステージ・インターナショナル
このように、地元金融機関・自治体・国家公務員といった安定した就職先が多いことが特徴です。
特に庄内地域での就職率は高く、地域貢献型のキャリア形成を希望する学生には適した環境といえるでしょう。
まとめ:東北公益文科大学は【やばい】のか?「公立化」「Fラン」と言われている理由を考察
「東北公益文科大学 やばい」と検索される理由には、Fランと言われる偏差値の低さや志願者数減少への不安があります。
しかし、実態を冷静に見れば、公立化による学費負担の軽減、地域や行政との強固な連携、新学部設置による教育内容の拡充といった大きな変革期を迎えている大学でもあります。
確かに現状の偏差値だけを見ると「Fラン」と評価されがちですが、公立化後には偏差値や倍率が上昇し、大学の評価が変わっていく可能性は十分にあります。
地域とともに歩む大学として、「やばい=すごい」存在に進化するポテンシャルを秘めているのが東北公益文科大学です。
受験を検討している方は、ぜひ「公立化後にどう変わるのか」という視点を持ちつつ、自分に合った進路を見極めてください。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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