札幌保健医療大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「札幌保健医療大学 やばい」と検索ワードを目にする人がいます。
大学名と一緒に「やばい」というワードが出てくると、不安に感じる方も多いでしょう。
「もしかして、評判が悪いの?」「Fランだから就職できないのでは?」と気になる受験生や保護者の方のために、今回は札幌保健医療大学が「やばい」と言われている理由を冷静に分析し、実態をわかりやすく解説します。
大学の就職状況、学びの環境、偏差値、学生の進路など、具体的なデータとともに見ていきましょう。
札幌保健医療大学の就職率がやばい
まず、「やばい」と言っても、悪い意味だけではありません。
札幌保健医療大学の就職率は、むしろ「やばいほどに高い」と言えます。
看護学科の就職実績
年度 | 就職率 | 就職者数 | 就職希望者数 | 進学者数 |
---|---|---|---|---|
2023年度 | 100% | 91名 | 91名 | 4名 |
2022年度 | 100% | 95名 | 95名 | 4名 |
2021年度 | 100% | 105名 | 105名 | 1名 |
栄養学科の就職実績
年度 | 就職率 | 就職者数 | 就職希望者数 |
---|---|---|---|
2023年度 | 100% | 34名 | 34名 |
2022年度 | 100% | 31名 | 31名 |
2021年度 | 100% | 20名 | 20名 |
近年3年間、看護学科も栄養学科も就職率は100%。
これは驚異的な実績であり、医療・福祉分野において高い需要があることを示しています。
この結果から、「札幌保健医療大学は就職できないからやばい」といった評判はまったくの誤解だとわかります。
札幌保健医療大学はFランと言われてやばい

一方で、インターネット上では「札幌保健医療大学はFランだからやばい」といった声も見受けられます。
偏差値について
札幌保健医療大学の偏差値は以下の通りです。
- 共通テスト得点率:45%〜52%
- 偏差値:BF~35.0
確かに、偏差値だけを見ると高いとは言えず、いわゆる「Fラン」と呼ばれるカテゴリーに近いかもしれません。
しかし、医療系の大学においては、偏差値よりも実習環境・国家試験合格率・就職実績が重視される傾向にあります。
偏差値だけで大学の価値を決めつけるのは、やや乱暴な見方です。
札幌保健医療大学とは

札幌保健医療大学は、2013年に設立された比較的新しい大学です。
所在地は札幌市東区中沼西4条2丁目1番15号にあり、緑豊かな環境に恵まれた場所にあります。
概要
- 設立:2013年
- 学部:保健医療学部
- 学科:看護学科、栄養学科
- 教育理念:「人間力を教育の根幹とした医療人育成」
看護師・管理栄養士といった専門職を目指す学生にとって、国家資格の取得支援が充実している点は大きな魅力です。
最新設備が整った学習環境
札幌保健医療大学の「やばい」ところは、最新の設備が整っている点にもあります。
- 看護学科の各種実習室(病室模擬設備、シミュレーション機器など)
- 栄養学科の大規模調理室・食品分析室など
- 校舎内には図書館、ラウンジ、コンビニも完備
これらの設備を活用して、実践的なスキルを習得できるため、卒業後の現場対応力が高く評価されていると考えられます。
卒業生の主な就職先は

札幌保健医療大学の卒業生は、北海道内の主要な医療機関・福祉施設へ数多く就職しています。
看護学科の主な就職先
- 手稲渓仁会病院
- 札幌医科大学附属病院
- 札幌西円山病院
- 札幌東徳洲会病院
- 札幌孝仁会記念病院
- JR札幌病院
- 市立札幌病院
- KKR札幌医療センター など
栄養学科の主な就職先
- 日清医療食品
- LEOC
- 病院・福祉施設・保育園などの管理栄養士職
地域医療との連携が強く、北海道に根ざした就職が実現しやすいのもポイントです。
まとめ:札幌保健医療大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
「札幌保健医療大学 やばい」というキーワードが一部で出てきますが、実態を見ると、次のように評価できます。
- 偏差値は高くないが、就職率は100%を継続
- 実習設備やキャンパス環境が充実
- 地元病院との連携により高い就職実績
- 看護・栄養分野における専門教育に特化
つまり、「やばい=悪い」というより、「やばいほど実績が安定している大学」と言えるでしょう。
受験を検討している方は、ネット上のネガティブな印象に惑わされず、数字と実績を見て判断することが大切です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。
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