名古屋産業大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

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名古屋産業大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

「名古屋産業大学 やばい」と検索ワードを目にし実際に検索すると、いくつかの気になる情報が目に入ってきます。

特に、ネット上では事件や学生数の減少、偏差値、大学の将来性などを理由に「やばい」と囁かれることも。

しかし、それらの情報は一面的に過ぎる場合もあります。

本記事では、名古屋産業大学が「やばい」と言われる理由を考察していきます。

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名古屋産業大学の事件がやばい

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名古屋産業大学に関して一部で話題になったのが、過去に所属教員が関与した事件です。

2020年7月、愛知県警は名古屋市瑞穂区の団体職員・荒川真吾容疑者を迷惑防止条例違反と建造物侵入の疑いで逮捕しました。

報道によれば、荒川容疑者は名古屋産業大学の助教であり、大学側もこの関与を認めたと報じられています。

🔗 参考:朝日新聞デジタル

このような事件が発生すると、大学全体のイメージに影響が及ぶこともあり、「名古屋産業大学 やばい」という声がネット上に流れるのも無理はありません。

ただし、これはあくまでも個人の問題であり、大学全体の評価と切り離して考えるべきでしょう。

名古屋産業大学は潰れると言われてやばい

次に、ネット上で「名古屋産業大学 潰れるのでは?」という不安の声も散見されます。

その根拠として挙げられているのが、入学者数の減少です。

実際に、以下のような数字が公表されています。

年度現代ビジネス学科経営専門職学科編入大学院前期大学院後期
令和2年度2585100
令和3年度17216341
令和4年度14813321

現代ビジネス学科の定員は150名なので、定員割れしていないとはいえ、明らかに右肩下がりです。

特に大学院の入学者は1桁台で推移しており、将来的な継続性に不安を覚える人がいてもおかしくはありません。

しかし、これは名古屋産業大学に限らず、地方私立大学全体に共通する課題でもあります。

学生数の減少は構造的な問題であり、大学側がどのように対応していくかが問われる時期に来ているとも言えるでしょう。

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名古屋産業大学とは

名古屋産業大学は、愛知県尾張旭市に位置する私立大学です。

設置されているのは現代ビジネス学部のみで、下記の2学科があります。

  • 現代ビジネス学科(学士:現代ビジネス)
  • 経営専門職学科(学士:経営専門職)

このうち、経営専門職学科は日本で初めて「大学の中に専門職学科を設置したケース」として注目されました。これは従来の学問中心の教育とは異なり、実務スキルの育成に重きを置いた教育プログラムです。

一般的な大学の「経営学科」とは一線を画す形で、ビジネス現場で即戦力として活躍できる人材の育成を目指しています。

名古屋産業大学の偏差値は

名古屋産業大学の偏差値は以下の通りです。

  • 現代ビジネス学部:BF〜35.0

偏差値BF(ボーダーフリー)は、「志願者が定員を下回っているため、基本的に誰でも合格できる」とされるラインです。

これだけを見ると、「名古屋産業大学 やばい」という声も理解できますが、偏差値=大学のすべてではありません。

偏差値の低さ=教育の質が低い、というわけではなく、学生の成長支援体制や教育環境に注目すべきという見方もあります。

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卒業生の就職先は

では、実際に名古屋産業大学を卒業した学生はどのような進路をたどっているのでしょうか。

主な就職先としては以下のような企業・団体が挙げられます。

  • 愛知県警察本部
  • 近畿日本鉄道
  • 名鉄ホテルマネジメント犬山
  • 佐川印刷
  • ブリヂストンリテールジャパン

主な就職先の詳細

こうした企業に就職しているということは、少なくとも一定の就職支援体制や企業との連携があることを意味しています。

特に公務員志望者に対しては、公務員対策講座などの支援が提供されているようです。

まとめ:名古屋産業大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察

「名古屋産業大学 やばい」と言われる背景には、教員の不祥事や偏差値の低さ、入学者数の減少といった要因があるのは事実です。

しかし、それだけで大学全体を評価するのは早計です。

名古屋産業大学は、専門職学科を導入するなど、独自の取り組みを展開している大学でもあります。

就職先にも地元企業や鉄道・警察など安定した進路が多く見られ、地に足のついたキャリア支援が行われていることも分かります。

今後は、どれだけ教育の質や学生支援を充実させていけるかが「やばい大学」と言われないための鍵になるでしょう。

subblog プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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