東京福祉大学は【誰でも入れる】のか?ネット上で「誰でも入れる」と言われる実態を調査
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
特に「東京福祉大学 誰でも入れる」といった検索ワードを見ると、不安に感じる受験生や保護者もいるでしょう。
確かに東京福祉大学は、偏差値だけを見ると入試難易度が高い大学ではありません。
しかし、それだけで大学の価値や教育内容を判断することはできません。
実際には、福祉・教育・心理といった対人援助分野の専門職養成を目的とし、入学後の資格取得支援やキャリア支援に力を入れている大学でもあります。
本記事では、東京福祉大学が「誰でも入れる」と言われる理由をデータと制度から分析し、大学の実態を客観的に解説します。
東京福祉大学とはどんな大学?
東京福祉大学は、社会福祉・心理・教育・保育の専門職養成を目的とした私立大学です。
理論と実践を融合させた教育を特徴とし、対人援助の専門家を育成することを理念としています。
現在は以下の4学部で構成されています。
| 学部 | 主な進路 |
|---|---|
| 社会福祉学部 | 社会福祉士・精神保健福祉士 |
| 保育児童学部 | 保育士・幼稚園教諭 |
| 教育学部 | 小学校教員・教育専門職 |
| 心理学部 | 心理職・福祉職・一般企業 |
福祉や教育分野では人材不足が続いており、これらの専門職を養成する大学の社会的役割は大きいといえます。
東京福祉大学が「誰でも入れる」と言われる理由

インターネット上で「誰でも入れる」と言われる理由は、主に以下の3つです。
- 偏差値が低めに見える
- 入試制度が多様
- 留学生の受け入れが多い
それぞれ詳しく見ていきます。
理由① 偏差値が比較的低い
旺文社「パスナビ」による東京福祉大学の偏差値と共通テスト得点率は以下の通りです。
| 学部 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 教育学部 | 43%~49% | BF |
| 心理学部 | 38%~39% | BF |
| 社会福祉学部 | 39%~42% | 35.0 |
| 保育児童学部 | 約50% | 35.0 |
偏差値はBF〜35程度となっており、難関大学と比較すると入学難易度は高くありません。
ただし、BF(ボーダーフリー)は「誰でも入れる」という意味ではなく、合格可能性50%ラインを算出できない状態を示す指標です。
理由② 学力試験だけに依存しない入試制度
東京福祉大学の入試制度は、学力試験だけで合否を決めるものではありません。
特に特徴的なのが総合型選抜(旧AO入試)です。
この入試では
- 面接
- レポート
- 活動実績
- 学習意欲
などを総合的に評価します。
さらに東京福祉大学には、エントリー登録制度という独自の仕組みがあります。
これは出願前に大学と面談を行い、志望動機や目標を確認する制度で、登録が認められた場合は本試験の面接が免除されることもあります。
こうした制度は受験生の負担を軽減する一方で、
「試験が簡単なのでは?」
という印象を持たれやすく、「誰でも入れる」というイメージにつながった可能性があります。
理由③ 留学生が多い
東京福祉大学は外国人留学生の受け入れにも積極的な大学です。
ただし、現在は留学生に対して以下のような日本語能力基準が設定されています。
- JLPT N2以上
- EJU 250点以上
- J-TEST C級600点以上
いずれかを満たす必要があります。
過去の課題を踏まえ、現在は日本語能力の基準を厳格化しており、専門教育に対応できる学生を選抜しています。
東京福祉大学の修学支援制度

東京福祉大学は、経済的支援制度にも特徴があります。
2025年度以降は国の「高等教育の修学支援新制度」の対象から外れましたが、大学独自の制度を設けています。
| 区分 | 入学金免除 | 授業料免除 |
|---|---|---|
| 第Ⅰ区分 | 20万円 | 年70万円 |
| 第Ⅱ区分 | 約13万円 | 約46万円 |
| 第Ⅲ区分 | 約6万円 | 約23万円 |
このように、国の制度と同等の授業料減免を大学独自で実施しています。
また、以下の奨学制度もあります。
- 特待生制度(最大4年間学費免除)
- 総合型選抜特待生制度
- 紹介奨学金制度
東京福祉大学の就職支援
東京福祉大学は、入学直後からキャリア教育を行っています。
主な支援制度は以下です。
アカデミックアドバイザー制度
教員が学生一人ひとりを担当し、学習や進路をサポートします。
国家試験対策
社会福祉士や精神保健福祉士などの国家試験対策講座を実施しています。
キャリア教育科目
1年次から就職や資格取得に必要な知識を学ぶ授業があります。
福祉・教育分野の専門職就職に強い大学とされています。
東京福祉大学は本当に「誰でも入れる」のか
結論から言えば、東京福祉大学は誰でも入れる大学ではありません。
確かに偏差値だけを見ると難関大学ではありませんが、
- 書類審査
- 面接
- レポート
- 学力試験
などの選考が行われています。
また、福祉・教育・心理といった分野では
- 人と関わる能力
- 学習意欲
が重要視されます。
つまり、「学力試験だけで合否が決まる大学とは評価軸が違う」と言えるでしょう。
東京福祉大学は【やばい】のか?ネット上で「やばい」と言われている理由を考察
まとめ:東京福祉大学は【誰でも入れる】のか?ネット上で「誰でも入れる」と言われる実態を調査
東京福祉大学が「誰でも入れる」と言われる理由には
- 偏差値が低め
- 入試方式が多様
- 留学生が多い
といった背景があります。
しかし実際には
- 志望動機
- 学習意欲
- 対人適性
などを重視した選抜が行われています。
また、福祉・教育・心理といった専門職養成に強く、資格取得や就職支援にも力を入れている大学です。
大学選びでは偏差値だけで判断せず、教育内容や将来の進路を踏まえて総合的に考えることが大切です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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