東京女子大学の併願校はどこが最適?偏差値・難易度から最適な併願パターンを解説
東京女子大学(TWCU)は、1918年の創立以来「女性の自立と社会的リーダーシップの育成」を使命に掲げ、日本の女子教育を牽引してきた名門大学です。
キリスト教精神をバックボーンに、自由で自主性を重んじる校風、地域に根ざした少人数教育、そして総合大学では得られない“密度の高い学びの環境”が、多くの受験生から高い支持を得ています。
学部は「現代教養学部」の1学部制ですが、内部には人文学・国際関係・心理・社会・数学・情報など多様な専攻群が設置されており、実質的には幅広い学問領域が学べるリベラルアーツ型大学となっています。
女子大の中でも 学力レベルは上位帯 に位置し、偏差値は 45.0〜55.0 と安定。
津田塾大学・日本女子大学・学習院女子大学などと並び、「女子大トップクラス」のひとつとして位置づけられています。
特に、語学・国際系・心理・社会学系を志望する受験生に人気が高く、
“少人数で丁寧に学びたい”
“女子大特有の落ち着いた環境で力を伸ばしたい”
というニーズと非常に相性が良い大学です。
この記事では、東京女子大学の偏差値・学びの特徴を踏まえたうえで、以下の内容で 最適な併願戦略 を解説します。
- 偏差値帯から見るTWCUのポジション
- 併願校:同レベル・チャレンジ・安全校
- 偏差値帯別おすすめ併願パターン
- 分野別(国際・心理・社会・情報・数学)の併願先
- 女性からTWCUが選ばれる理由
- まとめ:女子大併願戦略の王道パターン
◆ 東京女子大学の偏差値(最新)
現代教養学部
共通テスト得点率:58%〜78%
偏差値:45.0〜55.0
・英語・国際系 → 偏差値55前後
・心理・社会 → 50〜55
・人文学・文化 → 47.5〜52.5
・数学・情報 → 45〜50
(出典:パスナビ)
※内部の系統によってレベル差があるのが特徴。
■ 東京女子大学の併願校は「女子大トップセット+MARCH軽チャレンジ」が基本形

東京女子大学の併願構成は、多くの受験生が次の3パターンに集約されます。
- 女子大(津田塾・日本女子・学習院女子)との併願
- 立教・青学・明治学院など“英語強めの総合大学”へのチャレンジ
- 共立女子・大妻女子など“女子大中堅帯”で安全校を固める
これは、東京女子大学の偏差値・入試傾向・校風が、
「英語・国際・心理・社会」
といった人気分野の受験トレンドと一致するためです。
■ ① 同レベル(最も併願される大学)
津田塾大学
日本女子大学
学習院女子大学
明治学院大学
成蹊大学
成城大学
→ 偏差値帯、校風、学びの方向性がほぼ一致。
→ “女子大上位セット”として一緒に受ける受験生が非常に多い。
→ 成城・成蹊・明治学院は共通テスト併用方式で併願しやすい。
■ ② ワンランク上(チャレンジ校)
上智大学(総合グローバル、外国語、文学)
立教大学(異文化コミュ、文学、社会学)
青山学院大学(国際政治経済、文学)
法政大学(キャリアデザイン、GIS)
中央大学(文学部/人文科学系)
→ 特に英語が得意な受験生はチャレンジの幅が広くなる。
→ 国際・語学系を志望するTWCU受験生は立教・青学を志望する傾向が強い。
■ ③ 安全校(合格の土台を固める)
共立女子大学
大妻女子大学
跡見学園女子大学
清泉女子大学
フェリス女学院大学
→ 女子大は母集団が安定しているため、安全校として非常に相性が良い。
→ 専攻によっては、心理・社会系は倍率が高めになるため、安全校を1〜2校追加することを推奨。
■ 偏差値帯別のおすすめ併願パターン
ここからは、受験生の学力帯に応じた「そのまま使える併願例」を提示します。
◆ 偏差値55前後(英語・国際系・心理系の上位層)
チャレンジ
上智大学
立教大学(異文化/文学)
青山学院大学(文・国際政経)
同レベル
津田塾大学
日本女子大学
学習院女子大学
明治学院大学
安全校
共立女子大学
フェリス女学院大学
→ 英語の得点が安定している層は、上智・立教へのチャレンジが最も有効。
→ “津田塾・日本女子・学習院女子”との併願率は特に高い。
◆ 偏差値50〜52(TWCUの中心層)
チャレンジ
法政大学
中央大学(文学部)
同レベル
日本女子大学
成蹊大学
成城大学
明治学院大学
安全校
共立女子大学
大妻女子大学
跡見学園女子大学
→ 東京女子大学のボリュームゾーンで、併願幅が最も広い層。
→ 英語の得点が波のある層は安全校をやや厚めに。
◆ 偏差値45〜48(数学・情報・人文学系の一部)
チャレンジ
東京女子大学(他の専攻方式)
日本女子大学(文学など)
同レベル
跡見学園女子大学
白百合女子大学
共立女子大学
安全校
和洋女子大学
十文字学園女子大学
→ 数学・情報系は募集人数が少なく競争が読みにくいため、安全校を多めに確保した方が良い層。
■ 専攻別(系統別)の併願校

東京女子大学は1学部制ですが、内部の系が幅広いため、分野ごとに併願校の最適解が異なります。
● 国際関係・英語・語学系
併願に向いている大学
上智大学(外国語・総合グローバル)
立教大学(異文化コミュ)
青山学院大学(英米文学/国際政経)
日本女子大学(国際文化)
津田塾大学(国際関係)
→ 英語外部試験利用との相性が非常に良い。
● 心理学・社会学系
併願に向いている大学
明治学院大学(心理・社会)
法政大学(現代福祉・キャリアデザイン)
日本女子大学(人間社会)
学習院女子大学(心理)
→ TWCUは心理人気が高く倍率が上がりやすいため、安全校を重視する。
● 文化・哲学・歴史・言語学
併願に向いている大学
成城大学
成蹊大学
日本女子大学(文学)
明治学院大学(文学部)
→ 記述型の試験が得意な受験生におすすめ。
● 数学・情報系(理系寄り)
併願に向いている大学
日本大学(文理学部)
東京家政大学(情報科学)
武蔵野大学(データサイエンス)
→ 女子大の中では選択肢が少ないため、総合大学にも目を向ける必要がある。
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■ 東京女子大学が併願される理由(女子大トップとしての魅力)
東京女子大学は、偏差値以上に“総合力の高い大学”として評価されています。
以下、併願で選ばれる理由を解説します。
① リベラルアーツ教育の完成度が高い
1学部制で、学生が幅広い領域に触れながら専門性を深めていく学びが特徴。
・語学教育が充実
・少人数ゼミが1年次から配置
・批判的思考・表現力の育成が強み
社会で求められる「考える力」「伝える力」が身につく大学として評価が高い。
② 就職力の高さ(特に公務員・教育・一般企業)
女子大は人材育成力が強く、企業側の評価が安定している。
東京女子大学の特徴
・落ち着いた学生が多い
・ゼミ・課外活動の参加率が高い
・キャリア支援が非常に手厚い
公務員・教育・一般企業の就職実績は、偏差値以上に優秀。
③ キャンパス環境が落ち着いており、学修に集中できる
杉並区西荻窪という立地は、「治安」「落ち着き」「学生街」のバランスが良く、
“静かに学びたい学生”から圧倒的な支持を受ける。
④ 女子大のネットワークが強く、社会的評価が安定
東京女子大学は、
日本女子・津田塾・学習院女子とともに「女子大御三家」とも呼ばれることがあり、
卒業後のブランド力が高い。
■ まとめ:東京女子大学の併願校はどこが最適?偏差値・難易度から最適な併願パターンを解説
東京女子大学の併願戦略は、以下のように整理できます。
上位チャレンジ:上智・立教・青学・法政
同レベル:日本女子・津田塾・学習院女子・明治学院・成蹊・成城
安全校:共立女子・大妻女子・跡見学園女子・清泉女子・フェリス
この構成は、難易度・校風・教育内容のすべてにおいて相性が良く、合格可能性と受験効率を最大化する“王道パターン”です。
東京女子大学は女子大の中でも総合力が高く、英語・国際・心理・社会・文化系の受験生にとって最も魅力的な選択肢の一つです。
併願の組み方次第で、合格の確実性と進学後の満足度は大きく変わります。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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