関西大学の併願校はどこが最適?偏差値帯・難易度・相性から徹底解説
関西大学(関大)は、関関同立の一角として、関西圏の受験生から非常に高い人気を集める総合大学です。
文系・理系ともに学部数が多く、就職実績やキャンパス環境の評価も高いため、「第一志望にするか」「併願の軸にするか」で迷う受験生も多いでしょう。
一方で、関大は
- 学部数が多い
- 偏差値帯が50.0〜60.0と広い
- 人気学部は倍率が高い
という特徴があるため、併願校の組み方を間違えると、実力があっても全落ちリスクが高まるのも事実です。
この記事では、パスナビの最新偏差値データをもとに、
- 関西大学の偏差値帯と難易度の位置づけ
- 関大と相性の良い併願校(文系・理系)
- 偏差値帯別のおすすめ併願パターン
を整理して解説していきます。
関西大学の偏差値帯と難易度【文系・理系】
まずは、関西大学の学部別偏差値帯を文系・理系に分けて確認しておきます。
(数値はいずれもパスナビのデータに基づきます)
文系学部の偏差値帯
- 法学部:55.0 ~ 57.5
- 文学部:52.5 ~ 57.5
- 経済学部:55.0 ~ 57.5
- 商学部:55.0 ~ 57.5
- 社会学部:55.0 ~ 57.5
- 政策創造学部:52.5 ~ 57.5
- 外国語学部:57.5 ~ 60.0
- 人間健康学部:50.0 ~ 52.5
- 総合情報学部:52.5 ~ 55.0
- 社会安全学部:52.5
- ビジネスデータサイエンス学部:52.5
→ 文系はおおむね「偏差値52.5〜57.5」が中心で、外国語学部がやや上位帯(〜60.0) という構図です。
理系学部の偏差値帯
- システム理工学部:50.0 ~ 57.5
- 環境都市工学部:50.0 ~ 60.0
- 化学生命工学部:52.5 ~ 57.5
→ 理系は「偏差値50.0〜57.5」が中心で、環境都市工学部の一部が60.0帯に届くイメージです。
関西大学の全体的な位置づけ
- 関関同立の中では、難易度は
「同志社 > 関学・立命館 ≒ 関大」
と認識されることが多い - 産近甲龍(京都産業・近畿・甲南・龍谷)よりは一段上のレベル
- 学部により「立命館とほぼ同じ」「近大の上位学部と近い」といったポジション
このため、併願戦略としては、
- 上に関学・立命(+人によっては同志社)
- 同レベル〜やや下に近大・京産・龍谷
- さらに下に摂南・追手門 など
という「三層構造」で併願校を組むのがセオリーになります。
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関西大学が併願されやすい理由(定番ルートの分析)

関大は、第一志望としてだけでなく「併願の軸」としても非常に選ばれやすい大学です。その理由を整理しておきます。
1. 出題傾向が標準的で対策しやすい
- 難問奇問よりも、教科書〜標準レベルの問題が中心
- 過去問研究が得点に直結しやすい
- 「しっかり勉強すれば報われる」タイプの入試
そのため、立命館や同志社のような難問寄りの入試と比べ、受験プランの中に組み込みやすい大学と言えます。
2. 学部数が多く、併願パターンの自由度が高い
- 文系10学部、理系3学部とラインナップが豊富
- 自分の得意科目・興味に合わせて、複数学部を出願しやすい
- 「関大の中での“滑り止め学部”」を設定しやすい
特に文系では、商・経済・社会・政策創造・総合情報など、同じ偏差値帯でもカラーの違う学部が揃っているのが特徴です。
3. 就職・ブランド面での安定感
- 関関同立ブランドとしての認知度は全国区
- 関西圏の大手・中堅企業への就職に強い
- 「地元就職+安定ブランド」を求める層と相性が良い
4. 日程・難易度的に「ちょうど良い」ポジション
- 同志社はややハードルが高い
- 関学・立命となら横並びで勝負できる
- 産近甲龍よりも一段上の達成目標になりやすい
このポジション関係が、関大を“現実的な第一志望+併願の軸”にしやすい理由です。
文系:関西大学と相性のよい併願校
ここからは、文系受験生を想定して、関大と相性の良い併願校を見ていきます。
1. チャレンジ校(ワンランク上)
- 同志社大学(文・法・経済・商・社会)
- 関西学院大学(文・社会・商・法・国際系)
- 立命館大学(文・産業社会・国際関係・経営)
特に、
- 関大外国語 → 関学・立命館の国際系
- 関大法 → 同志社・立命館の法学部
といった組み合わせは、毎年の“定番ルート”です。
2. 同レベル〜やや近い大学
- 近畿大学(文・法・経済・総合社会など)
- 京都産業大学(外国語・国際関係・経済系)
- 龍谷大学(法・経済・社会・国際学部)
関大の偏差値55〜57.5帯(法・経済・商・社会など)は、
- 近大の上位学部
- 京産・龍谷の一部学部
と難易度が近く、入試傾向や日程の組み合わせもしやすいゾーンです。
3. 安全校・滑り止め
- 甲南大学(文・経済など)
- 追手門学院大学(文系総合)
- 摂南大学(経営・外国語など)
「関大+産近甲龍+中堅私大」の三層構造を取ることで、
“全落ちリスク”をかなり低減できる併願になります。
理系:関西大学と相性のよい併願校
続いて、理系受験生向けの相性の良い併願校です。
1. チャレンジ校・同レベル
- 立命館大学(理工・情報理工・生命系など)
- 同志社大学(理工・生命医科学)
- 関西学院大学(理工)
関大理系(システム理工・環境都市・化学生命工学)は偏差値50.0〜60.0帯にありますが、
立命館や同志社の理系と組み合わせてチャレンジする受験生が多いです。
2. 同レベル〜やや安全寄り
- 近畿大学(理工・建築・生物理工など)
- 龍谷大学(先端理工)
- 京都産業大学(理学・工学系)
関大よりやや下〜同等レベル帯として、近大理工系との併願はほぼ鉄板ルートと言えます。
3. 安全校・滑り止め
- 摂南大学(理工・薬)
- 大阪工業大学
- 大阪産業大学(工学系)
特に理系は定員が少ないこともあり、「関大・近大を落ちて安全校のみ」というケースも現実にあるため、安全校は必ず1〜2校は確保したいゾーンです。
偏差値帯別:関西大学受験生のモデル併願パターン

最後に、偏差値帯ごとの“モデル併願パターン”をイメージしやすく整理しておきます。
(文理共通のイメージとして活用可能です)
偏差値60前後(上位層)
- チャレンジ:
- 同志社(文系上位学部・理工・国際系など)
- 立命館(国際関係・一部看板学部)
- 現実ライン:
- 関西大学(外語・人気学部)
- 関学・立命館の標準学部
- 安全校:
- 近畿大学上位学部
- 京産・龍谷の主要学部
偏差値55前後(標準〜中堅層)
- チャレンジ:
- 関大の法・経済・商・社会など
- 立命館・関学の一部学部
- 現実ライン:
- 近畿大学(文系・理工系全般)
- 京産・龍谷(文理ともに)
- 安全校:
- 甲南・摂南・追手門学院 など
偏差値50前後(基礎固め層)
- チャレンジ:
- 関大の人間健康・一部理工系
- 現実ライン:
- 近大・龍谷・京産の標準学部
- 安全校:
- 中堅私大(摂南・追手門・阪南など)
あくまでモデルですが、
「チャレンジ1〜2校+現実3〜4校+安全2校」くらいでラインを組むと、バランスのよい併願になります。
まとめ:関西大学の併願校はどこが最適?偏差値帯・難易度・相性から徹底解説
改めて整理すると、関西大学の併願戦略は次のようにまとめられます。
- 関大は 偏差値50〜60帯の“中上位〜上位ゾーン” に位置
- 文系は「法・商・経済・社会・外国語」が人気&偏差値高め
- 理系は「環境都市工学部の一部」が60帯に到達
- 併願パターンの王道は、
- 上:同志社・関学・立命館(チャレンジ)
- 横:関学・立命館・近大
- 下:京産・龍谷・甲南・摂南・追手門 など
関大は、関関同立の中でも「現実的な第一志望」のポジションとして非常に優秀な大学ですが、
人気ゆえに安全校の設定が甘いと一気にリスクが高まります。
偏差値帯と併願の相性を意識しながら、
- チャレンジ
- 同レベル
- 安全校
の3つをバランスよく組み合わせることが、関大合格への近道になります。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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