東京農工大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
大学選びにおいて、「東京農工大学 合格難易度」「東京農工大学 対策」といったキーワードで検索する受験生は、偏差値・共通テストの得点ライン・併願校、そして具体的な勉強方法を知りたいケースがほとんどです。
東京農工大学は、農学・工学の専門性が高く、国立中上位レベルの難関大学 として知られています。
特に数学・理科の記述力が強く問われるため、正しい対策を早めに始めることが合格のカギとなります。
本記事では、最新の選抜要項をもとに、
- 偏差値・共通テスト得点率
- 入試制度
- アドミッション・ポリシー
- 一般選抜・推薦・総合型の対策
- 過去問勉強法
- 併願校の選び方
までを総合的にまとめました。
受験準備の全体像をつかみたい方の参考になれば幸いです。
※情報は2025年7月時点の予定に基づくため、必ず最新の募集要項も確認してください。
東京農工大学の難易度(偏差値・共通テスト得点率)
農学部
- 共通テスト得点率:72〜86%
- 偏差値:52.5〜67.5
バイオ・環境・獣医学系は特に人気が高く、共通テストで安定して8割を超える力が必要です。
工学部
- 共通テスト得点率:70〜79%
- 偏差値:52.5〜57.5
数学・理科の2次試験比重が高く、共通テストの得点力+記述力が合否に直結します。
(出典:パスナビ)
東京農工大学が求める学生像(アドミッション・ポリシーの要点)

東京農工大学全体の理念は、
「持続可能な地球社会の実現に貢献する人材の育成(MORE SENSE)」
にあります。
そのため、求められる資質は以下の3つに集約されます。
① 基礎学力(数学・理科・英語)
教科書レベルの内容を確実に理解していることが前提。
探究活動やレポートの土台となる学力が必須。
② 探究心・問題解決能力
自然科学・工学技術に関心があり、課題を深く掘り下げる姿勢を持つこと。
③ 論理的思考と表現力
自分の考えを多面的に分析し、わかりやすく説明できる能力。
農学部・工学部ともにこの姿勢を持つ受験生を歓迎しています。
入試概要(一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜)
東京農工大学の入試は大きく分けて4種類あります。
- 一般選抜
- 総合型選抜(ゼミナール入試・SAIL入試)
- 学校推薦型選抜
- 特別選抜(社会人入試・留学生入試)
ここでは主要な3方式をわかりやすくまとめます。
一般選抜(前期・後期)
共通テストの利用科目
農学部・工学部ともに 6教科8科目 を課します。
後期では国語や地歴公民の配点が変動します。
個別学力検査(2次試験)
農学部(前期)
- 数学(200点)
- 理科2科目(300点)
- 英語(200点)
工学部(前期)
- 数学(350点)
- 理科2科目(400点)
- 英語(150点)
→ 数学・理科の記述力が極めて重要。
総合型選抜
ゼミナール入試(環境資源科学科:農学部)
- 講義・実験体験
- 課題レポート
- 面接
- 最終的には共通テストの基準点(平均の1.2倍)をクリアする必要あり
SAIL入試(工学部)
- 共通テストなし
- 書類選考+プレゼンテーション+面接
- 一部学科で数学・物理の口頭試問あり
学校推薦型選抜(農学部・工学部)
- 推薦書・調査書・志望理由書・共通テストで総合評価
- 適性をクリアした後は 共通テストの高得点順
→ 推薦希望者は共通テスト対策が最優先。
合格するための対策(学科試験・総合評価の両面)

東京農工大学は、
「基礎学力+論理性+探究心」 を重視する大学。
選抜方式別に対策の視点をまとめます。
一般選抜(2次試験)の対策
数学
- 教科書の標準問題が完璧に解けるレベルが必須
- 途中式を丁寧に書く記述力
- ベクトル・微積・数列・複素数平面が頻出
- 別解を考える習慣で応用力を鍛える
物理
- 教科書の概念理解が中心
- 図示・グラフ整理を徹底
- 「公式の成り立ち」まで理解しておく
化学
- 長文問題が多いので読解力が重要
- 社会・環境をテーマにした応用問題が多い
- 条件→考察→結論の型で書く練習
生物(農学部向け)
- データ分析・考察形式が中心
- 横断分野(化学・情報)と組み合わせた思考が必要
英語
- 論理構造を意識した長文読解
- 自由英作文は「主張→理由→例→結論」の型を習得
【大学受験】英作文のトレーニング 減点されない英作文を書くコツ
総合型選抜・学校推薦型選抜の対策
学校推薦型選抜
- 共通テスト高得点が最重要
- 志望理由書と調査書の整合性
- 学習への意欲・適性の明確化
SAIL入試(工学部)
- 特別活動レポートの質が合否に直結
- 口頭試問へ向けて数学・物理の基礎を説明できるようにする
- プレゼン力・論理的説明力を鍛える
ゼミナール入試(環境資源科学科)
- 共通テストで平均+20%を取る力
- 講義内容の理解・レポートの論理性
- 面接での目的意識の明確化
過去問を使った対策(最重要)
過去問演習は農工大合格の最重要ステップです。
最低3年、可能なら7〜10年分 を反復して解きましょう。
過去問対策の基本
- 「解く→採点→分析→解き直し」を徹底
- 間違いは原因(理解不足・計算ミス・読解ミス)まで分析
- 記述式の採点基準を理解しながら答案作成訓練を行う
科目別のコツ
- 数学:記述の丁寧さと途中式の明確化
- 物理:図示・概念説明・公式の導出
- 化学:環境・エネルギー分野の長文問題
- 生物:実験考察・グラフ解析
- 英語:論理展開(対比・因果)を掴む練習
共通テストの過去問
- 時間配分最優先
- 苦手大問は「個別に解き直す」形式が有効
併願校の選び方(農学部・工学部)

東京農工大学志望者の併願では、
国立:難易度帯が近い大学
私立:研究内容が近い大学
を選ぶと成功率が高まります。
農学部志望者の併願校
国公立(同程度〜やや上)
- 北海道大学
- 東北大学
- 筑波大学
国公立(実力校〜安全校)
- 東京海洋大学
- 千葉大学
- 岐阜大学
- 宇都宮大学
- 新潟大学
私立(農学・生命・獣医系)
- 明治大学 農学部
- 東京農業大学
- 日大 生物資源科学部
- 麻布大学
- 北里大学
共同獣医学科志望者
- 日本獣医生命科学大学
- 麻布大学
- 北里大学
- 日本大学
工学部志望者の併願校
国公立(同程度〜やや上)
- 電気通信大学
- 横浜国立大学
- 千葉大学
- 筑波大学
国公立(実力校〜安全校)
- 茨城大学
- 宇都宮大学
- 群馬大学
- 山梨大学
- 静岡大学
私立(工学・理工系)
- 芝浦工業大学
- 東京理科大学
- 明治大学 理工
- 法政大学 情報科学
- 東京電機大学
- 東京都市大学
まとめ:東京農工大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
東京農工大学に合格するためには、
- 農学部:共通テスト72〜86%+論理的記述力
- 工学部:共通テスト70〜79%+数学・理科の二次力
- 総合型・推薦型:志望理由書+活動実績+目的意識+基礎学力
- 過去問を使った反復演習が最重要
- 併願校は「難易度帯」と「科目の相性」で戦略的に選ぶ
という総合的な対策が必要です。
東京農工大学は確かに難関ですが、
教科書理解×論理思考×反復演習 の3点を徹底すれば、確実に合格ラインが見えてきます。
最後に、入試制度は毎年変更されるため、必ず大学公式サイト・最新募集要項を確認しながら準備を進めてください。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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