「貴校」と「貴学」の違いとは?志望理由書や面接でどちらを使うべきか徹底解説

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「貴校」と「貴学」の違いとは?志望理由書や面接でどちらを使うべきか徹底解説

大学入試で志望理由書や面接の準備をしていると、ふと迷う言葉があります。
それが、「貴校」と「貴学」。

どちらも相手の学校を敬って言う丁寧な言葉ですが、使う場面を間違えると、相手に違和感を与えてしまうこともあります。

特に大学志望の場合、「貴校」を使ってしまうと、「あれ、大学なのに?」と思われる可能性も。

本記事では、「貴校」と「貴学」の意味と使い分けをわかりやすく解説し、志望理由書や面接でどちらを使うのが正しいかを例文つきで紹介します。

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1. 「貴校」と「貴学」の基本的な意味の違い

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まずは、それぞれの言葉の意味から整理してみましょう。

敬称意味主な対象
貴校(きこう)相手の学校を敬っていう表現。一般的に小学校・中学校・高校などに使う高校・中学・小学校・専門学校など
貴学(きがく)相手の大学・学術機関を敬っていう表現大学・大学院・短期大学など

つまり、

  • 高校以下には「貴校」
  • 大学以上には「貴学」
    が原則です。

「校」という漢字が“学校全般”を指すため、つい大学にも使ってしまいがちですが、大学を指すときは「学」の字を使った「貴学」が適切です。

2. なぜ「貴校」と「貴学」は混同されやすいのか?

混同の原因は、大きく分けて次の2つです。

① 「校」という字が“学校全体”をイメージさせるから

「学校」という言葉が日常的すぎるため、「貴校=あなたの学校(大学)」と誤解してしまう人が多いのです。

② 高校まで「貴校」と書いてきた習慣

高校の先生や推薦書などで「貴校」と使われることが多いため、そのまま大学にも当てはめてしまうケースがあります。

しかし、大学側の公式文書やホームページでは、必ず「貴学」「本学」という表現が使われています。

たとえば大学の募集要項にも「本学の教育理念に共感し…」という書き方が見られます。
つまり、「貴学」は大学特有の敬称であることを覚えておきましょう。

3. 志望理由書での正しい使い分け方

志望理由書や自己推薦書での「貴学」「貴校」の使い方を具体的に見ていきましょう。

❌ 誤った使い方(大学に対して)

私は貴校の教育理念に共感し、入学を志望しました。

この文章は「高校」宛てのように見えてしまいます。
大学志望であれば、以下のように直しましょう。

✅ 正しい使い方(大学の場合)

私は貴学の教育理念に共感し、入学を志望しました。
貴学のリベラルアーツ教育を通じて幅広い知識を身につけたいと考えています。

✅ 高校宛ての文(推薦書・表彰など)

貴校のご推薦により、○○大学を受験いたします。

このように、対象が大学か高校かで使う言葉を変えるのがポイントです。
大学宛:貴学/高校宛:貴校と明確に区別しましょう。

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4. 面接での使い方:「貴学」か「御校」か?

面接の場では、話し言葉としてどちらを使えば良いのでしょうか。

結論から言うと、大学の面接では「貴学」または「御校(おんこう)」のどちらを使っても問題ありません。

「貴学」

最も正式で丁寧な表現です。

「私は貴学で心理学を学び、人の心に寄り添える専門家を目指したいと考えています。」

「御校(おんこう)」

口語的で自然な表現です。

「御校のカリキュラムを拝見し、実践的な学びに魅力を感じました。」

ただし、「御校」は面接では自然ですが、志望理由書などの文書では使わない方が無難です。
書くときは「貴学」、話すときは「御校」と覚えておくとスムーズです。

5. 「貴学」「貴校」以外の関連表現も知っておこう

チェックリスト

丁寧な言い方は他にもあります。文脈によって使い分けられると印象が良くなります。

表現用途例文
本学自分が所属する大学を指す「本学では~」
貴学相手の大学を指す「貴学の理念に共感し~」
貴校相手の高校などを指す「貴校の推薦を受け~」
御校話し言葉で大学・高校どちらにも可「御校の雰囲気に惹かれました」

6. 「貴学」と「貴校」を使う際の注意点

① 文章全体の統一感を意識する

志望理由書では、同じ文中に「貴学」と「貴校」が混在しないようにしましょう。
たとえば、先生への感謝文と志望理由が混ざるときに注意が必要です。

誤)

貴校の先生方のご指導のもと、貴校の理念に共感し志望いたしました。

正)

貴校の先生方のご指導のもと、貴学の理念に共感し志望いたしました。

高校の先生に感謝する部分は「貴校」、大学を志望する部分は「貴学」で使い分けると完璧です。

② 大学名を繰り返す場合は「貴学」で省略

○○大学の教育理念に共感し、貴学で○○を学びたいと考えています。

大学名を1回明記したあとは、「貴学」に置き換えると文章が読みやすくなります。

7. 志望理由書での使い方チェックリスト

最後に、自分の志望理由書を確認するときのチェックポイントをまとめます。

チェック項目内容
対象が大学なら「貴学」になっているか
対象が高校なら「貴校」になっているか
話すときは自然に「御校」を使っているか
同一文中で「貴学」と「貴校」を混在させていないか
文章の敬語が全体で統一されているか

これらを確認すれば、言葉づかいで減点される心配はありません。

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8. まとめ:大学志望なら「貴学」で統一しよう

  • 「貴校」=高校以下
  • 「貴学」=大学・短大・大学院
  • 志望理由書では「貴学」
  • 面接では「貴学」または「御校」

というのが基本ルールです。

志望理由書や面接では、語彙の正確さも評価の一部と見なされます。
小さな違いに見えても、正しく使えることで「言葉遣いが丁寧」「しっかり準備している」という好印象を与えられるでしょう。


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まとめ一文

大学を志望するなら「貴学」、高校を指すなら「貴校」。
たった一文字の違いでも、あなたの印象はぐっと変わります。志望理由書を提出する前に、もう一度チェックしておきましょう。

subblog 著者プロフィール

私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。

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