健康科学大学は【やばい】のか?「Fラン」「やばい」と言われている理由を考察
大学選びにおいて、ネット上の評判や口コミは気になるポイントの一つです。
「健康科学大学 やばい」「健康科学大学 Fラン」という検索キーワードを目にすると、不安に思う受験生や保護者もいるでしょう。
しかし、「やばい」という言葉には、ネガティブな意味だけでなく、ポジティブな驚きを表す場合もあります。
本記事では、健康科学大学について、なぜ「やばい」「Fラン」と言われるのか、その理由を分析します。
国家試験合格率、入学定員の充足率、大学の偏差値、学びの環境、そして卒業後の進路に至るまでを徹底的に考察します。
進学を検討している方や、将来のキャリアに不安を抱える方にとって、判断材料の一つになれば幸いです。
健康科学大学の国家試験合格率がやばい
医療系大学において、国家試験合格率は大学の評価を大きく左右する重要な指標です。
健康科学大学は、看護師、理学療法士、作業療法士、保健師、社会福祉士、精神保健福祉士といった医療・福祉系の資格取得を目指せる学部を持っています。
直近3年間の国家試験合格率を見ると、合格率が全国平均を大きく上回る年度がある一方、極端に低い年度も見受けられます。
- 看護師:本学新卒 97.7%(2023年度)、98.2%(2022年度)、71.4%(2021年度)
→ 全国平均を上回る年度が多い一方、2021年度は大きく下回る結果に。 - 理学療法士:81.6%(2023年度)、81.1%(2022年度)、87.5%(2021年度)
→ 全国平均91.6%にはやや届かず、安定感に欠ける。 - 作業療法士:100.0%(2023年度・2022年度)、69.2%(2021年度)
→ 直近2年は全国平均を圧倒的に上回るが、2021年度は大きく下落。 - 精神保健福祉士:80.0%(2023年度)、100.0%(2022年度)、0.0%(2021年度)
→ 極端な変動があり、受験者数の少なさも影響していると考えられる。
このように、年度によって成績にばらつきが見られるため、「安定していない大学」という印象を持つ人もいるでしょう。
特に医療系資格は就職に直結するため、安定感のある合格実績を望む受験生にとっては「やばい」と感じられる要因の一つです。
健康科学大学が定員割れのFランと言われてやばい

健康科学大学は「Fラン」と呼ばれることがあります。
ここでいう「Fラン」とは、明確な偏差値が算出されない、または偏差値が極めて低い大学を揶揄するネットスラングです。
入学定員と入学者数の推移(2021〜2025年度)
- リハビリテーション学科 理学療法学コース:定員80人 → 入学者数47人(2024年度)
- 作業療法学コース:定員40人 → 入学者数15人(2025年度)
- 人間コミュニケーション学科:定員60人 → 入学者数23人(2025年度)
- 看護学科:定員180人 → 入学者数112人(2025年度)
ほぼすべての学科で定員割れが続いており、大学全体でも定員300人に対して入学者数171人(2025年度)と、充足率は50〜60%台にとどまります。
偏差値について
- 健康科学部:BF(ボーダーフリー)
- 看護学部:BF
共通テスト得点率は48〜50%(健康科学部)、41%(看護学部)とされています。
いずれも大手予備校の模試で判定がつかないBFランクに分類されるため、「健康科学大学=Fラン」という認識が広がっています。
こうした定員割れと偏差値の低さが、「やばい」「Fラン」と言われる主な理由です。
健康科学大学とは

健康科学大学は、山梨県南都留郡富士河口湖町に本部を置く私立大学で、2003年に設置されました。
前身は1899年創立の教育機関で、医療・福祉分野に特化した教育を展開しています。
キャンパス
- 富士山キャンパス(健康科学部):富士山の麓、標高約1,000mの自然豊かな環境に立地。
- 桂川キャンパス(看護学部):都留市に位置し、文化学園都市として教育環境が整備。
学生の約半数は大学周辺で下宿しており、家賃は月4〜5万円程度と比較的抑えられています。
健康科学大学の偏差値

健康科学大学の偏差値はBF(ボーダーフリー)とされています。
つまり、受験者数や合格者数が少なく、予備校が偏差値を算出できない水準にあることを意味します。
- 健康科学部:共通テスト得点率48〜50%、偏差値BF
- 看護学部:共通テスト得点率41%、偏差値BF
偏差値だけを見れば「Fラン」と言われても仕方ない状況ですが、国家試験合格率の高さや地域密着型の教育体制を考えると、単純に評価するのは早計とも言えます。
卒業生の就職先は

健康科学大学の卒業生は、主に山梨県内や近隣地域の医療機関や福祉施設に就職しています。
主な就職先:
- 山梨大学医学部附属病院
- 甲州リハビリテーション病院
- 山梨県立中央病院
- 富士吉田市立病院
- 湯村温泉病院
地域の医療・福祉現場を支える人材を輩出しており、地元志向の学生には大きなメリットがあります。
まとめ:健康科学大学は【やばい】のか?「Fラン」「やばい」と言われている理由を考察
健康科学大学が「やばい」「Fラン」と言われる背景には、以下の要因があります。
- 国家試験合格率の年度ごとのばらつき
- 偏差値BF、定員割れの状況
- 入学者数の減少傾向
一方で、看護師や作業療法士などの資格で全国平均を上回る合格率を記録する年度もあり、教育の成果がしっかりと現れている面もあります。また、富士山麓という自然豊かな環境で学べること、地域の医療機関に安定した就職先があることは大きな強みです。
したがって、「健康科学大学=やばい・Fラン」という単純な評価は誤解を招きます。
医療や福祉の道を志し、地域で活躍したいと考える学生にとっては、十分に選択肢となり得る大学です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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