吉備国際大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・入試対策まとめ
大学進学を目指す受験生にとって、入試情報を正しく整理し、自分に合った受験戦略を立てることは非常に重要です。
吉備国際大学は、学力試験だけでなく、志望理由書や活動報告、小論文、面接などを通して多角的に評価を行う大学です。
本記事では、アドミッションポリシーや入試制度の全体像を押さえたうえで、偏差値や共通テスト得点率、試験科目・配点、特待生制度、そして合格に向けた対策法までをまとめました。
最終確認は必ず最新の募集要項・大学公式サイトで行ってください。
吉備国際大学の基本理念と評価軸
- 建学の理念:自ら学ぶ力/生きぬく力/可能性を信じる力の“三つの力”を育成。
- 評価の柱(学力の三要素):A 知識・技能|B 思考力・判断力・表現力|C 主体性・協働性。
- 入試全般で、筆記/小論文/面接/調査書/提出書類などを多面的・総合的に評価。
偏差値・共通テスト得点率

| 学部 | 偏差値(目安) | 共通テスト得点率(目安) |
|---|---|---|
| 社会科学部 | 35.0~37.5 | 45%~62% |
| 看護学部 | 35.0 | 45% |
| 人間科学部 | 35.0~37.5 | 45%~51% |
| 農学部 | 35.0~40.0 | 52%~60% |
| 外国語学部 | BF~37.5 | 51% |
| アニメーション学部 | BF | 57% |
※BF(ボーダーフリー)は偏差値の指標が出にくい状態。だからこそ科目・得点戦略で差がつく。
アドミッションポリシー(大学全体/学部別要約)
大学全体:求める人材像
- 大学での学びに必要な基礎力を持ち、本学で学ぶ意欲が強い。
- 未知への好奇心と本質追究の姿勢。
- 幅広い知識と“生きる知恵”で社会で活躍したい。
- 学修と多様な交流を通じて自分の可能性を発見し、4年後に羽ばたく意思。
学部別の要点(抜粋)
- 社会科学部:現代課題の分析力、実践力。スポーツ・健康・教育領域のリーダーシップ。
- 看護学部:倫理観と共感的コミュニケーション、科学的思考、健康行動の自律性。
- 人間科学部:心理学的探究、理学療法・作業療法の専門性、地域貢献志向。
- 農学部:食・環境・産業創出への情熱、6次産業化・水圏・森林圏の持続可能性。
- 外国語学部:異文化理解・英語コミュ力・海外体験意欲。
- アニメーション学部:メディア文化への関心、創造力、制作・研究への粘り強さ。
入試制度と募集・日程(要約)

AO総合選抜(専願)
- 書類審査(志望理由書・活動報告書・課題レポート・調査書・学修計画書)+個人面接(口頭試問含む)。
- 専願が条件。
指定校推薦(専願)
- 書類審査+集団面接(口頭試問含む)。
- 学業・人物ともに優秀であることが前提。
特別推薦(専願)
- 自己推薦:調査書50点+自己推薦書100点+面接。外国語学部は外検100点加点あり。
- スポーツ推薦:競技歴推薦書・志望理由書+集団面接。スポーツ特待(S/A/B)あり。
推薦総合選抜
- A日程:基礎学力試験100点+評定50点、または小論文100点+評定50点。
- B日程:基礎学力試験200点+評定100点。外国語学部は特待あり。
一般選抜
- 前期:A-Ⅰ(3科目300点)/A-Ⅱ(総合評価型300点)/B(2科目200点)/C-Ⅰ(1科目100点)/C-Ⅱ(外検+1科目200点)。
- 中期:2科目200点。
- 後期:1科目100点。
大学入学共通テスト利用
- 前期:3科目300点(特待S/A/Bあり)。
- 中期:2科目200点。
- 後期:2科目200点+調査書50点。
試験科目・配点・特待(早見表)
- AO/指定校:配点明示なし(総合評価)。
- 特別推薦:自己推薦=150点、外国語=250点。
- 推薦総合 A/B:150点 or 300点。
- 一般 前期:300/300/200/100/200。
- 一般 中期:200。
- 一般 後期:100。
- 共テ 前期:300(特待あり)、中期200、後期250。
特待制度の概要
- S:授業料全額免除(毎年審査・最長4年)。
- A:50万円/年減免(毎年審査・最長4年)。
- B:30万円/年減免(毎年審査・最長4年)。
- C:30万円/年減免(継続審査なし、一部方式のみ)。
- スポーツ特待:全国大会実績に応じS/A/B区分。
出願・手続の実務
- 入学検定料:2万円(専願・共テ利用は1万円)。
- 出願:インターネット出願のみ。Web登録→検定料支払→書類郵送。
- 調査書は出願回数分必要。
- 合格発表:郵送通知+Web照会。電話不可。
- 専願合格は辞退不可。
合格のための対策法

全入試共通
- アドミッションポリシーの理解と言語化。
- 提出書類は早期準備。
- 模試や過去問の学習ログをノートに集約。
AO
- 面接対策(志望理由の明確化、口頭試問想定)。
- 課題レポは論理的にまとめる練習を。
指定校
- 調査書と推薦書の一貫性を意識。
- 集団面接は協調性と発言力のバランス。
特別推薦
- 自己推薦書はSTAR法で構成。
- 外国語志望者は外検スコアを早めに確保。
- スポーツ推薦は競技歴を証拠資料とともに準備。
推薦総合
- A日程は1教科徹底 or 小論文型に対応。
- B日程は評定3.0以上+得意2科目集中。
一般選抜
- A-Ⅰ:3科目バランス重視。
- A-Ⅱ:2科目+小論文で上乗せ。
- B:得意2科目で高得点狙い。
- C-Ⅰ/後期:1科目勝負。
共通テスト利用
- 前期は得意3科目で得点源を作る。
- 中期・後期は2科目集中、評定も加点対象に。
直前チェックリスト
- 志望理由書:アドミッションポリシーとの整合性
- 調査書:出願数分確保済み
- 小論文:想定テーマ練習済み
- 面接:想定Q&A練習済み
- 過去問:時間を測って演習
- 出願:Web登録→支払→郵送を期限前に完了
併願校の候補
吉備国際大学を志望する場合、同じ西日本エリアで学部構成や難易度が近い大学を併願すると安心です。
偏差値や共通テスト得点率の相場に合わせて、現実的な併願プランを立てましょう。
- 岡山理科大学(岡山県)
理工・農学系の学部があり、吉備国際大学の農学部志望者におすすめ。看護学部も設置。 - くらしき作陽大学(岡山県)
音楽・食文化・栄養・子ども教育など特色ある学部があり、人間科学部系との相性が良い。 - 環太平洋大学(岡山県)
スポーツ系に強く、教育学部や経営学部も設置。社会科学部やスポーツ社会学科志望者に人気。 - 山陽学園大学(岡山県)
看護学部、人間栄養学部を設置。吉備国際大学看護学部志望者の併願校として有力。 - 広島国際大学(広島県)
医療・福祉・心理・看護分野に強みを持ち、人間科学部や看護学部の志望者が受けやすい。 - 就実大学(岡山県)
教育・人文・経営など幅広い学部があり、社会科学部や外国語学部との併願に適している。 - 岡山商科大学(岡山県)
経済・商学・法学を学べる。吉備国際大学の経営社会学科との併願に相性が良い。
まとめ:吉備国際大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・入試対策まとめ
吉備国際大学は、学力試験だけでなく小論文や面接、提出書類を通して「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」といった学力の3要素を多角的に評価する大学です。
建学の理念である「自ら学ぶ力」「生きぬく力」「可能性を信じる力」を理解し、自分の強みと将来の目標をしっかりと結びつけて表現できるかが合格への大きなポイントになります。
偏差値・共通テスト得点率はおおむね35~40前後と比較的幅広く、科目選択や得点戦略次第で十分にチャンスがあります。
さらに、特待生制度も充実しており、高得点や優れた実績がある受験生は学費支援を受けながら学ぶことが可能です。
入試区分ごとの特徴を理解し、自分に合った方式を選んで徹底的に対策を行うことが重要です。
特に提出書類や面接では「なぜ吉備国際大学なのか」「大学で何を学びたいのか」「卒業後にどのように社会で活躍したいのか」を明確に伝えましょう。
吉備国際大学への合格を目指す受験生の皆さんは、本記事を参考に学習計画を立て、最後まで自信を持って挑戦してください。
最新の募集要項は必ず大学公式サイトで確認し、不明点は入試広報室へ問い合わせることで安心して受験に臨めます。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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