ものつくり大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・入試対策まとめ
ものつくり大学を志望する受験生・保護者に向けて、最新の入試方式・評価基準・合格対策をまとめました。
必ず大学の公式サイト「入学者選抜要項/学生募集要項」を確認すること を前提にしてください。年度によって入試制度や配点は変更される可能性があります。
ものつくり大学は、「高度なものづくりに対応できる専門的知識および技能技術を併せ持った“テクノロジスト”を育成する」という基本理念を掲げています。
その理念の下、入学志願者に期待される人物像・能力・選抜方法がアドミッション・ポリシーに明記されており、単に学力だけでなく、思考力・表現力・主体性といった「学力の3要素」、さらにものづくりへの熱意や実績も重視されています。
偏差値・共通テスト得点率(ボーダーライン)
- 偏差値(技能工芸学部):35.0〜37.5
- 情報メカトロニクス学科 A日程:約37.5
- 情報メカトロニクス学科 B日程:約35.0
- 建設学科も同様に A/B 日程で 37.5~35.0 の間
- 共通テスト得点率(目安):35%〜40%
河合塾の入試難易度データによれば、ものつくり大学の共通テスト利用入試におけるボーダー得点率はこの範囲に位置しています。
→ 難関大に比べると高いラインではありませんが、安定して合格を狙うには 40%を目標に得点できる力 を意識しましょう。
共通テスト利用入試

ものつくり大学では、大学入学共通テストの結果を利用した入試方式も導入されています。
両学科(情報メカトロニクス学科・建設学科)の合否判定を同時に行える点が特徴です。
対象
- 両学科に関心があり、共通テストの結果で受験したい人
- 共通テスト特待生入試との併願も可能
ポイント
- 共通テストの結果のみで合否を判定(本学独自の個別試験はありません)
- すべての出願者に対し、両学科の合否判定を実施
- インターネット出願に対応(12月から開放予定)
入試日程(2025年度)
| 日程 | 出願期間 | 選考日 | 合格発表日 | 入学手続期間 |
|---|---|---|---|---|
| A日程 | 1/6(月)~1/30(木) | – | 2/14(金) | 2/14(金)~3/13(木) |
| B日程 | 1/20(月)~2/13(木) | 2/27(木) | 2/27(木) | 2/27(木)~3/13(木) |
| C日程 | 2/13(木)~3/4(火) | 3/13(木) | 3/13(木) | 3/13(木)~3/21(金) |
試験科目
- 数学:「数学I・A」および「数学II・B・C」から2科目(3科目受験した場合は高得点2科目を採用)
- 外国語:「英語(リーディングのみ)」または「英語(リスニング含む)」
- 理科:「物理」「化学」「生物」「地学」いずれか1科目
アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)
ものつくり大学が入学者に期待する人物像と能力は以下の通りです。
- 基本理念と期待する人物像
- 専門知識・技能を真摯に学ぶ姿勢
- ものづくりへの情熱と誇り、自らを成長させる意欲
- 求める学生像(5点)
- 本学で学ぶ強い意思を持ち、積極的にものづくりに取り組める者
- チームワークを大切にし、仲間と協働できる者
- 自ら考え、知識や技能を高める努力ができる者
- グローバル社会や科学技術に関心を持ち、多様性を受け入れられる者
- 他者と対話し、互いの理解を深めながら学べる者
- 入学までに身につけておくべき能力
- 高校での幅広い学習による基礎学力
- 理数系科目の基礎知識
- 国語力(表現力・読解力)
- 英語の素養
入試方式・合格対策のポイント

学校推薦型選抜
- 評価項目:面接・口頭試問、志望理由書、調査書
- 対策:推薦書に記載される「学力の3要素」を意識し、高校での学習成果・活動を自己分析。志望理由書では「入学後の学び」と「卒業後の目標」を具体的に書く。
総合型選抜(自己推薦・特待生)
- 評価項目:課外活動実績、自己推薦書、面接
- 対策:ものづくりコンテストやロボコン等の実績を示す資料を準備。自己推薦書では強みと将来像を明確に。
一般選抜
- 評価項目:記述式学力試験(数学・英語・国語)、面接、小論文、外部英語試験スコア
- 対策:数学は数ⅠA・ⅡB・数C(ベクトル)まで範囲。記述式での解答練習を徹底。英語・国語は要約・表現力を磨く。英検・GTEC利用型(B方式)は早めに資格取得。
特別選抜(社会人・帰国子女・小論文面接)
- 評価項目:プレゼンテーション、小論文、面接、海外経験など
- 対策:社会人は制作物や実務経験を活かした発表を準備。帰国子女は海外経験を学びにどう生かすかを整理。小論文は「ものづくり」「社会と技術」など幅広いテーマに対応できる練習を。
併願校の例
偏差値35~40帯の工業系・私立工科大学を中心に、近隣地域や同分野の大学を組み合わせると戦略的です。
- 日本工業大学
- 東京工科大学の工学部(学科によっては近い難易度)
- 地域の私立大学の工学系学科
まとめ:ものつくり大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・入試対策まとめ
ものつくり大学の入試は、基礎学力+学力の3要素+ものづくりへの熱意を総合的に評価します。
偏差値や得点率に加えて、志願理由書・面接・小論文といった「表現力・主体性」を磨くことが合格への近道です。
- 偏差値:35.0〜37.5
- 共通テスト得点率:35%〜40%(河合塾データより)
また、共通テスト利用入試も実施されており、特待生制度もあります。
年度ごとに日程や方式が変わる可能性があるため、必ず最新の公式募集要項を確認して受験準備を進めてください。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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