長崎外国語大学はどんな大学?【Fラン】【学費】と検索されている実態を調査
大学選びにおいて、ネット上の評判や検索キーワードは気になる要素のひとつです。
「長崎外国語大学 Fラン」「長崎外国語大学 学費」といった言葉がサジェストに出てくると、志望校として検討している受験生や保護者の方々は不安を感じるかもしれません。
しかし、これらの言葉には誤解や古い情報が含まれていることも少なくありません。
本記事では、長崎外国語大学について、偏差値や学費、大学の特色や就職実績などをもとに、実態を客観的に分析していきます。
長崎外国語大学はFランなのか?
ネット上では「長崎外国語大学はFランなのでは?」という声が散見されます。
確かに、模試業者による偏差値では「BF(ボーダーフリー)」とされており、共通テストの得点率も48~50%とやや低めです。
しかし、偏差値だけでは大学の価値をすべて判断することはできません。
留学生と共に学べる国際的な環境
長崎外国語大学の最大の強みは、「外国語を日常的に使えるキャンパス環境」にあります。
多くの外国人留学生と共に学ぶことができ、その日に授業で学んだ語学をすぐに実践することが可能です。
これは大規模大学ではなかなか得られない貴重な体験です。
経済的に負担の少ない留学制度
特に注目すべきは、長崎外国語大学の充実した留学制度です。
交換留学・派遣留学・特別派遣留学のいずれも、留学先の授業料が原則として不要であり、9割以上の学生が実質的に学費免除で海外へ飛び立っています。
経済的な理由で留学を諦めることがないよう、学生をしっかりとサポートしているのです。
このように、学力だけではなく“語学力を活かして世界で活躍したい”という学生にとっては、実践的な語学教育が受けられる魅力的な大学と言えます。
長崎外国語大学の学費は高い?

「外国語を学ぶ私立大学は学費が高い」というイメージを持たれがちですが、実際のところはどうなのでしょうか?
年間の学費は約120万〜130万円程度
長崎外国語大学の2025年度の納入金を見ると、1年次の総額は1,270,300円、2年次以降は年間1,017,000円程度です。
以下は1年次の内訳です。
- 入学金:250,000円
- 授業料:610,000円(春学期・秋学期 各305,000円)
- 施設設備費:377,000円
- 委託徴収金等:33,300円
この金額は、日本の私立大学としては平均的であり、文部科学省のデータに基づくと「外国語系私立大学73校中24番目に安い学費」とのこと。
学費面でも過度な心配をする必要はないでしょう。
さらに、留学中の授業料が不要な点を考慮すれば、むしろコストパフォーマンスの高い大学とも言えます。
長崎外国語大学とは

長崎外国語大学は、1947年に長崎YMCAが設立した外国語学校をルーツに持ち、2001年に4年制大学として開学しました。
キリスト教の精神を背景に、国際交流と語学教育に力を入れた教育が行われています。
現在の学部構成は以下のとおりです。
- 外国語学部
- 現代英語学科(英語専修)
- 国際コミュニケーション学科(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語・日本語専修)
少人数教育により、学生一人ひとりの語学力を丁寧に育てる教育体制が整っています。
卒業生の就職先は

「Fラン」と言われがちな大学でも、実際の就職先を見れば印象が変わることがあります。長崎外国語大学の卒業生は、語学力を活かした多彩な分野で活躍しています。
教育・日本語教員
- 福岡県・佐賀県・長崎県・大分県などの公立中学校・高校教員
- WEWORLDグループ、あさひ日本語学校 などの日本語教育機関
航空業界
- ZIPAIR Tokyo、フジドリームエアラインズ、ANAエアポートサービス、JALスカイエアポート沖縄 など
観光・ホテル業界
- ヒルトン、マリオット、シェラトン、ANAクラウンプラザなどの外資系ホテル
- エイチ・アイ・エス、JTB、ジャパネットツーリズムなどの旅行会社
金融・IT・製造・公務員まで幅広く
十八親和銀行、メットライフ生命、トランスコスモス、SCSKニアショアシステムズ、長崎市役所、警視庁、長崎空港ビルディング など、
語学以外のスキルも評価されて多方面で内定を得ています。
まとめ|長崎外国語大学はどんな大学?【Fラン】【学費】と検索されている実態を調査
「長崎外国語大学 Fラン」や「長崎外国語大学 学費」と検索する方の多くは、「この大学で本当に将来大丈夫か?」という不安を抱えていることでしょう。
しかし、実態を見てみると、
- 偏差値では測れない魅力的な語学環境
- 経済的な負担を抑えた留学制度
- 平均的な学費
- 幅広い業界への就職実績
といった特徴が見えてきます。
学力偏重ではなく、「語学を使って社会に出たい」「グローバルな経験を積みたい」という学生にとっては、非常に実践的で価値のある大学です。
ネット上の噂だけで判断せず、自分の将来像と照らし合わせて進路選びをしていきましょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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