立命館アジア太平洋大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・入試対策まとめ
立命館アジア太平洋大学(APU)は、大分県別府市にキャンパスを構える国際色豊かな大学です。
学生の約半数が海外出身というユニークな環境のもとで学ぶことができ、グローバル人材を目指す受験生から高い人気を集めています。
ただし、受験生にとって気になるのは「合格の難易度」や「どんな入試方式があるのか」、「併願戦略はどうするのか」といった具体的な情報でしょう。
本記事では、偏差値・共通テスト得点率・入試概要・アドミッションポリシー・対策方法・併願校の例を整理し、APU合格のためのポイントをまとめます。
立命館アジア太平洋大学の偏差値・共通テスト得点率
まずは最新のデータを確認しましょう(参照:パスナビ)。
| 学部 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| アジア太平洋学部(APS) | 50.0 | 69%~78% |
| 国際経営学部(APM) | 50.0 | 69%~80% |
| サステイナビリティ観光学部(ST) | 45.0~50.0 | 65%~77% |
合格の目安は偏差値50前後・共通テスト得点率7割前後です。
MARCHや関関同立と比べるとやや挑戦しやすい水準ですが、国際性・英語力・主体性が大きく問われる点が特徴です。
入試概要

APUの入試は非常に多様で、受験生の強みを生かした受験が可能です。
2026年4月・9月入学年度の国内学生を対象とした入試制度は以下の通りです。
総合型選抜
- 探究型:資料から「問い」を立て、仮説を構築できる探究力を評価
- 論述型:社会問題に関する課題文を読解・論述する力を評価
- 活動アピール方式:留学・語学・文化・スポーツ・ボランティアなど多様な活動実績を評価
- 帰国生徒選抜:海外就学経験を持つ学生を対象
学校推薦型選抜(公募制)
- IBDP型:国際バカロレア課程での経験を持つ学生が対象
編入学・転入学・学士入学
- 高専・短大・大学経験者を対象に2回生・3回生から入学可能
- 最大62単位の単位認定制度あり
併願制度
- 出願資格を満たせば複数の入試方式を併願可能
- 英語外部資格スコアの提出で加点評価あり
アドミッションポリシー
APUの基本理念は「自由・平和・ヒューマニティ」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」。
入学者に求められるのは以下の資質です。
- 知識・技能
- 大学での学習に必要な基礎知識
- 日本語または英語の十分な能力
- 思考力・判断力・表現力
- 課題発見・問題解決能力
- クリティカル・シンキング、論理的説明力、数的思考力
- 主体性・多様性・協働性
- 粘り強い行動力
- 他者との協働を通じた貢献
- 多文化環境での学修意欲
また、学部ごとに以下のような学生像が求められます。
- APS:国際関係・文化・経済に関心を持ち、多角的に考察できる学生
- APM:経営戦略・マーケティング・会計などに関心を持ち、リーダーシップや創造力を発揮できる学生
- ST:持続可能な社会や観光に関心を持ち、地域課題の解決に取り組める学生
一般選抜(一般入試)の概要

APUの一般選抜は、独自試験・共通テスト方式・共通テスト併用方式が柱です。
試験日が異なれば複数回受験が可能で、戦略的に受験機会を増やせます。
主な方式と配点
- 前期方式(3教科型):英語120点+国語100点+選択科目100点=320点
- 英語重視方式:英語150点+国語/選択科目100点=250点
- 後期方式(2教科型):英語120点+国語100点=220点
- 共通テスト併用方式:独自試験200点+共通テスト1科目100点=300点
- 共通テスト方式:7科目・5科目・3教科型など、多様な判定方法
- 共通テスト+面接方式:共通テスト300点+録画面接100点=400点
出願資格と検定料
- 高校卒業(見込み含む)、高専3年次修了者、国際資格保持者など
- 英語基準の場合:TOEFL iBT 75点、IELTS 6.0(各5.5以上)などが必要
- 検定料は1出願18,000~35,000円(方式により異なる)
奨学金・寮制度
- 国内学生優秀者育英奨学金(最大4年間授業料全額免除)
- 授業料減免制度・寮費減免制度
- APハウス(初年次寮):希望者全員が入寮可能
一般選抜の対策方法
独自試験方式
- 立命館大学の過去問を活用(APUと共通問題)
- 出題範囲を明確に押さえ、特に英語は長文読解・リスニング・表現力を重点的に強化
- 英語重視方式は英語力に自信がある人に有利
共通テスト方式
- 得意科目を重点的に伸ばす(自動的に高得点科目が採用される)
- 英語はリーディング140点・リスニング60点に換算されるためリーディング強化が有効
- 国語は漢文あり/なしの換算で有利な方が自動採用される
共通テスト併用方式
- 独自試験と共通テストの両方にバランスよく対応する必要あり
共通テスト+面接方式
- HireVue録画面接に慣れる練習を行う
- アドミッションポリシーを理解し、自分の経験や将来像と結び付けて語れるように準備
併願校の例と戦略
- 関西圏の選択肢:同志社大学グローバル地域文化学部、関西大学外国語学部
- 安全校:京都外国語大学、神田外語大学
APUを第一志望とする場合でも、「挑戦校+本命+安全校」の三段構えで併願戦略を立てるのがおすすめです。
まとめと注意点
立命館アジア太平洋大学(APU)の合格目安は偏差値45〜50、共通テスト得点率65〜80%前後。ただし、合格には単なる学力以上に英語力・国際性・主体性が求められます。
入試方式は多様で、自分の強みを発揮できる制度を選び、過去問演習・共通テスト対策・録画面接対策をバランスよく進めることが重要です。
注意点:必ず公式サイトで最新情報を確認しよう
本記事では立命館アジア太平洋大学(APU)の入試概要と対策をまとめましたが、試験日程や募集人数、出題範囲、必要書類などは毎年度変更される可能性があります。
そのため、受験を検討する際は必ず以下を確認してください。
常に最新情報をチェックし、正確な準備を進めましょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



コメント