機械工学科は「やめとけ」って本当?大学進学で後悔しないために知っておくべき実態
大学選びにおいて、「機械工学科 やめとけ」といった検索ワードを見かけて不安になった方も多いのではないでしょうか。
特に理系の進路として根強い人気を誇る「機械工学科」ですが、一部では「勉強が大変」「就職先が限られている」「ブラックな働き方が多い」といった声もあります。
本記事では、なぜ機械工学科が「やめとけ」と言われるのか、その理由と実際の実を紹介します。
進学を検討している方が後悔しないための判断材料として、ぜひ参考にしてください。
機械工学科はやめとけ?そう言われる主な理由とは
1. 勉強がとにかく大変
機械工学科は、数学III・物理をベースにした高度な知識を扱います。
大学に入ってからも、材料力学・熱力学・流体力学・機械設計など専門性の高い講義が続きます。
テスト・レポート・実験も多く、理系学部の中でも特に忙しい学科と言われています。
2. 就職先が技術系に偏りがち
「現場でネジを回すような仕事ばかり」「設計職しかない」と誤解されることもあります。
実際は設計・開発・品質管理・営業技術・研究職など幅広いですが、「ホワイトカラー志望」や「文系就職」を狙う人にはミスマッチになる可能性も。
3. ブラック企業に就職するのが怖い
製造業や自動車業界など、労働時間が長い企業もあるのは事実です。
ただし、企業選び次第では残業が少なく福利厚生も充実している職場も多数あります。
4. 女子が少なく、孤立しやすい?
機械工学科は男子比率が高く、女子学生が少ないのが現状です。
男女比で不安を感じる人もいるかもしれませんが、最近では女子向けサポートを用意している大学も増えています。
それでも人気!機械工学科に進むメリットとは

1. 就職率が圧倒的に高い
機械工学科は「就職に強い学科」として知られており、自動車・電機・重工業・ロボット・航空・エネルギーなど幅広い業界に卒業生を送り出しています。
大企業への就職実績も多数あります。
2. 将来性のある分野に直結
近年注目されているAI・ロボティクス・再生可能エネルギー・スマートファクトリーなどの分野とも親和性が高く、今後ますます需要が見込まれる分野です。
3. 技術系国家資格にも挑戦できる
技術士(機械部門)や機械設計技術者、CAD関連の資格など、スキルを証明する資格取得にチャレンジできるのも魅力です。
機械工学科がある有名大学(国公立・私立)

大学進学を検討する際には、偏差値や立地だけでなく、研究室の分野や卒業後の進路も確認することが重要です。
ここでは、代表的な機械工学科を持つ有名大学を紹介します。
◆ 国公立大学
- 東京大学 工学部 機械工学科
最先端研究に加え、大学院進学率も高く、技術職・研究職への道が広がる。 - 京都大学 工学部 機械理工学科
基礎理論と実践のバランスが取れた教育が魅力。学生主体の研究も盛ん。 - 東北大学 工学部 機械知能・航空工学科
ロボティクスや航空宇宙工学に強く、国際共同研究も活発。 - 名古屋大学 工学部 機械・航空宇宙工学科
自動車産業との連携が強く、愛知県を中心に高い就職実績。 - 長岡技術科学大学/豊橋技術科学大学
高専卒からの編入が多く、実践型教育と産学連携に定評。
◆ 私立大学
- 早稲田大学 創造理工学部 機械工学科
設計からAI・ロボティクスまで幅広く網羅。研究・進学・就職に強い。 - 慶應義塾大学 理工学部 機械工学科
ITやデザインとの融合にも力を入れており、就職先の選択肢が広い。 - 東京理科大学 工学部 機械工学科
実験・実習が多く、技術力を重視する企業からの評価が高い。 - 芝浦工業大学 工学部 機械機能工学科
実学重視で就職に強く、首都圏企業とのパイプも豊富。 - 近畿大学 工学部 機械工学科
ロボットやエネルギー機器など、現場に近いテーマを扱う。
機械工学科に向いている人とは?

- 数学や物理が苦手ではない人
- モノづくりが好きな人
- 地道な努力ができる人
- 将来、エンジニアとして社会に貢献したい人
向き・不向きがある学科なので、適性を見極めることが大切です。
大学進学前にチェックしておくべきこと

- 学科のカリキュラム(座学か実習中心か)
- 研究室のテーマや設備環境
- 就職実績や業界との連携
- 学科の雰囲気やサポート体制
大学のパンフレットやオープンキャンパス、学科紹介動画なども活用しましょう。
まとめ|機械工学科は「やめとけ」って本当?大学進学で後悔しないために知っておくべき実態
機械工学科は確かに簡単な道ではありませんが、得られる知識・スキル・就職先の幅は大きな魅力です。
「やめとけ」という声に不安を感じるのではなく、自分に合っているかを冷静に判断しましょう。
しっかりと目的を持って進学すれば、機械工学科は“強みになる学科”です。
後悔のない進路選択を目指してください。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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