信州大学の併願校はどこが最適?偏差値・難易度から最適な併願パターンを解説
国公立大学入試では、共通テスト(共テ)+個別学力試験(2次試験)の両方で一定以上の得点が求められるため、併願校戦略の質が合否を大きく左右します。
特に信州大学は、国立大学の中でも「中堅〜中堅上位」に位置し、文理幅広い学部構成を持つ地方拠点大学として人気が高いことから、併願校をどのように選ぶかが合格の確率を決定づける重要な要素となります。
信州大学志望者は、
- 地方国公立同士での併願
- 共通テスト利用が強い首都圏私立との併願
- 工学・農学など専門学部との相性を考えた併願
が多く、学部ごとに最適解が変化するのが特徴です。
この記事では、信州大学を第一志望とする受験生のために、
・信州大学の学部別難易度
・チャレンジ校/同レベル校/安全校
・学部別の最適併願パターン
をわかりやすく解説します。
信州大学を目指す受験生が、「どの大学を併願すべきか?」を迷わず決められる内容になっています。
信州大学|学部別の難易度(偏差値・共通テスト得点率)
まず、信州大学の最新データを基に難易度を整理します。
■ 人文学部
共テ得点率:76%~78%
偏差値:-(概ね55前後相当)
文系学部では最も得点率が高く、安定した基礎学力が必要。英語・国語の比重が大きい。
■ 教育学部
共テ得点率:52%~68%
偏差値:45.0~52.5
専攻により難易度差が大きい。特に小学校・中学校系は高く、専門系は幅広い。
■ 経法学部
共テ得点率:68%
偏差値:50.0
法学・経済学の総合学部。科目バランス重視で共テ型の合格者が多い。
■ 理学部
共テ得点率:65%~78%
偏差値:50.0~55.0
一般的な国立理学部と同等。数学・理科の完成度が求められる。
■ 医学部
共テ得点率:59%~84%
偏差値:50.0~65.0(日程・専攻により大幅に差あり)
医学科は高難度。看護・保健系は中堅難易度。
■ 工学部
共テ得点率:62%~79%
偏差値:45.0~52.5
学科の専門性が高く、理系受験生から人気。数学と理科が鍵。
■ 農学部
共テ得点率:60%~74%
偏差値:47.5~55.0
地方国立農学部では中堅上位。生物受験生が多い。
■ 繊維学部
共テ得点率:60%~73%
偏差値:45.0~52.5
国内唯一の繊維学部で専門性が高い。研究志向の学生に人気。
信州大学のレベルは、全体として
「共通テスト 65%〜75%、偏差値50〜55」
が合格ラインとなります。
(出典:パスナビ)
信州大学の併願戦略の基本方針

国公立志望の併願では、以下の3つの層に大学を分けて考えるのが最も合理的です。
【1】チャレンジ校(信州大より少し上位)
・共テ得点率 75〜85%
・偏差値 55〜60以上
信州大学合格レベルに達した受験生が「もう1段上」を狙うときのライン。
【2】同レベル校(難易度が近い)
・共テ得点率 65〜75%
・偏差値 50〜55
信州大学と科目バランスも似ており、併願効果が高い大学。
【3】安全校(確実に合格しておきたい)
・共テ得点率 50〜65%
・偏差値 45〜50
信州大が不安な年でも確保しておける併願先。
以下では、文系・理系で最適な併願先を細かく紹介します。
【文系】信州大学の併願校はどこが最適?
■ チャレンジ校(ワンランク上)
● 千葉大学(文・法・教育)
信州大文系の上位互換的存在。難易度は一段階上。
● 岐阜大学(地域科学)
中部エリアで人気。科目相性がよく、信州大の延長で狙える。
● 静岡大学(人文・法経)
共テ比率が高く、信州大に近い併願構造。
● 名古屋大学(教育・法など文系)※強チャレンジ
共テ比重が高い受験生なら選択肢に。
■ 同レベル(もっとも相性の良い併願校)
● 三重大学 人文学部
難易度・科目の相性ともに近い。
● 新潟大学 人文学部
文系で全国的に併願されやすい。
● 山形大学 人文社会科学部
難易度帯が重なる。
● 私立MARCH(法政・中央・学習院)
首都圏私大で最も併願しやすいライン。
■ 安全校(確実に合格を確保する)
● 金沢学院大学
● 松本大学
● 甲南女子大学
● 日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)
信州大文系は記述力が重要なので、私大併願で「得点源」を作っておくのがおすすめ。
【理系】信州大学の併願校はどこが最適?
■ チャレンジ校(レベルを上げた選択肢)
● 岐阜大学(工・理・応用生物)
中部エリアの国立で最もチャレンジ枠に適した大学。
● 静岡大学(理・工)
共テ得点率が安定して高い。信州理・工からの併願多数。
● 東京農工大学
理系国立の中位〜上位でチャレンジとして最適。
● 千葉大学 理・工
難関化が進むが手応えがある受験生なら現実的。
■ 同レベル(併願効果が高い)
● 山梨大学 工学部
数学・理科重視で相性が良い。
● 富山大学 理工学部
信州大と難易度が近い地方国立枠。
● 長岡技術科学大学
実践型工学で人気上昇。併願価値◎
● 芝浦工業大学
私立の理系志望者における鉄板併願。
● 東京電機大学
信州工と難易度的にほぼ同等。
■ 安全校(確実に合格を狙う)
● 京都産業大学 理系
● 名城大学 理工
● 中部大学 工学部
● 大東亜帝国(帝京・国士舘・大東文化など理工)
理系は滑り止めを厚くすることで精神的な余裕が生まれる。
【医系】信州大学医学部(医学科・看護・保健)併願モデル

信州大学医学部は難易度差が非常に大きいため、専攻別に提示します。
■ 医学科(最上位)
信州大医学科は、
共テ77〜84%が合格ライン
で地方医学部としては上位。
チャレンジ
・名古屋大学 医学部
・千葉大学 医学部
・金沢大学 医学部
同レベル
・岐阜大学 医学部
・富山大学 医学部
・三重大学 医学部
安全校(国立には実質なし → 私大医学部へ)
・東京医科大学
・昭和大学
・日本医科大学
私立医学部も倍率が高く実際は安全ではない。しっかりとした対策が必要。
■ 看護・保健系
医学科よりは難易度が下がる。
同レベル
・新潟大学 医学部保健
・富山大学 医学部看護
・群馬大学 保健学科
安全校
・金沢医科大学看護
・松本看護大学
・私立看護(偏差値45〜50)
信州大学|学部別の最適併願モデル

では、学部ごとにまとめた最適な併願校パターンを提示します。
■ 人文学部
チャレンジ
・千葉大学
・静岡大学
同レベル
・新潟大学
・三重大学
・法政大学 文学部
安全校
・松本大学
・日東駒専
■ 経法学部
チャレンジ
・千葉大学 法政経
・岐阜大学 地域科学
同レベル
・山形大学
・新潟大学
・MARCH(中央・法政)
安全校
・駒澤大学
・専修大学
・神奈川大学
■ 理学部
チャレンジ
・東京農工大
・千葉大学 理学部
同レベル
・富山大学
・山梨大学
・芝浦工業大学
安全校
・工学院大学
・千葉工業大学
■ 工学部
チャレンジ
・静岡大学 工学部
・岐阜大学 工学部
・長岡技科大
同レベル
・芝浦工業大学
・東京電機大学
・東京都市大学
安全校
・名城大
・中部大
・大東亜帝国(理工)
■ 農学部
チャレンジ
・岐阜大学 応用生物
・静岡大学 農学部
同レベル
・山形大学 農学部
・新潟大学 農学部
安全校
・酪農学園大学
・東京農業大学
■ 繊維学部
国内唯一で特殊な学部のため選択肢は限られる。
チャレンジ
・東京工業大学(物質系)
・京都工芸繊維大学
同レベル
・富山大学 工学部材料系
・山梨大学 生命環境系
安全校
・信愛短大(テキスタイル系)
・文化学園大学
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まとめ|信州大学の併願校はどこが最適?偏差値・難易度から最適な併願パターンを解説
信州大学は、地方国立の中でも文理バランスが良く、多くの受験生にとって“ちょうど良いレベル”の大学です。
そのため、
- 上位国立にチャレンジ
- 同レベル国立をもう1校
- 首都圏私大で安全を確保する
という 三段構えの併願戦略が最も成功しやすい といえます。
信州大学を第一志望にするなら、
共通テスト後の伸びしろを見越した併願設計 が合格の決め手になります。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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