昭和女子大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
昭和女子大学は、建学の精神「世の光となろう」に基づき、社会の多様な課題に向き合いながら活躍できる女性を育成してきた、歴史ある女子大学です。
国際系・文系・ビジネス・健康・食・デザイン・情報など幅広い学びを提供しており、学生のキャリア形成を重視する教育体制でも高い評価を得ています。
本記事では、最新の偏差値・共通テスト得点率、各入試方式の特徴、具体的な対策法、そして併願校選びまで、昭和女子大学合格に必要な情報を網羅的にまとめます。
初めて昭和女子大学を志望する方はもちろん、受験方式に悩んでいる方や併願戦略を考えている方にも役立つ内容です。
自分に合った受験方式を見つけ、効果的な準備を進めるための参考になれば幸いです。
昭和女子大学の偏差値と共通テスト得点率
まず、現実的な合格ラインを知るうえで重要なのが偏差値と共テ得点率です。
以下はパスナビの最新データに基づく学部別の目安です。
総合情報学部(新設)
- 偏差値:50.0
- 共通テスト得点率:68%~70%
国際学部
- 偏差値:45.0~50.0
- 共通テスト得点率:71%~83%
グローバルビジネス学部
- 偏差値:47.5~52.5
- 共通テスト得点率:70%~83%
人間文化学部
- 偏差値:45.0~47.5
- 共通テスト得点率:75%~84%
人間社会学部
- 偏差値:42.5~52.5
- 共通テスト得点率:70%~87%
環境デザイン学部
- 偏差値:47.5
- 共通テスト得点率:65%~76%
食健康科学部
- 偏差値:45.0~50.0
- 共通テスト得点率:65%~78%
偏差値40後半〜50前半が中心で、学部によって求められる学力レベルに幅があります。
国際系・ビジネス系はやや競争が激しく、食・栄養・健康系やデザイン領域も受験生の人気が高い分、しっかりと準備が必要です。
アドミッション・ポリシー(求める学生像)

昭和女子大学では、建学の精神「世の光となろう」を軸に、以下の3つの資質を備えた学生を求めています。
- 知識・技能
学部・学科で学ぶために必要な知識と基礎技能を身につけているか。 - 自主・自律
主体的に学ぶ姿勢があるか、自分の目標に向けて努力する力があるか。 - 協働・調和
他者と協力しながら課題に取り組む意欲があるか。
受験する学科によって求められる人物像が異なるため、大学全体の方針だけでなく、必ず「学科別アドミッション・ポリシー」も確認することが大切です。
入試概要と特徴(2026年度)
昭和女子大学の入試は次の4つの方式で構成され、それぞれ評価ポイントが異なります。
① 総合型選抜
- 実施:10月
- 書類・課題・面接・学科別試験(適性・小論文)で総合的に評価
- 初等教育学科・現代教養学科は専願制
- 合格者は入学前に「入学準備教育(英語e-learning必須)」を受講
総合型選抜は学力試験だけで測れない意欲や適性が重視されるため、個性をアピールしたい人に向いています。
② 公募制推薦(基礎学力テスト型・総合評価型)
- 実施:11月23日
- 外部英語検定の「みなし得点採用」で有利になる制度あり
基礎学力テスト型
- 国語・数学から1科目+英語1科目
- 偏差値換算で選考
- 英語4技能検定で外国語免除可能(高得点みなし)
総合評価型
- 評定平均3.4以上(例外あり)
- 書類、小論文、適性テスト、面接で評価
- 出願資格のハードルに注意
③ 一般入学試験(A日程・B日程・3月期)
- 科目試験を偏差値換算し、相対的な位置で合否判定
- 最大3科目受験→得点の高い科目で判定
- A/B日程は主体性評価を反映
- A日程は全国10会場で実施(大宮会場は先着順)
「高得点の取りやすい科目を増やす」戦略を取れるのが強みです。
④ 共通テスト利用(I・II・III期)
- 共テ2科目で判定
- 英語4技能検定活用方式あり
- 検定料割引で複数学科に出願しやすい
共通テストと相性が良い人、学力に自信がある人に向いている方式です。
詳細や最新の情報を得るために必ず大学の公式サイトや募集要項を確認するようにしよう。
合格のための重要な対策(全方式共通)

大学理念・学科方針の理解
昭和女子大学では「理念理解」が他大学以上に重視されます。
面接・書類・小論文のすべてが、建学の精神・教育目標との整合性を問う形式になっているため、自分の志望理由を深く掘り下げる必要があります。
英語4技能の活用が必須レベル
総合型・推薦・共テ利用のほとんどで、外部英語検定が「加点」「試験免除」の対象になります。
英検・TOEFL・IELTSなどのスコアを持っていると圧倒的に有利です。
入学準備教育(英語e-learning)への理解
昭和女子大学は入学後の英語教育に力を入れており、合格後に英語学習の課題を課します。
大学側の重視度の高さから、英語への意欲も評価されるポイントと考えるべきです。
試験方式ごとの具体的な対策
総合型選抜の対策
総合型選抜では「志望意欲」「論理的思考力」「主体性」が最も重視されます。
● 書類・課題の対策
- 自己報告書・人物紹介書は1次選考で50点の評価
- 学科ごとの課題を徹底準備
- 小論文では問題の背景理解+根拠のある提案が必須
- デザイン系は即日課題・制作の練習が重要
- 英語や資格の取得で10点の加点が狙える
● 面接の対策
- 書類と矛盾しない回答が必要
- 志望理由とアドミッション・ポリシーの一致
- 国際学部は英語質問の可能性あり
- 心理・食・栄養・ビジネス系は基礎知識の確認が入る場合あり
公募制推薦の対策
● 基礎学力テスト型
- マーク式の国語/数学/英語の対策が主軸
- 外部英語検定でみなし得点を確保
- 活動報告書も評価対象
● 総合評価型
- 評定3.4以上が必要(例外あり)
- 小論文・適性テストは学科ごとに形式が異なる
- 面接は志望理由+将来像が問われる
一般入学試験の対策
一般入試では「偏差値換算での相対評価」が特徴です。
● 得点源科目の強化
- 3科目受験することでリスク回避
- 国語は記述問題対策が必須
- 英語は長文読解が中心
● 主体性評価で合否が変わる
- ボーダーライン帯(95〜105%)の受験生は
出願時に登録した「主体性の経験」が得点化 - リーダー経験や行動力を言語化しておく
共通テスト利用の対策
- 共テ対策は早期から基礎固めが重要
- 英語4技能試験活用方式を狙うなら英検準1級レベルが有利
- I〜III期で複数学科に出願できるため併願戦略を立てやすい
併願校の候補

昭和女子大学と学部構成・難易度が近い大学を中心に選定しています。
● 女子大学(相性が良い)
- 日本女子大学
- 大妻女子大学
- 共立女子大学
- 東洋英和女学院大学
● 共学(学部の重なりが多く、併願しやすい)
- 成城大学
- 駒澤大学
- 東海大学
- 玉川大学
- 帝京平成大学
昭和女子大学は志望理由や面接・書類の比重が高いため、併願校も「志望理由の方向性が近い大学」を選ぶと相乗効果が生まれます。
志望理由書の書き方ルール|評価される志望理由書に共通する7つのポイント
まとめ:昭和女子大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
昭和女子大学は、多様な入試方式と独自の評価方法を取り入れており、「自分の強みをどの方式で出すか」を戦略的に考えることが合格の鍵となります。
特に総合型選抜や公募推薦では、学科のアドミッション・ポリシー理解、英語4技能検定の活用、提出書類の質が大きく結果を左右します。
一般入試でも、偏差値換算による相対評価や主体性評価など他大学にはない制度があり、早期に制度を理解して対策を始めることが重要です。
併願戦略も含めてしっかり準備し、自分の強みを最大限に活かせる受験方式を選びながら、昭和女子大学合格を目指しましょう。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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