東京農業大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
大学選びにおいて、学力だけでなく、大学の理念や教育内容も重要な判断材料です。
東京農業大学は、農学を中心に「生命・食料・環境・健康・エネルギー・地域創成」など、人類の根幹に関わる分野を学べる人気大学のひとつ。
この記事では、東京農業大学の偏差値・共通テスト得点率・入試制度・併願校・合格対策を総合的にまとめます。
受験を検討する人の参考になれば幸いです。
東京農業大学とは?理念と特徴
東京農業大学(TUA)は、1881年創立の私立農学系大学で、
「農と生命を科学することで“生きる”を支える」ことを教育理念としています。
自然・人間・社会の調和を目指し、国内外で活躍する研究者・実践者を数多く輩出しています。
偏差値・共通テスト得点率

(出典:パスナビ)
| 学部名 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 農学部 | 69〜80% | 45.0〜52.5 |
| 応用生物科学部 | 71〜81% | 50.0〜52.5 |
| 生命科学部 | 72〜81% | 50.0〜55.0 |
| 地域環境科学部 | 67〜76% | 40.0〜47.5 |
| 国際食料情報学部 | 67〜78% | 45.0〜50.0 |
| 生物産業学部 | 58〜64% | 35.0〜40.0 |
💡 難易度の目安
- 最難関は「生命科学部」で偏差値55前後。
- 農学・応用生物・国際食料情報は中堅レベル。
- 北海道キャンパスの「生物産業学部」は比較的入りやすい傾向です。
東京農業大学のアドミッション・ポリシー(求める学生像)
東京農業大学は、「生命・食料・環境・健康・エネルギー・地域創成」を主要テーマとし、
農学を通じて持続可能な社会づくりに貢献できる人材を育成します。
大学全体で求める人物像
- 基礎学力と知識:理科(生物・化学)や英語などの基礎力を有する。
- 強い関心と意欲:「農」「生命」「環境」「健康」などの分野に関心を持ち、社会貢献への志がある。
- 協働的な学び:実験や実習に積極的に参加し、多様な人々と協働できる。
- 論理的思考力と表現力:自分の考えを整理し、わかりやすく伝える力がある。
各学部でも、これらを基盤に専門的な興味・適性を持つ学生が求められます。
東京農業大学の入試制度まとめ

一般選抜(A日程・B日程)
- 試験科目:3科目型(英語+選択Ⅰ+選択Ⅱ)
- 配点:300点(各科目100点)
- 特徴:英語は全学科必須。数学・国語・理科・地歴公民から選択可。
- 受験日自由選択制:3日間のうち任意の日を選択可能。複数学科併願も可。
大学入学共通テスト利用選抜
- 方式:共通テストの得点のみで判定。
- 型:4科目型(800点)/3科目型(600点)/2科目型(400点)
- 換算方法:英語・国語は200点満点に換算。他科目は素点×2。
- 併願可:同一学科で複数型の併願、一般選抜との併願も可能。
- 特待生制度:前期4科目型で高得点者に奨学金制度あり。
学校推薦型選抜(公募制)
- 出願期間:11月上旬
- 試験内容:書類審査+口頭試問(面接)
- 評定基準:3.5以上(生物産業学部は3.3以上)
- 専願制:合格後は入学が前提。
- 特例:「毎日農業記録賞」受賞者などは成績基準免除。
総合型選抜(AO入試)
- 書類審査+面接を総合評価。アドミッション・ポリシー理解が必須。
- 代表的な方式:
- 総合型選抜(全学部/生物産業学部併願型)
- 東京農大ファミリー(卒業生子孫対象)
- 高校で学んだ実践スキル(農業高校対象)
- 「実学主義」「地域貢献」「チャレンジ精神」が評価の軸。
最新の情報を得るための必ず大学の公式サイトや募集要項を確認するようにしましょう。
合格するための対策法
東京農業大学の合格対策は、
「基礎学力の徹底」+「農学分野への強い関心と論理的思考力のアピール」の二本柱です。
一般選抜・共通テスト利用選抜(学力試験対策)
① 基礎学力と知識の徹底
- 生物・化学は必須レベル。公式暗記よりも仕組みの理解が鍵。
- 数学・英語の基礎力も重要。語彙・文法・計算処理を徹底。
② 一般選抜の攻略
- 英語は全学科必須。読解・文法・整序の基礎を固める。
- 選択Ⅰ(国語or数学)は得点安定科目を選択。
- 選択Ⅱは理科・地歴公民から学科指定科目を確認。
- 各科目で7〜8割の安定得点を目指す。
③ 共通テスト利用の戦略
- 得点換算ルール(素点×2・200点満点)を理解しておく。
- 得点上位科目採用を狙うため、複数科目を受験。
- 高得点者には特待生奨学金制度もあり、4科目型での挑戦も有効。
学校推薦型・総合型選抜(人物評価対策)
① アドミッション・ポリシー(AP)の理解と接続
- 志望理由書や面接では、大学が掲げる「農」「生命」「環境」への関心と社会貢献意識を自分の体験と結びつけて語る。
- 「PREP法(結論→理由→具体例→結論)」で整理して話す練習を。
② 口頭試問(面接)の強化
- 学科の専門性に即した回答を準備。
- 例:栄養科学科→健康支援への意欲
- 生産環境工学科→環境配慮型農業への関心
- 生物産業学部→地域貢献やフロンティア精神を強調。
③ 評定平均と特例対策
- 公募制は3.5以上が目安(生物産業は3.3以上)。
- 「農業記録賞」「農業技術検定3級以上」取得で基準免除の特例あり。
過去問を使った合格対策法
- 最新5〜7年分を解く:出題傾向の変化を把握。
- 1周目=傾向分析:出題テーマ・形式を理解。
- 2周目=本番シミュレーション:制限時間内で解く練習。
- 3周目=弱点補強:間違えた理由を「知識・理解・ミス処理」で分類。
- 年度比較でテーマ変化を分析(例:近年は実験考察問題が増加)。
- 推薦・AO志望者も、小論文や面接の出題傾向を把握するために過去テーマを確認。
併願校の候補

東京農業大学の志望層が多く受験する、同レベルまたは近い分野の大学は以下の通りです。
偏差値55前後(挑戦校)
- 明治大学 農学部
- 法政大学 生命科学部
- 近畿大学 生物理工学部
- 日本大学 生物資源科学部
偏差値50前後(本命・同レベル)
- 東海大学 生物学部
- 酪農学園大学 農食環境学群
- 玉川大学 農学部
- 名城大学 農学部
偏差値40前後(安全校)
- 尚絅学院大学 地域総合学群
- 北海道科学大学 未来デザイン学部
- 仙台大学 健康福祉学部
- 東京情報大学 総合情報学部
💡 農学・生命・環境系を軸に「得意科目」や「キャンパス立地」で選ぶと効果的です。
まとめ:東京農業大学に合格するには?偏差値・共通テスト得点率・併願校・対策まとめ
東京農業大学は、「学力+意欲+協働性」を総合的に評価する大学です。
過去問による出題傾向の把握、アドミッション・ポリシーの理解、そして明確な志望動機が合格のカギ。
合格へのロードマップ
| 時期 | 重点対策 |
|---|---|
| 高2冬〜高3春 | 基礎学力の徹底(英・数・理) |
| 夏〜秋 | 過去問5年分分析+模試演習 |
| 秋〜冬 | 志望理由書・面接対策・出願準備 |
| 試験直前 | 弱点補強+時間配分練習 |
東京農業大学を目指す皆さんへ。
農・食・環境・生命の分野で社会に貢献したいという熱意を忘れず、
自分の得意分野を磨き上げてください。
その努力がきっと、「合格」という実りにつながります。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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