青森県立保健大学は【難しい】?ネット上で「難しい」と言われている理由を考察
大学選びにおいて「難しい」という言葉は多義的です。
単に学力面での入試難易度を指す場合もあれば、倍率や試験方式の特性、さらには卒業後の進路に直結する専門性の高さを意味することもあります。
「青森県立保健大学 難しい」と検索する受験生や保護者は、「入試突破が難しいのか」「勉強内容が厳しいのか」「就職実績に影響するのか」といった疑問を抱いているケースが多いでしょう。
本記事では、青森県立保健大学について、なぜ「難しい」と言われているのかを倍率・入試制度・大学概要・難易度・就職先の観点から整理し、受験生にとっての判断材料を提示します。
青森県立保健大学は倍率が高くて難しい
まず注目されるのは、入試の倍率です。
2024年度の一般選抜(前期・後期)の倍率は以下の通りです。
- 看護学科 前期:2.0倍 後期:4.9倍
- 理学療法学科 前期:3.4倍 後期:4.6倍
- 社会福祉学科 前期:1.4倍 後期:1.0倍
- 栄養学科 前期:2.2倍 後期:3.2倍
このデータから分かるように、特に看護学科・理学療法学科の後期試験は5倍近い倍率となっており、非常に厳しい競争が繰り広げられています。
社会福祉学科は一見すると穴場に見えますが、2023年度の後期は3.5倍と高倍率だったため、年によって大きく変動します。
学部よっては定員が少なく、地域枠的な役割を担うため、少しの志願者増で倍率が急上昇します。
そのため「青森県立保健大学は倍率が高くて難しい」と言われるのです。
青森県立保健大学は2次試験での逆転が難しい

青森県立保健大学の一般選抜は、共通テスト+2次試験(小論文・面接)で合否を判定します。
配点比率を見ると、学科によって異なりますが、2次試験の比率は20%〜33%程度に留まります。
つまり、共通テストで大きく得点を稼げないと、2次試験での逆転合格は難しい仕組みです。
しかも2次試験は学力テストではなく、小論文や面接中心であるため、得点差が大きく開きにくいという特徴があります。
そのため、受験生にとっては「共通テストでの出来がほぼ合否を左右する」というプレッシャーが大きく、難しいと感じる要因になっています。
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青森県立保健大学とは

ここで大学の基本情報を整理しておきましょう。
- 所在地:青森県青森市大字浜館字間瀬58-1
- 設立:1999年(創立・設置)
- 大学種別:公立大学
- 学部構成:健康科学部(単科大学)
- 看護学科
- 理学療法学科
- 社会福祉学科
- 栄養学科
公立大学という性質上、県内出身者の比率が高いことも特徴です。
また、医療・福祉系の専門学科だけで構成されているため、大学生活全体が「保健医療福祉分野への道」に直結しています。
青森県立保健大学の難易度は

青森県立保健大学の健康科学部の難易度を、共通テスト得点率から見てみましょう。
- 共通テスト得点率:45%〜55%
一見すると「国公立大学の中では入りやすい」と感じる人もいるでしょう。
しかし、医療・福祉系の大学は実学的で専門性が高く、入学後の学習・実習の負担は大きいため、合格した後の学びのハードルも高いといえます。
また、倍率が高いために「偏差値や得点率以上に合格の難しさを実感する」ケースも多いのが実情です。
卒業生の就職先は

青森県立保健大学を卒業した学生は、地元の医療機関・福祉施設を中心に、全国の病院や企業にも就職しています。
主な就職先は以下の通りです。
- 青森県病院局
- 八戸市立市民病院
- 青森県職員
- 東京都立病院機構
- 東京大学医学部附属病院
- 国立がん研究センター
- 渓仁会
- 福寿会
- エームサービス
- 秋田県教育委員会
- 松田病院 など
医療・福祉・行政・研究機関など進路は多岐にわたり、資格取得と就職の安定性が強みです。
特に看護師、理学療法士、管理栄養士、社会福祉士などの国家資格取得に直結している点が受験生に人気の理由でもあります。
まとめ:青森県立保健大学は【難しい】?ネット上で「難しい」と言われている理由を考察
青森県立保健大学が「難しい」と言われる理由は、主に以下の3点に集約されます。
- 倍率が高く、年度によっては後期で5倍近い激戦になる
- 共通テスト重視の入試制度で、2次試験による逆転が難しい
- 専門性が高く、入学後も学業・実習の負担が大きい
しかし一方で、就職先は安定しており、地域の医療・福祉を支える人材として活躍できる将来性が大きな魅力です。
「青森県立保健大学 難しい」と不安を抱く受験生も多いでしょうが、入試制度の特性を理解して共通テスト対策を徹底すること、小論文・面接で自分の思いや適性を的確に表現することが合格への近道です。
最後に強調しておきたいのは、過去問演習を通して出題傾向を把握することの重要性です。
公式サイトには最新の入試要項が公開されていますので、必ず確認して学習計画に取り入れることをおすすめします。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。



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