愛知大学は「東京」でいうと?「関西」でいうと?偏差値・共通テスト得点率から比較
大学選びにおいて、「この大学は東京でいうとどのレベル?」「関西の大学に置き換えるとどのあたり?」と考える受験生や保護者は少なくありません。
特に地方私立大学の場合、全国的な立ち位置が分かりづらく、不安を感じるケースも多いでしょう。
本記事では、愛知大学について、偏差値・共通テスト得点率(パスナビ)をもとに、
東京の「日東駒専」、関西の「産近甲龍」と比較しながら、その難易度と立ち位置を客観的に解説します。
結論:愛知大学は「東京・関西の中堅上位私大」と同水準
結論から言うと、愛知大学の入試難易度は以下のように整理できます。
- 東京でいうと:日東駒専の中位〜上位学部クラス
- 関西でいうと:産近甲龍の標準〜やや上位学部クラス
特に法学部・経済学部・国際コミュニケーション学部は、共通テスト7割前後・偏差値50前後で安定しており、全国的に見ても「中堅上位私立大学」と評価できる水準です。
愛知大学の偏差値・共通テスト得点率

まずは、愛知大学の学部別データを整理します。
(出典:パスナビ)
学部別 入試難易度一覧
| 学部 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 法学部 | 69%〜75% | 50.0〜52.5 |
| 経済学部 | 68%〜74% | 50.0〜52.5 |
| 経営学部 | 64%〜75% | 47.5〜52.5 |
| 国際コミュニケーション学部 | 68%〜75% | 50.0〜52.5 |
| 文学部 | 62%〜74% | 45.0〜52.5 |
| 地域政策学部 | 61%〜72% | 42.5〜50.0 |
| 現代中国学部 | 62%〜68% | 40.0〜42.5 |
このデータから分かる通り、主要な文系学部は「偏差値50前後・共通テスト7割前後」に集中しています。
東京でいうと?日東駒専との比較
日東駒専とは
日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)は、首都圏を代表する中堅私立大学群です。
難易度の比較
- 日東駒専:偏差値 47.5〜57.5 前後(学部差あり)
- 愛知大学:偏差値 40.0〜52.5、共通テスト 61〜75%
このことから、
- 愛知大学の法・経済・国際系学部
→ 日東駒専の中位〜上位学部に相当 - 愛知大学の地域政策・現代中国学部
→ 日東駒専の中でも比較的入りやすい学部帯
と位置づけるのが妥当です。
評価のポイント
全国的な知名度では日東駒専がやや有利ですが、東海地方での就職・公務員実績を含めて評価すると、愛知大学は日東駒専と同等クラスと考えて差し支えありません。
関西でいうと?産近甲龍との比較
産近甲龍とは
産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)は、関西圏の中堅上位私立大学群です。
難易度の比較
- 産近甲龍:偏差値 47.5〜55.0 前後
- 愛知大学:偏差値 40.0〜52.5、共通テスト 61〜75%
このレンジを見ると、
- 愛知大学の法・経済・国際コミュニケーション学部
→ 近畿大学・龍谷大学の標準〜やや上位学部と近い - 愛知大学の文・経営学部
→ 産近甲龍の平均的な学部帯 - 現代中国・地域政策学部
→ 産近甲龍の中ではやや入りやすいゾーン
という対応関係になります。
なぜ「愛知大学は評価が分かれやすい」のか

愛知大学は、偏差値だけを見ると全国的には中堅クラスですが、地域評価と就職実績が非常に強いという特徴があります。
- 公務員合格者数が多く、行政・自治体との結びつきが強い
- 東海地方の金融機関・地元企業への就職実績が豊富
- 名古屋駅近郊(ささしまライブ)に主要文系学部が集約された都市型キャンパス
そのため、
「東京や関西の偏差値序列だけで測ると普通」
「東海地方での実力・評価まで含めるとワンランク上」
というギャップが生まれやすい大学と言えます。
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まとめ|愛知大学は「東京」でいうと?「関西」でいうと?偏差値・共通テスト得点率から比較
最後に、本記事の結論を整理します。
- 愛知大学はFランではない
- 難易度は
- 東京でいうと「日東駒専の中位〜上位」
- 関西でいうと「産近甲龍の標準〜やや上位」
- 特に法・経済・国際系は共通テスト7割前後が必要な中堅上位私大
- 東海地方での就職・公務員志向なら、全国私大と比べても十分に競争力がある
「東京でいうと?」「関西でいうと?」という疑問に対しては、数字で見れば日東駒専・産近甲龍クラス、地域評価まで含めればそれ以上に感じる人も多い大学、それが愛知大学の実像です。
私は、新卒から約20年大手大学受験予備校の職員として働いておりました。現役生や浪人生、国公立医学部を受験する生徒から私立文系を受験する生徒まで、数千名の生徒と向き合ってきました。受験校の相談や学習方法の相談、受験勉強の息抜きなどさまざまな相談、時には生徒から教えてもらうことも。今までの経験を少しでも受験生に役立つ情報をお届けできたらと思っています。


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